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村内 伸弘(むらうち のぶひろ)村内伸弘の彼女

土門拳が魂奪われた室生寺 十一面官能菩薩立像。"色っぽい"平安時代作の国宝仏像を観た

美しい装いと上品で女性的な優しさの漂う作風!あでやかな色彩が残る!土門拳はそれを "色っぽい"と評した♪♪

室生寺 十一面官能菩薩立像

室生寺 十一面観音菩薩立像
記事タイトルはあえて "官能菩薩"にしてありますw

十一面観音立像

平安時代(9-10世紀) 木造彩色  196.2cm

釈迦如来(はじめの呼称は薬師如来)を本尊とする金堂内の向かって左端に安置されていた。榧(かや)材の一本造で、右手は与願印、左手には蓮華ではなく注ぎ口のある水瓶/すいびょう(軍持/ぐんじ)を持つ。おそらく水(請雨/しょうう)の信仰のために華瓶(けびょう)は水瓶に改めたものと思われる。本来、十一面観音は、十方世界の衆生を自在に観守る意味で、11の頭を持つが、この像は本面と頭頂の如来面および、そのまわりの変化面を含めて 12面をあらわしている。

室生寺案内板より


室生寺 宝物殿のパンフレット(入場券)


法隆寺参道の茶店に置いてあったガイドブック


太鼓橋から見た室生寺(むろうじ)


室生寺 十一面観音菩薩像(国宝)

国宝 十一面観音像

Statue of Eleven-Faced Kannon

華麗な唐草模様と花の装飾がほどこされた光背の前に立つ十一面観音菩薩立像(Avalokita-svara)。高さが 196.2cmあり、榧(かや)の一木造りで 9世紀に制作された。平安時代(794年〜1185年)初期仏師の彫刻技術の高さを示す好例である。十一の顔(Ekādaśa-mukha)は、観音菩薩が常に十方(東西南北・四維・上下)世界の人々を見守っていることを意味する。実際には十二の顔を持ち、本面の顔は美しく女性的だが、本面頭部に巡らされた十の顔はそれぞれ三つずつ、穏やかな顔と怒りの顔と威嚇する顔をしていて、真後ろの一つは高笑いをしている。そして頭頂は、菩薩ではなく如来(Tathāgata)の顔である。左手に蓮華を挿した花瓶の代わりに、注ぎ口のついた水瓶を持っているのは珍しく、それは室生が水の聖地であったことを意味している。慈愛と共感の仏である観音は、あらゆる苦痛から人々を救い、願望をかなえてくれる菩薩として信仰されている。この像は 2020年3月から物殿へ安置されている。

※四維/しい: 天地の四つの隅。乾/いぬい(北西)・坤/ひつじさる(南西)・巽/たつみ(南東)・艮/うしとら(北東)の四つの方角


室生寺 釈迦如来像(国宝)

国宝 釈迦如来像

Statue of Shaka Nyorai

金堂の本尊である釈迦如来立像は榧(かや)の一木造りである。像と光背は平安時代(794年〜1185年)初期の制作であり、当時の仏師の優れた彫法と技術の高さを示す好例である。その写実的で流れるような辰砂の朱色衣は「漣波式(れんぱしき)」と呼ばれる様式で彫られている。そして、この衣の表現は特に「室生寺様(むろうじよう)」と呼ばれている。歴史学者たちは、この像はもと薬師如来としてつくられたものだと考えている。なぜならば、光背には薬師如来を含む東方の七つの浄土(仏国土)の教主たちが描かれており、そして薬師如来の従者たちである十二神将立像に囲まれ、さらに金堂外陣の繋虹梁にある板蟇股には薬壺がそれぞれ彫られているからである。


日本遺産認定 女人高野 室生寺  室生寺バス停
令和5年(2023年)8月11日 村内伸弘撮影



大野寺で大野寺磨崖仏を拝んだので、大野寺バス停から室生寺を目指します

室生口大野駅バス停~室生寺バス停の路線図


バスの車窓


奈良の夏は美しいです。冷房の効いたバスも心地よいです


室生寺バス停が見えてきました


イスラムの女性たちが下りていきます
この奈良の山奥にまで外国人の皆さんは進出しています 笑



バスを下車し、この方向へ歩きます。みんなこの方向へと歩きだしています


風薫る女人高野 室生寺
シャクナゲの時期にも来たいですね(^^)


室生川の流れ


デザイン的にかなり昔に作ったと思われる看板
動物や植物たちのイラストがステキです♪♪


そして五重塔のイラストがステキです♪♪


こんな山奥なのに、人が結構歩いています


お店もいろいろやってて楽しいです


橋本屋
土門拳はこの門前の宿を常宿として、室生寺の仏像を撮りまくったのです
店のおばちゃんに「ここは土門拳さんの宿ですか?」と尋ねたら「そうです」と言ってましたよ


