出島~ 世界都市長崎の出島和蘭商館跡!歴史の教科書に載ってたあの島です!!
鎖国時代、日本で唯一ヨーロッパに開かれていたのがここ出島(でじま)! 異国情緒が香る NAGASAKIの象徴!!
扇形の人工島・出島(でじま)
出島 - 鎖国中の唯一の貿易地
出島(国指定史跡「出島和蘭商館跡」)
令和2年(2020年) 2月2日 村内伸弘撮影
コンフォートホテル長崎で迎えた朝
うれしー!ソーセージたっぷり
今日は念願の「出島」見学です。
出島は日本や日本人にとってただ一つ「世界」だった場所です!!
鎖国時代、世界に開かれた唯一の窓口
出島(でじま)
国指定史跡(出島和蘭商館跡)。鎖国時代の約200年間、日本で唯一西洋に開かれていた貿易の窓口でした。19世紀、島内には住居や料理部屋、蔵、番所など 49棟もの建物があり、現在そのうちの 25棟を復元させるための事業が進んでいます。明治期にその役割を終え、陸地の中に埋もれ、人々の記憶からも消えかけていましたが、今から約60年前に長崎市が出島の復元に着手しました。
長崎旅ネットより引用
出島の歴史
寛永13年(1636年)に築造された出島は、安政6年(1859年)、オランダ商館が閉鎖される 218年間に渡り、わが国で唯一西欧に開かれた窓として日本の近代化に大きな役割を果たしてきました。ここでは、出島の誕生から終焉までの歴史をご紹介します。
出島公式ホームページより引用
ジャジャーーン
出島(でじま)です!
学生の頃、教科書で見たあの出島です!
中島川越しに出島が見えてきました!!
コンフォートホテルから歩いてすぐなので、すぐに到着です
現護岸線と旧護岸線が比較できるボード
江戸時代の護岸線
出島と江戸町
出島図 ライデン国立民族学博物館
江戸時代の出島橋
出島表門橋
この出島表門橋を渡ればそこはあの「出島」です。この場所こそが我が祖国・日本の近代化の原点だと思います。
出島表門橋は 2017年、約130年ぶりにかかった架け橋です
日本とオランダ、日蘭交流の架け橋です!
中島川に映った出島表門橋
表門が橋の奥に見えています(中央・表門ゲート)
世界へつながる出島へようこそ
世界の人々を魅了した貿易品の数々、心ときめく文化交流の世界をご体験ください。
出島の地形と同じ扇形の看板
ちなみに長崎市では出島の形をしたバイクのプレートも存在していますw
出島インフォメーション
出島全体案内図
黄緑が幕末の復元建物 青とピンク、紫が鎖国期の復元建物
門番でしょうか?記念にパチリ~
出島の入場券
それでは出島内の散歩開始!
日本が国を閉ざしていた時代、ここ出島にはヨーロッパから最新の文物が入ってきました。最先端の情報や文化がここから日本国内に入っていきました!
幕末の復元建物 旧石倉(考古館)
昔は「島」だった出島もいまではこのように長崎市の陸地の一部になっています。
商館員の食事の痕跡
おーっ!丸山の遊女だと思います!!
石崎融思「デ・フィレニューフェ夫妻図」
フランス人画家であったデ・フィレニューフェの妻ミミさんがすっごくステキ!!
