グラバー園は工事中でもすばらしい世界遺産。長崎のステキな思い出ができました!!
長崎に恋して 歴史を旅する 「旧グラバー住宅が工事中だからといって帰らないで下さい」だって~ 約40年ぶりにグラバー園(Glover Garden)内へ!
工事中のグラバー邸(長崎市南山手)
※今しか見れない世界遺産保存修理現場
グラバー園から見た長崎港
グラバー園から見た稲佐山
令和2年2月1日 村内伸弘撮影
40年ぶりぐらいです!
グラバー園を訪ねます!!
長崎路面電車 2020年7月1日 市民会館電停 乗換えスタート
これは便利です!Suicaも使えるようになるし、長崎観光にますますのめり込みそうですw
新地中華街電停に石橋行きのチンチン電車がやってきました
これが電車のりつぎ券です
大浦天主堂電停で下車しました
大浦天主堂脇を流れる大浦川
グラバー園に向う途中に見つけた貸おしぼり屋さんの車
おしぼりのキャラクター見てあげて下さい
グラバー園につながるグラバー坂に入ります
さあ、試食祭りスタート 笑
限定手焼きカステラをまずは試食♪♪
やっぱりカステラはうまい!!
長崎はこれでもかこれでもかとカステラを売りつけてくる街なのです ← コレ誉め言葉です
ラグビー日本代表の自販機
大浦天主堂が見えてきました
グラバー坂を上りきったところにある世界遺産・大浦天主堂
以前、参拝しているので今回は外観のみでスルーです
ながさき観光案内(東山手・南山手地区)
目指しているグラバー園の案内が描かれていました
グラバー園(Glover Garden)
広さは約 3万㎡。園内には国指定重要文化財のグラバー邸をはじめ、市中から移築復元した洋館を集めている。
南山手の居留地跡にあるグラバー園の入口です
右側のレンがの看板塔みたいなのは最近できました。世界遺産になってからところどころキレイになってきています。
ご存じのようにグラバー園は「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の世界遺産です
長崎県民手帳提示で割引~(^^)
グラバー園のルートマップ(園内地図)
グラバー特設展開催中
「旧グラバー住宅が工事中だからといって帰らないで下さい」
長崎に恋して 歴史を旅する グラバー園名誉園長 ブライアン・バークガフニ
世界遺産「旧グラバー住宅」は後世の人々へ引き継ぐために保存修理工事中です。約半世紀ぶりに姿を表す邸の骨格。日々変化する工事の様子を間近で見ることのできる貴重な瞬間です。150数年に亘り、この地でそれぞれの時代を見続けてきた邸。そしてこの地に住まい長崎を愛したトーマス・グラバーとその家族の歴史に思いを馳せてください。
説得力ある~!
工事中だからこそ、グラバー園に入るというポジティブな発想すばらしいです!!
僕だけじゃない!長崎に恋している人がここにもいました♪♪
第1ゲート 入園券売り場
(左)グラバー園入場券 (右)グラバー園 ルートマップ
冒険商人・トーマス・ブレーク・グラバー(Thomas Blake Glover)の肖像が入園券のど真ん中に印刷されていました
裏面は長崎タータン / NAGASAKI TARTANの由来
※チケットを胸ポケットに差してチーフになります
トーマス・ブレーク・グラバー
Thomas Blake Glover
数々の西洋の近代技術を日本に紹介し、日本の発展に寄与した人物。
1859年(安政6年)に長い鎖国時代が終わりを告げ、長崎・横浜・箱館(函館)の 3港が世界に門を開きました。同時に諸外国の商人たちは、大浦居留地の周辺に住居を構え買易を営み始めます。これら貿易商人の一人、英国スコットランド出身のトーマス・ブレーク・グラバー(T.B. Glover 1838〜1911)の住居は、数多い洋風建築の中でも独特のバンガロー風様式であり、今では現存する日本最古の木造洋風建築です。
安政の開港直後の 1859年、グラバーは弱冠21歳で上海を経由して来日。ベテランの外国人商人たちの中にあって茶やその他の産物、武器・艦船などを取り扱う商人として仲間入りをしました。やがて彼は日本の再建と近代化のために、外国人商人としての立場を超越した活躍を見せ始めました。
それには日本の若い志士たちに国際的な目を開かせることが先決だとして、薩摩藩英国留学生をはじめ、数多くの若者の海外勉学の旅を斡旋しています。その後、渡英から帰国した彼らの多くは、後に要職に就いています。こうして維新動乱前後に、多くの新時代の日本の指導者が続出したのは彼の努力に負う所が少なくありません。
次にグラバーは、産業立国の大方針を以て、造船、炭鉱、水産、鉄鋼、造幣、ビール産業の分野を開拓しました。1865年(慶応元年)、わが国の鉄道開通の 7年も前に大浦海岸に蒸気機関車試走させました。また、1868年(明治元年)には小菅町に近代式修舟場を設け、1869年(明治41年)には高島炭坑を開設するなど、日本の近代化に大きく貢献しました。
1908年(明治41年)には明治の日本に貢献したとして明治政府より外国人としては初めての勲二等旭日重光章を授与されました。
写真左下に注目 「若かりし頃のトーマス・グラバー」
印象的なデザインのグラバー園のロゴマーク
「およそ半世紀ぶりに保存修理工事の一部を特設展望デッキからご覧いただけます」だって~
長~い動く歩道
グラバー園内から東山手方面を望む
長崎はとにかく美しいです
エスカレータの右に、左にいろいろな風景が飛び込んできます
無料で写真を撮ってもらえるサービスをやってました
こういう時って女性って楽しめますよね。
この 4人の女性のカラフルな衣装、すばらしいです!!