太鼓橋


美しい室生の里


太鼓橋の途中から振り返ってみた橋本屋


太鼓橋から見えた室生寺の表門


女人高野 室生寺の石柱が真新しいのが玉に瑕w



室生寺  Murouji Temple

室生山のふもとに立つ室生寺は、真言宗・室生寺派の大本山である。古来、この地域は神聖な場所として知られ、人々は室生山の岩穴(龍穴)に棲むといわれる龍神(日本神話では籠(オカミ)/インド神話では Nāga:水の神)を崇拝してきた。干ばつの時、天皇は使いの者をたびたびこの地に派遣して、龍神に対する雨乞いの祈祷をさせた。寺伝によると 7世紀後半に天武天皇(治世673年〜686年)の勅命によって、役行者小角が草創したと伝える。そして 8世紀後半、桓武天皇(治世737年〜806年)は興福寺の高僧・賢璟に寺の再建を命じたが、まもなく入寂(793年)した。そのため弟子の修圓(771年〜835年)が引き継いで堂塔を建立した。その後、空海の高弟であった真泰が真言密教をもって室生寺に入山した。さらに鎌倉時代には本堂(灌頂堂1308年)や空海を祀る御影堂が建立されたのである。室生寺は、女性のための真言密教聖地として有名である。明治38年(1905年)まで女人禁制であった高野山(和歌山県)とは対照的に、室生寺は古くから女性の参拝を許していたことから、女人のための高野山を意味する「女人高野」として知られている。

室生寺 案内板より



「山岳寺院」この文字が意味するところを僕は後で思い知らされることになります(苦笑)



おっ!いきなり宝物殿の看板です

十一面観音さまは以前は金堂にいらっしゃったんですが、最近宝物殿に収まったと聞いていましたが本当のようです



なんか説明の看板がやたらとあります 笑


さあ、拝観料を納めて入山します


奈良大和四寺巡礼のポスター
始まりの地を旅する
およそ 1400年前の飛鳥時代。都が築かれ万葉文化が花開いた "始まりの地"


拝観券を激写!



室生寺 仁王門



入山したら、すぐに宝物殿が待ち構えています


土門拳が写真を撮った頃は、金堂に安置されていましたが、最近宝物殿ができて、こっちにご移動したのです。宝物殿は入山してすぐの場所にあるので、いきなり観音さまと対面できます!!


観音さまの "色っぽい"唇


宝物館の 2Fへ上がると、十一面観音菩薩さま、いらっしゃいました。本来はご本尊の脇侍仏だったんですが、もはや主役として君臨していました!


実物は本当にうつくしいです!展示法やライティングの影響もあると思いますが、まるで生きているかのような色合いでした。前面だけしか鑑賞できない形だったので、右から、正面から、左からと場所を変え変え、じっくりじっくり見つめました。


平安時代からこの表情で人々をあらゆる苦悩から救い、願望をかなえ続けてきた観音さま。慈愛と共感の仏である観音さま。その観音さまが僕の目の前で静かに、そう 1000年間そうしてきたように、静かに静かに立っていらっしゃいました。


目的を果たしました
土門拳とくまざわ書店さんwが僕を誘(いざな)ってくれたのです
令和5年、僕・村内伸弘はこのあまりにも "色っぽい"観音さまととうとう出会えたのです!!


室生寺境内地図


持参した土門拳の本「寺と仏像手帳」の見返しにスタンプを押します


ギュッと押します


女人高野 宀一山 室生寺のスタンプ
ほんのちょっと傾いてましたが、バッチリ押せました


最高の記念になりました



でも、忘れてはなりません
中宮寺で子供に教わったことを


そうです
仏像を美術品として鑑賞するのではなく、仏像が一体何を想っているのか?一体何を考えているのか?そのことを忘れてはなりません


生きとし生けるものすべてを救いたい、十一面観音さまはそう願い続けていらっしゃるのです
そのことを僕は室生寺で感じなければならないのです!!




午前中に訪れた聖林寺に貼ってあったポスター

間違いなく "官能菩薩"でしょ!?
間違いないですよ!!


▼今回の奈良旅行
奈良観仏 "写真の鬼" 土門拳撮影の仏像たちに会いに古都奈良へ
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斑鳩の風景 法輪寺&法起寺の三重塔。のどかな田舎道や田んぼのあぜ道を歩く
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奈良聖林寺 十一面観音立像はミロのヴィーナスと並ぶ仏像彫刻の傑作!天平彫刻の傑作!
奈良大野寺磨崖仏(巨大弥勒像)と満開のサルスベリに魅了される
土門拳が魂奪われた室生寺 十一面官能菩薩立像。"色っぽい"平安時代作の国宝仏像を観た
女人高野室生寺 鎧坂見上げ、金堂、弥勒堂、本堂/灌頂堂、五重塔見上げ。土門拳と同じ写真を撮影!
室生寺奥之院 御影堂。室生寺は山岳寺院、思い知らされましたw


▼次回 2023年11月の奈良旅行
秋季特別開扉 夢殿秘仏 救世観音さまに会いに。近鉄に乗り奈良県斑鳩の法隆寺へ
城下町 大和郡山散策。近鉄郡山駅から JR郡山駅へ徒歩で小旅行
秘仏 国宝 救世観音さまと法隆寺/斑鳩寺。古拙の微笑輝く聖徳太子のお寺
聖徳太子(厩戸皇子)の現し身!"聖徳太子等身観世音" 救世観音さまと法隆寺夢殿
斑鳩の風景 法起寺の夕日と三重塔。斑鳩の里に夕日が沈む
聖徳太子は生きていた!現れた!夕闇に沈んだ法隆寺夢殿で僕は太子の気配を、感じた、、、
おぢば帰り!夜の天理教神殿へ。親里(おやさと)へ。
天理教の朝づとめ。ひのきしん/日の寄進の神髄を見てしまった!
天理教教祖誕生殿(中山みきさま=おやさま生家)、教祖お墓地(豊田山墓地)を巡る
やさしい心になりなされや。天理教記念建物、天理教基礎講座、天理図書館、天理本通り。また おぢばへ お帰り下さい


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