シャクナゲの花がら摘みと芽かき、来年の花付きはこれでバッチリ~
花がら摘みしたシャクナゲの花がら
平成29年(2017年)5月25日 村内伸弘撮影
上のリンクのように可愛らしく咲いたシャクナゲも花のシーズンが終わりました。来年の開花に備え、シャクナゲの花がら摘みと芽かきをやってみました。
写真中央左寄りのように、シャクナゲは花が終わって花がらがついたままになっています。
「花がら摘み」剪定ばさみで花茎の基部から花がらを摘み取ります。こうすることによって、新梢が伸び始めるのが速くなり、枝が充実して、花芽がつきやすくなるようです。この花がらをつけたままにしておくと、すぐにタネができてしまい新梢が伸びにくくなってしまい花芽が少なくなってしまうそうなのです。
このように花茎の基部に剪定ばさみを当てて、パチンパチンと花がらを切り落としていきます。
「カ・イ・カ・ン」(薬師丸ひろ子風)
剪定ばさみで花がらを切り落としたあと(=花がら摘みしたあと)
切り落とした花がら
別の花がら
今度は剪定ばさみを使わず、手でダイレクトに花茎の基部から摘み取ってみます。
ちょっとだけ力を入れてひねってみるとカンタンに摘めました。
花がらを摘んだあとの枝先。ここからあ何本も新しい枝が出てきて、来年花開く花芽を形作ります!僕はまさに花咲かじいさんですw
この枝は今年開花しなかった枝です。1本しか新梢が伸びていないので、「芽かき」をして新梢がここから何本も伸びるようにしていきます。芽かきを行う時期は花の終わった後、できるだけ速い時期がよいそうですのでタイミングぴったりです!
付け根から手で芽をかき取ります。花がら摘み同様、手でちょっとだけひねるとカンタンに取れました。これをすることでそこから複数の腋芽が出て、枝数が増え、樹形がよくなり、もちろん花付きもよくなります。
芽かきをした後の枝先。脇芽がいくつか残ってますので、これが複数伸びると思います。
芽かきでもぎ取った葉芽
地面に落ちた花がらや葉芽
生まれて初めてシャクナゲの花がら摘みと芽かきをやったんですが、コレ癖になります(笑) プチプチをつぶしたり、かっぱえびせんを食べたりと「やめられないとまらない」ものが世の中には沢山ありますが、この花がら摘みと芽かきも同じで一株分ぜんぶやるのがぜんぜん苦になりません。楽しかったです!ストレス解消ですw
咲き誇るシャクナゲは圧倒的にキレイですばらしいですが、この花がら摘みと芽かきがあることで、よりシャクナゲへの愛情が湧いてきます。手がかかる子ほど可愛いという格言は植物の世界にも当てはまりそうです。
今まで何十年も見向きもしなかったこの木をこれからは手塩にかけて育てたいと思います♪♪
花がら摘みと芽かきを終えたシャクナゲの木
これから夏に向けて盛んに枝を伸ばし、枝先に来年咲く花芽が付きます。そして、蕾は寒い秋~冬を乗り越えて来年の春、花開きます。
僕が花がら摘みと芽かきをしたので、来年は今年より間違いなく花数多くうつくしく咲くと思います。早くも来年の春が楽しみです(^^)
▼追記: 1年後の結果報告
【花がら摘みと芽かきの結果報告】シャクナゲの花つきを良くする方法が大成功!
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