長崎の思い出 LINEスタンプ
さっきの写真、無料じゃなくって 1300円のようですw
写真は人生の宝物 1枚 1,300円
でも、確かに「写真は人生の宝物」だと僕も思います!
特に長崎で撮る写真はね~♪♪
長崎港が見えました!!
稲佐山も見えます!!
活水女子大とか東山手方面も見えています!
ものすごい見晴らし!
さすがグラバーん家w
おーっ!
稲佐山と並ぶ夜景の名所「鍋冠山(なべかんむりやま)」も見えました!
旧三菱第2ドックハウス(移築)
募集を促す文章がピカイチです!ぜひご覧下さい!!
長崎フォトフェスティバル 2019 募集テーマ「これがわたしの長崎」
長崎という街は、住む人、訪れる人、
一人ひとりに違う表情を見せてくれます。
それは、その人だけが思う「わたしの長崎」です。
一人ひとり違った長崎の姿が集まるとき、
そこから、あたらしい長崎がはじまります。
まさにそうですね!
この文章と同じ気持ちを僕は「長崎」に抱いているので、こうやって膨大な時間と手間をかけてまでブログに「長崎」を記録しているのです 笑
旧三菱第2ドックハウス内の様子
ジャイアントカンチレバークレーン(長崎三菱造船所)の古い写真
ベランダから更にクッキリと稲佐山や長崎港が見えました
長崎三菱造船所
旧三菱第2ドックハウス 2Fのベランダ
ああ、こんな家に住みた~い♪♪
長崎や ああ長崎や 長崎や
真っ青な空の下、園内を歩いてみます
旧長崎地方裁判所長官舎 / レトロ写真館(移築)
この建物はコスプレしてレトロな写真を撮れるみたいです
続いて旧ウォーカー住宅(移築)の中に入ってみます
うん、洒落た感じ
ここからも美しい鶴の港が見えました!!
旧ウォーカー住宅 1Fのベランダ(テラス)
旧ウォーカー住宅(移築)
続いて、旧自由亭(喫茶室)
日本西洋料理の開拓者 草野丈吉之像がありました
旧自由亭(移築)
西洋料理発祥の碑
あの大作曲家・プッチーニの石像もありました!
オペラ「蝶々夫人」はここ長崎が舞台なんです!
グラバー園のパンフレットには「世界的に有名な『マダムバタフライ』は長崎が舞台になっており、物語に登場する景色はまるで旧グラバー住宅から望む景色を思わせる描写です」と書かれていました!
プッチーニの「蝶々夫人」で有名なオペラ歌手・三浦環(みうら たまき)の像も仲良くありました
三浦環(みうら たまき)の像
日本が生んだ世界的プリマドンナ 三浦環は イタリアの作曲家ジャコモ・プッチーニが長崎を主題としたオペラ マダムバタフライ(蝶々夫人)を 30年の長きにわたり世界各国で歌い続け美しい名曲を通じて 広く海外に日本婦人の愛の美徳を紹介した
その功績をたたえるためプッチーニの肖像とともに ゆかり深きこの丘に三浦環の立像を建立して永く後世に伝えるものである
1963年(昭和38年) 5月26日
三浦環顕彰会 三浦環立像建設促進委員会
園内からは常に長崎港!
こういう花と木々に囲まれた開放的な場所で、こういう椅子に座ってのんびりするのは最高のぜいたくっ
ははは、僕は写真をバシャバシャ撮るだけでつむじ風のように過ぎ去っていくだけですが・・・ ← せっかちブロガーの宿命w
旧リンガー住宅
旧リンガー住宅で「グラバー特設展」が行われていました。
グラバーを日本語にすると「倉場」ですね 笑
20代のグラバー
勲二等旭日重光章を授与したグラバー
ナガサキホテルの模型
この住宅の主であったリンガーがこのナガサキホテルを開業したそうです。
ちなみにあの長崎ちゃんぽん「リンガーハット(リンガーの小さな家)」の名前もこのリンガーさんに由来します。
リンガーハット(RingerHut)のリンガーは、長崎で広く貿易商を営んでいたフレデリックリンガーという英国商人の名前にあやかったものです。
長崎にグラバー園という有名な公園がありますが、ここにはグラバー邸とともにこのリンガーさんの邸宅「リンガー邸」が建っています。「長崎ちゃんぽん」という長崎の郷土料理を販売するにあたり、郷土にちなんだこの大商人の名前をつけさせていただきました。ハットは小屋とか小さな家という意味で、通して訳すと「リンガーの小さな家」となりますね。
株式会社リンガーハットホームページより引用
反対側から見た旧リンガー住宅
旧オルト住宅
この旧オルト住宅もステキな佇まいです。
長崎三大女傑 大浦慶
※長崎三大女傑とは・・・
楠本イネ(シーボルトの娘、日本初の産婦人科医)
道長栄(単身でロシアへ行き、真珠を販売することで財を成した。)
大浦慶を巻き込んだ遠山事件
旧オルト住宅の内部もステキだな~
このステンドグラスも美しい・・・
こういう洋館に住んでみたいと思いませんか?思いますよね!
