鳩摩羅什/クマーラジーヴァが漢訳したこの言葉は、僕の人生を変える強烈な磁力とインパクトを持って迫ってきました！

NHKこころをよむ「法華経」のカセットテープ
法華経  第二十回 人間礼拝（にんげんらいはい）

常不軽（じょうふきょう）

「常不軽」というこの言葉をあなたは聞いたことがありますか？

仏教の「法華経」不軽品第二十の中に出てくる菩薩（ぼさつ）の名前です。この経典を漢訳した鳩摩羅什（くまらじゅう）が考えて訳し、この世に生み出した言葉です。

「常不軽」という言葉の何がすごいのか？

人間を礼拝（らいはい）するところです！！
しかも！すべての人を漏れなく礼拝（らいはい）するところです。

「常不軽」とは他人を軽んじることがないという意味なのです！ただひたすら他者を礼拝し、他者を信じ切ることなのです！人間への絶対信頼の意味が込められている激烈な言葉なのです！！

この菩薩は逢う人ごとにうやうやしく合掌礼拝し、他人を軽んじることがなかった。決して他人を侮（あなど）ることがなかった。コレって本当に本当にすごいことです！強烈な生き様です！！！！

偉い人を軽蔑しないとか、誰か一人だけを軽蔑しないってのは誰でもできるんです。常不軽菩薩の凄いところは "逢う人ごとに"って部分です。"逢う人すべて"ってところが偉大なんです！！！！！！

要するにこの星に生きるすべての人を尊敬する。すれ違うすべての人に敬意を払う。生きとし生けるすべての人間を敬う！崇拝する！！

こんなことあなたできますか！？

みる人を 常に軽めぬ こころこそ  ついには仏の 身にはなりぬれ 

赤染衛門（平安時代の歌人）

できないんですよ。人間は。
普通の人間は、コレ絶対にできないんです。

他人を見下すんですよ、人間は。
他人を無視するんですよ、人間って。
他人を見くびったり、他人をないがしろにするんです、人間って生き物は、、、

でも、常不軽菩薩はまったく違う

他人を尊重するんです！
他人を大切に大切にするんです！
他人を重んじたり、他人を思いやったり、応援して励ますんです！！
しかも、一人残らずすべての人に対してです！！！！

老若男女、ありとあらゆる人々を礼拝（らいはい）するんです！
すべての人間に向かって手を合わせ拝むんです！！

僕は常不軽菩薩に一歩でも近づきたい。たとえわずかでも前進したい。

なぜならば

なぜならば

このブログサービス「ムラゴン」の理想こそが、「常不軽」だからです！よく考えてみたら、まったく同じ思想でした（＾＾）/

みんな人間、あなた宝物。
「ムラゴン」の理想は、まさに人間礼拝だったのです！！！！！！！！！！

4月1日。
新しい期が始まる日。
我ながらとってもステキな記事が書けました☆
ありがとうございました♪♪

合掌礼拝

"諸経の王" 法華経

NHKこころをよむ「法華経」のテキスト 

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