斑鳩の風景 法起寺の夕日と三重塔。斑鳩の里に夕日が沈む
秋の斑鳩(いかるが) 法起寺三重塔。史跡中宮寺跡や前回の夏の法起寺の写真も絶賛再掲♪♪
斑鳩の夕日を浴びる法起寺三重塔(斑鳩三塔/ほうきじ)
日本最古・最大の三重塔 法起寺三重塔
白い空と法起寺前の田んぼのコスモス
斑鳩の里に沈む夕日
令和5年(2023年) 11月8日 村内伸弘撮影
斑鳩(いかるが)の里
この道は、白馬銀鞍にまたがって聖徳太子そのひとが歩いた道、遣隋使小野妹子の一行がにぎにぎしく帰朝した道。--- 想いは遠く飛鳥のむかしにかえるのである。
斑鳩の里は、日本仏教文化の黎明の地でもあるが、同時に聖徳太子と上宮王家絶滅の悲劇の地でもある。わたしたちが無心に咲きみだれる菜の花にも歴史の非情を感ずることができるのは、斑鳩の里なればこそである。
土門拳「寺と仏像手帳」奈良県斑鳩町法隆寺より引用
法隆寺の救世観音さまの参拝を終え、せっかくなので法起寺(ほうきじ)の夕暮れを見に行きます
陽がどんどん傾いていってます
聖徳太子もこの風景を観たのでしょうか?
僕は思います。観たんだと!
史跡中宮寺跡
仏教伝来という歴史的事件があった飛鳥時代(593年~710年)。飛鳥時代にはこの場所に中宮寺があったんです
今は中宮寺の面影は何もありません。だたっぴろい広場があって、ただ散歩している近所の人がいて、コスモスが咲き乱れているだけです
前回の記事に載せたのと、日没の時間が迫っていたので法起寺への道は撮影しないで駆け足で向かいました
聖徳太子が建てたお寺 法起寺に到着~☆
法起寺三重塔
法起寺
池後寺(いけじりでら)または岡本寺とも呼ばれ、太子建立の 7カ寺の一つ。日本最古・最大の三重塔で、斑鳩三塔の一つでもあります。
パンフレット「太子ロマン斑鳩の里」より
斑鳩三塔は法隆寺五重塔、法輪寺三重塔、法起寺三重塔の 3つの塔のことです
閉門間近だったんですが、強引に中に入って撮っちゃいました(苦笑)
放生池に映った三重塔
斑鳩の夕日が三重塔を照らしています!!
すばらしい風景を目にすることができました
事前に Googleで 11月8日の斑鳩の日没は 16時58分と調べていたのでギリギリ間に合いました!
うおーっ!
16時29分、すごい写真が撮れました!!
やったー!!
興奮してシャッターをバンバン切っていきます!!
まあ、スマホなんでシャッターじゃなくって、ボタンなんですけどw
ぐわーーっ!
空が白くなったー!!!!!!!
すごーい!斑鳩の空が真っ白に染まりました!!
小走りに歩きながら撮影位置を変えていきます
斑鳩町岡本。休耕田を利用して栽培されているコスモスをバックに斑鳩の秋の原風景を記録に残します!
法起寺のコスモス
斑鳩町では、花と緑が町に溢れる「花いっぱい運動」に取り組んでおり、秋になると法起寺周辺にいろ鮮やかな可憐なコスモスが咲き乱れます。秋の斑鳩の里を代表する風景のひとつです。
パンフレット「太子ロマン斑鳩の里」より
淡い色で咲く可憐なコスモスも夕日で染まります
うわーーー!!
やべぇ!
またまた空が真っ白になったー!!
作戦大成功!
聖徳太子の里の最高の瞬間をブログに残せました
ブロガーとして僕は大満足です!!
この写真撮っている時に、片足が田んぼの泥の中に入ってしまって、靴がドロドロになっちゃいました(泣)&(笑)
夢中になっちゃうのが僕の悪いところです、、、
でも、土門拳もカメラを持つと撮影に没入しちゃったみたいですし、ピカソも絵に没入、ファーブルも昆虫観察に没入と、あながち悪いことじゃないですよね。夢中になっちゃうことって(^^)/
飛鳥時代、この地は日本の中心でした
狗尾草(エノコログザ)の穂先もオレンジ色に染まっています
水路の向こう、ひときわ美しく夕日が輝いています
16時45分。太陽が落ち切る直前、西の空はオレンジ一色になり、斑鳩の里を旅する僕は幸せに包まれました!
