天理教神殿の聖地「ぢば」参拝。天理市は日本最大最高の宗教都市
神殿(天理教教会本部)の「ぢば」にお参りしました。天理王命/てんりおうのみことや教祖/おやさまにお参りしました。本部神殿は 365日24時間開かれていて誰でも自由に参拝できます♪♪
天理教 神殿(天理教教会本部)
天理教 教祖殿
天理に出た虹!
若い天理教信者の皆さん
天理よろづ相談所病院「憩の家」
天理駅 南団体待合所の案内板
令和5年(2023年)8月10日 村内伸弘撮影
人間は、そもそも仲良く陽気に暮らすために創造された存在で、人生の目的は「陽気ぐらし」にある。
天理教ホームページより引用
近鉄に乗って、近鉄天理駅で下りました。
宗教都市「天理(てんり)」を歩くためです。
まあ、天理という宗教の名前がそのまま市の名前になってるんですから、単純にすごいですよね!!
近鉄の路線図には天理教本部のイラストも載っています
近鉄駅ホームの天理大学の看板
天理市の地図
天理駅からまっすぐ歩けば、天理教の神殿に突き当たりそうです
天理教教会本部(神殿/ぢば)付近の地図
天理教校学園や病院関連の地図
天理高校の地図
ありました!高校野球の強豪校 天理高校です!!!!
絶対立ち寄りたいと思います。池田高校、松山商、明徳、平安、長崎海星などなど、僕は全国に旅するとその土地土地の甲子園の強豪校を訪ねてしまうんです 笑
天理を知らない高校野球ファンはいませんからね~
訪問はマストですw
天理駅
天理駅からまっすぐ東(地図の上の方角)へ歩いています
街中には「天理教」の文字が溢れています
天理教 大鳥詰所
詰所(つめしょ)とは日本各地から天理を訪れる信者さん達が宿泊する施設のことです
天理バイオレット!文字がムラサキ色なのが天理っぽいでしょ~
信者部第二宿舎と書かれています
「信者」という単語が街中にあふれているのもスゴイと思います
おー!いきなり
天理よろづ相談所病院「憩の家」
この建物インパクトがすごいです。天理の病院です。
旧天理教校学園高等学校
「憩の家」
「憩の家」
巨大な神社のような建物がとにかく威容です!!
しばらく歩くと今度はとんでもなく広い広場にたどり着きました!
天理教本部
広大な敷地に神社のような和な建物があります
どんどん進みます
西回廊の楼門
建物と建物の間はこういう回廊でつながっているみたいです
西回廊をくぐると中庭があり、左に祖霊殿、左奥に教祖殿がありました
左:祖霊殿 左奥:教祖殿
右には神殿や礼拝場がありました
神殿/ぢばを取り囲む礼拝場
びっくりです!
こんな場所があったとは!!
生まれて55年間、こんな広大で神聖な場所があるなんてまったく知りませんでした
天理教 神殿(北礼拝場)
天理教 教祖殿
見て下さい!この広さ!!
向こうの建物も天理教の建物です。日が当たっている向こうの山々の景色もすばらしいです!
教祖殿のドアップ写真をご覧ください
瓦も天理の紋章「梅鉢」になっています
回廊は神殿と東西南北の礼拝場、教祖殿、祖霊殿を結んでいて 1周約800メートルもあるそうです
聖地「ぢば」とは
人間創造の元の地点
創造主である神様のお名前を、「天理王命(てんりおうのみこと)」と申します。私たち人間を生み育ててくださった親なる神様という意味で、「親神(おやがみ)様」とお呼びします。
そして人間創造の際に、最初に宿し込まれた地点を「ぢば」と言います。
現在その地点には、人間創造の元なる地点の証拠として「かんろだい」が据えられ、礼拝の目標としています。
親神様は、この「ぢば」にお鎮まりくださっています。
「ぢば」は、すべての人間の魂の故郷。「ぢば」を訪れることを、里に帰る意味を込めて「おぢばがえり」と言います。
「ぢば」の一帯は、もとは大和の国の庄屋敷村(しょやしきむら)(現在の天理市三島町)という小さな村でしたが、やがて多くの人々が寄り来るようになり、今では「親里(おやさと)」と呼び親しまれています。
人間創造の元の場所である聖地「ぢば」を中心に、天理教教会本部の神殿が建っています。
天理教ホームページより引用
神殿の「ぢば」にお参りしてみました
東西南北の礼拝場にはいろんな方がいて、みな熱心にそれぞれおつとめをしていました。
「ぢば」に向かって若い女性 3人が正座をし、美しい声で「あしきをはろうて たすけたまへ てんりおうのみこと♪♪」などと歌って、手振りをしながらおつとめをしていました。
その悪しき祓いの地歌の旋律がうつくしいのなんの!僕は思わず聞き惚れてしまいました!!天理教のイメージはみなさん優しい人というイメージだったんですが、ほんとこの歌の調べはすばらしいです!!!!!