うらやましい!勉強や仕事が断然はかどりそう~
大ソテツ
旧スチイル記念学校(移築)
明治20年(1887年)に東山手に建てられたミッション系の学校です。明治の学生たちがこの扉を通って、勉学に励んでいた様子が目に浮かんできます。
旧グラバー住宅
旧スチイル記念学校(私立東山学院/とうざんがくいん)
蝶々夫人ゆかりの地
旧グラバー住宅の最後の住居者は、アメリカ進駐軍大佐のジョセフ・ゴールズビーと妻のバーバラであった。1947年(昭和22年)から約3年間居を構えた二人は、同住宅を「マダム・バタフライ・ハウス」と呼んだ。
戦前のあらゆる文献には、グラバー家の人々や近所の日本人たちが「蝶々夫人の家」のあだ名を使った形跡はない。長崎が有名なオペラの舞台であることだけ知っていたゴールズビー夫妻がエキゾチックな建築様式と美しい景色に魅せられて使い始めたのだろう。初めは進駐軍の遊びに過ぎなかったが、やがて日本人も「蝶々夫人の家」に着目し、未だ復興ならない被爆地に観光客を誘って経済を立て直すきっかけにしようと考えた。
1948年(昭和23年)5月に毎日新聞の取材を受けた郷土史家・島内八郎は、旧グラバー住宅に蝶々夫人の記念碑を設置する計画が持ち上がっていることを明らかにした。「あそこならお蝶夫人の家のイメージにピッタリ」というのが埋由だった。上記取材後、毎日新聞の記者とカメラマンが旧グラバー住宅を訪ね、同年 8月10日付の新聞に「お蝶夫人の宅跡発見」という見出しの記事を掲載した。写真には、同住宅を背景に蝶々夫人をいかにも意識したような肩越しに和傘を差してポーズを取るゴールズビー夫人の姿があった。しかし、トーマス・ブレーク・グラバーや僅か 3年前に自らの命を絶っていた長男の倉場富三郎の名前が記事にはなかった。
その後、旧グラバー住宅は、「蝶々さんの家」または「蝶々夫人ゆかりの地」として長崎の新たな観先産業を支えていった。
毎日新聞に掲載されたバーバラ・ゴールズビーの写真
三浦環像とフリーメイソン石柱が移設される前の位置
グラバー編: 青年期、長崎へ
最前列中央で寝そべっているのがグラバー
犬を抱いているのが、ウィリアム・オルト
旧グラバー住宅に残るグラバーの軌跡
「長崎は実に異様な光景ばかりぜよ」
なんじゃ この請求書は・・・ (後藤)象二郎の尻拭いや(坂本)龍馬の無駄使いで大変じゃ!
象二郎と龍馬に翻弄されてますねー
(岩崎)弥太郎の人物相関図
旧リンガー住宅
日本最初期のアスファルト道路
長崎には「日本初」とか「発祥」がとにかく多い!!
この日本最初期のアスファルト道路は、晩年に心臓を患ったフレデリック・リンガーが、自宅に戻るときに人力車が使える様にと造らせたものだそうです。
古いアスファルト
おっ!ここにも日本初が!!
日本最初のテニスコート
見学用特設展望デッキ
只今、屋根工事(土居葺解体)
旧グラバー住宅では耐震化を含む保存修理工事を行っています
およそ半世紀ぶりの保存修理工事の一部を特設展望デッキからご覧いただけます
工事前の旧グラバー住宅
見学用特設展望デッキから見た工事中のグラバー邸
確かにこういうグラバー邸を見ることができるのは半世紀に一度かもしれません!!
長崎に恋して 歴史を旅する グラバー園名誉園長 ブライアン・バークガフニさんの言葉「旧グラバー住宅が工事中だからといって帰らないで下さい」は正しいです(^^)
更に更に長崎港が近くに見えました。左奥には長崎女神大橋も見えました♪♪
石畳も心地よいです
坂を歩いてくだっています
長崎。うつくしいとしか言いようがないですね(^^)/
▼公式サイト
グラバー園公式ウェブサイト
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