法隆寺に戻ります
「聖徳太子は生きていた!」という写真の鬼 "土門拳"の言葉を確かめるためです
日本初の女性首相なるか?斑鳩は高市早苗の選挙区見たいです
前回 夏の法起寺の三重塔を撮影してますので、再掲になりますがついでに対比してご覧ください。秋の風景もいいけど、夏の風景もぜんぜん負けてませんよ(^^)
↓↓↓↓
夏の斑鳩(いかるが) 法起寺三重塔
令和5年(2023年)8月10日 村内伸弘撮影
風になびく緑の稲と法起寺の三重塔(斑鳩三塔)
濃いピンクのサルスベリと法起寺三重塔
法起寺(ほうきじ)
田んぼのあぜ道から撮った法起寺
法輪寺の三重塔(斑鳩三塔)
中宮寺から法輪寺へ向かう途中の斑鳩の風景
田んぼのあぜ道を回り込んでドンドン写します!絶景です!!
誰も人はいません。この美しい光景を僕が独り占めです!!
土門拳が撮った時も観光客はいなかったそうです。僕・村内伸弘が撮っている時も観光客は誰一人いませんでした
北東のこの角度から見える法起寺の三重塔は最高ですね!
法隆寺だけ見て帰ったらもったいないです!法隆寺行く人はぜひぜひここまで足を伸ばして下さ~い♪♪
まぶしい夏の午後。斑鳩の里
一面の緑がこの旅の印象をより鮮やかにしてくれます
風がなびくよ、緑の稲の上を!何度も何度も
その向こうに法起寺の三重塔がそびえているよ
うつくしい奈良の夏、斑鳩の夏
▼今回の奈良旅行
・秋季特別開扉 夢殿秘仏 救世観音さまに会いに。近鉄に乗り奈良県斑鳩の法隆寺へ
・城下町 大和郡山散策。近鉄郡山駅から JR郡山駅へ徒歩で小旅行
・秘仏 国宝 救世観音さまと法隆寺/斑鳩寺。古拙の微笑輝く聖徳太子のお寺
・聖徳太子(厩戸皇子)の現し身!"聖徳太子等身観世音" 救世観音さまと法隆寺夢殿
・斑鳩の風景 法起寺の夕日と三重塔。斑鳩の里に夕日が沈む
・聖徳太子は生きていた!現れた!夕闇に沈んだ法隆寺夢殿で僕は太子の気配を、感じた、、、
・おぢば帰り!夜の天理教神殿へ。親里(おやさと)へ。
・天理教の朝づとめ。ひのきしん/日の寄進の神髄を見てしまった!
・天理教教祖誕生殿(中山みきさま=おやさま生家)、教祖お墓地(豊田山墓地)を巡る
・やさしい心になりなされや。天理教記念建物、天理教基礎講座、天理図書館、天理本通り。また おぢばへ お帰り下さい
▼前回 2023年8月の奈良旅行
・奈良観仏 "写真の鬼" 土門拳撮影の仏像たちに会いに古都奈良へ
・飛鳥仏の古典的微笑/アルカイックスマイルに興奮!中宮寺 菩薩半跏像は世界三大微笑像!
・斑鳩の風景 法輪寺&法起寺の三重塔。のどかな田舎道や田んぼのあぜ道を歩く
・天理教神殿の聖地「ぢば」参拝。天理市は日本最大最高の宗教都市
・甲子園の強豪校・天理高校、天理本通り商店街など天理の街を歩く
・奈良聖林寺 十一面観音立像はミロのヴィーナスと並ぶ仏像彫刻の傑作!天平彫刻の傑作!
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・土門拳が魂奪われた室生寺 十一面官能菩薩立像。"色っぽい"平安時代作の国宝仏像を観た
・女人高野室生寺 鎧坂見上げ、金堂、弥勒堂、本堂/灌頂堂、五重塔見上げ。土門拳と同じ写真を撮影!
・室生寺奥之院 御影堂。室生寺は山岳寺院、思い知らされましたw
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