丸山遊女とデレデレする商館員
商館員は出島(狭い!)の外に出られなかったみたいなので、気持ちはわかります。
フリューゲル・グラス
ヴェネツィア様式の高級なガラス器
染付芙蓉唐草に VOCマーク入り皿
VOCとはオランダ東インド会社(Verenigde Oost-Indische Compagnie)の略です。オランダ東インド会社も教科書で習う名前ですよん 笑
お慶さんとテキストル
染付西洋風景図皿
このお皿、絵柄が牧歌的ですごい魅力的でした
イギリス・ヨークシャーの風景を描いた名品
明治期の洋風建物 旧長崎内外クラブ 明治36年(1903年)建築
旧長崎内外クラブの建物、シンプルで個性的です。
明治期の洋風建物 旧出島神学校(出島資料館本館) 明治11年(1878年)建築
この旧出島神学校の建物もいいな~
塔もすてきだし、壁もすてき。
細かい作りや装飾もすてきー
旧出島神学校
※日本で最初に設立されたキリスト教プロテスタントの神学校
キリスト教禁止の高札が撤去されると、出島の中にも教会建築が建てられました。
おもしろい電子写真がありました
「時勢に応じて自分を変革しろ」だそうですw
この Vサインの人の言葉じゃありません、幕末の志士・坂本龍馬の言葉です。龍馬の言葉には重みがあります。
明治10年代中頃の出島(ドンの山から見た出島と長崎港)
長崎LOVERS
長崎 教会 LOVERS
2017年(平成29年) 出島表門橋が開通
旧長崎内外クラブ
Holland(オランダ) ミッフィー
長崎はオランダと密接な関係があり、ミッフィーはそのオランダ生まれのキャラクターです。
鎖国期の復元建物 組頭部屋・鋼蔵
棹銅入箱
御用棹銅百斤入 住友吉次郎 吹納と箱書きされています
銅は出島の主要な輸出品だったようです
花唐草文様更紗のふすま
すばらしい柄です
模型のふすまと実際に再現された柄(花唐草文様更紗)
鎖国期の復元建物 乙名(おとな)詰所
旧出島橋模型
鎖国期の復元建物 筆者蘭人部屋
ビビビビビビ、、、着物美女ズを発見っ!!
出島の街並みには着物美人がよく似合ふ
奥にそびえるビルが残念wでしたが、着物の女性たちが入ると本当に江戸の昔にタイムスリップしたような気になりました
色絵牡丹文欧字入手付瓶 肥前有田
Aはオランダ語で、酢(Azijn)を意味するそうです
「カピタン江戸へ行く」模型
参勤交代みたいなもんでしょうか?オランダのカピタンも江戸へ行ってたみたいです
カピタン江戸へ行く
日本とつながる出島
19世紀初頭の街並みが復元された復元ゾーン
鎖国期の復元建物 十六番蔵と時の鐘
時鐘
鎖国期の復元建物 拝礼筆者蘭人部屋
出島の三学者
出島の三学者はケンペル、ツュンベリー、シーボルトらしいです
ヅーフ・ハルマ(ドゥフ・ハルマ辞書)
蘭学事始
杉田玄白
蘭学の発展は、長崎から始まり、江戸、京、大阪へと広がっていきました。
平賀源内(Hiraga Gennai)
享保13年(1728年)~安永8年(1779年)
西洋の技術のなかには、日本の職人の手により、独自の発展を遂げたものもありました。
シーボルトの「日本植物誌」 ツバキがとても美しいです!!
鎖国期の復元建物 カピタン部屋の三角階段
貿易港長崎の誕生
鳥の羽で作られた羽根ペン
出島オランダ商館長 ヘンドリック・ドューフとヤン・コック・ブロムホフのイラスト
オランダのアジアへの進出
連合オランダ東インド会社の設立
上: 17世紀頃の出島 下: 19世紀初頭の出島
17世紀頃の出島 モンタヌス「オランダ東インド会社 日本遣使録(けんしろく)」より「出島図」
19世紀初頭の出島 伝川原慶賀筆「長崎出島之図」
この図を見ると扇形の埋め立て地・出島の様子がよくわかります
オランダの三色旗が翩翻と翻っています!!まさに出島です!!
オランダ船模型
オランダ船模型 17世紀後半頃のフルート船
ブロムホフが持ち帰った和傘
この和傘、僕もほしい!
ブルーがすっごくキレイ!様々な花もステキだし!!
鎖国期の復元建物 乙名部屋
VOCのマークが入った青銅製大砲 ブロンズ製12ポンド砲
オランダ船がかっこいい!!
鎖国期の復元建物 料理部屋
オランダ人たち料理してます
出島って見応えあります。
出島後半は次の記事で♪♪
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