時間帯なのかなんなのか?やたらと若い人が神殿を訪れてはこの歌を歌うのです、やわらかい手ぶりを入れて歌うんです。20歳前後の 100人ぐらいの若者が集団で来て、明るく、礼儀正しくこの天理教の儀式を始めた時には衝撃を受けました!!
令和の世に、みんなでお揃いの天理教のハッピを着て、歌いながら、お手振りをしながら、おつとめをする。男性も女性も、みんな若い!どういうことなんだろう!?お寺も神社も教会も、他にこんなに若い人が多いところは見たことありません。
これから急激な衰退が予想されている新興宗教の中で天理教は横ばいで信者が減らないという記事を読んだことがあったんですが、この若々しい光景を見て、僕はうなづきました。
100人の若者が一斉に手を 4回たたきました。天理教の拍手は 4回みたいです。この四拍手が見事に揃っていて、威厳があって、やさしくって、後ろで見ていて、この子たちは "ニッポンの宝"だと心底思いました!
こういう若人が日本にいるならば、この国は大丈夫だ
僕はそう感じて、感動しました!!
神殿/ぢばを取り囲む東礼拝場
若者たちのおつとめが終わったので、僕も一緒に礼拝所から外に出ました
すると!!
天理の街に虹がかかっていました!!
もう奇跡としかいいようがありません!!
おつとめを終えた若者たちも出てきました
この虹は、この若者たちを祝福しているのです!美しい人間たちをお祝いしているのです!間違いないそうだと思います!!
虹がかかった天理の街
若い天理教のみんな
この若い人たちに僕は感動しました!天理教の未来は明るいです!!
天理教 神殿(南礼拝場)
観光地ではないとは言え、この天理教の神殿や施設についてはあまりにも知られていないと思いました。多くの人に知ってもらいたいですし、多くの人にお参りしてもらいたいと心から思います
神殿を離れます
布教部のオンライン講座 若者と信仰のポスター
時間があればこういうテーマ勉強したいなー
天理教校のポスター
方向がよくわからないので、適当に歩いています
食堂の前で若い人たちを発見~ん
若い女の子がたくさんいました。僕が追い抜いていくと「こんにちわ~」と声を掛けられました。僕も「こんにちわ」と笑顔で返しました。
しばらくすると後ろの方から「笑顔がメッチャいい!あの笑顔見習いたい!」という彼女たちの声が聞こえてきました。
僕が陽気ぐらしの天理教の若いみんなのお手本になったのかも(笑)
うれしいです!!
天理教は笑顔の教えなんだと、この瞬間僕は理解しました!!!!
余談ですが、昔八王子にある創価大学のキャンパスに行った時も学生から「こんにちわ~」と声を掛けられました。宗教系の学生や若者は心がおだやかな人が多く、すばらしいといつも思っています。
天理大学 / Tenri University
遠くから見えた礼拝場(神殿を取り囲む建物)
すごい宗教都市ですよ!天理は!!
こういう風景が連続して目の前に現れます
道路(真南通り)を覆う天理教教庁の建物
この右側の建物が天理大学の天理参考館(博物館)です
天理参考館のポスター「インドのヒンドゥー世界」
時間が遅いの参考館はもう閉まっていました。時間があれば見たかったです
風俗人形: シヴァ・リンガに手を合わす女性 20世紀中頃
天理大学附属天理参考館
日本は広い、日本は豊か
理想の宗教都市がここにありました!
天理歩き、まだまだ続きます
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