「風景画家を志すなら、波太へ」早春の南房総。"日本のセザンヌ" 安井曾太郎となり、波太マップ片手にお散歩です
浜波太(はまなぶと)の風景: 波太富士(なぶとふじ)
仁右衛門島(にえもんじま)
令和8年/2026年2月24日 村内のぶひろ撮影
さあ、歩くよ~
洋画家たちに愛されたノスタルジックな漁村を!
パンフレットや宿(波太オルビス)に置いてあった地図を片手に散歩します
予約していた「波太オルビス」に到着
波太富士(写真中央)と波太オルビス(写真右)
波太オルビスは真ん前が海のすばらしいロケーションでした
明日は雨の予報なので、到着した日にさっそく波太の街を散策です
地図を片手に静かな外房の漁師町を歩きます
波太の地図
岡ナブト・浜ナブト
波太の頃の太海地区は、岡波太と浜波太に分かれていました。昔々、源頼朝の側近であった畠山重忠がこの地を訪れた際に、土地の娘との間に双子の娘が生まれ、後にその双子が仲違いし一人は岡へ、もう一人は浜へ別々に暮らし、それぞれの住み家を「岡」「浜」と呼ぶようになったことが、岡波太、浜波太の由来と言われています。
つげ義春「ねじ式」の風景
安井曾太郎の「外房風景」
もう歩いています
仁右衛門島まで1kmちょっとしかありません
波太富士は形がユニークで一発で好きになっちゃいました!!
すっごく個性的な山容ですよね!
唐突に存在している感がたのしいです!
波太富士の左下に波太オルビスは位置しています
※水色の柵の白い平屋建てが波太オルビスです
太海海水浴場(太海海岸)から見た風景
曇っていますが、外房の海は雄々しくて男性的な感じです!
波太富士
画面左奥の地元で波太富士と呼ばれる山には、どことなくセザンヌが繰り返し描いたサント=ヴィクトワール山の面影もあるから、房総の風景に南仏プロバンスの幻影を見たのかもしれない。
日本経済新聞「波太と波切 外房の海景に誓った再起」より引用
ネットで調べたら、昭和7~8年頃に採石が行われて右側が削られたみたいです。なので、安井曾太郎が描いた「外房風景」の中に描かれている山容と少し違った形になっています(やや富士山っぽくない形になっています)
伊勢海老いるんだ~!?
海辺をまっすぐ歩いていきます
浜波太(はまなぶと)
海辺のエリアを浜波太と呼ぶようです
浜波太
山を背に、海に開けた斜面に連なる浜波太は家々が隣接し、その間を迷路のように路地が巡る。人がひとり歩ける程度の軒先も路地、斜面に沿った階段も路地!初めて歩くと知らない家の敷地に勝手に入っているようで不思議な感覚がする。
波太オルビス 室内資料より
津波避難マップ
もう南海トラフとかが想定されているので、太平洋側はどこいっても津波の避難マップや避難場所がありますね
太海(ふとみ)漁師町
鴨川市太海地区は、昭和初期まで波の豊太(豊かな恵み)に感謝して、「波太(なぶと)」と呼ばれていました。地元の人々にとっては、ここは今でも波太のまま。昭和の頃から変わらない、どこか懐かしい時間が流れています
案内板の通り、ここ波太は実に懐かしい時間が流れています
歩けば歩くほど懐かしい。こういう街で暮らしている人がいるなんて、心底うらやましいです
浜波太の風景
昭和初期の洋画家たちが魅せられたのもよくわかります
漁師町らしい光景に感激!感激!
岩場
石垣とか岩と梯子とか、最高の味わいでしょ!!
無造作だからこそ、すばらしいとしか言いようがないです!!!!!
網を干すのかな?それとも海藻や魚かな?
歴史と生活感が溢れていて、歩いていてうれしい
正面に江澤館が見えてきました
太海漁港の曳き場
「外房風景」はこの四階の一室で描かれたのです
家ゆかりの宿 江澤館(えざわかん)
昭和六年の夏、江澤館に滞在した安井画伯(安井曾太郎)は、作風が調子づいた四十三歳であった。四階の一室からの眺望を好み人も近づけずにこもり、眼下の海景を写生した。安井画伯の風景画では代表作の「外房風景」は、横長の白を多用した色調の大作である。夏の陽光をうけた水上と生活が幅広く描かれており、海風さえ感じさせる力作である。
江澤館 ホームページより引用
安井曾太郎は「外房風景」を描いた時、10日間江澤館に逗留したそうですが、ほとんど部屋から出ずに、食事のお膳も廊下に置かせて鬼気迫る形相で画面に挑みかかったそうです!
仁右衛門島(にえもんじま)
目と鼻の先に島があります
仁右衛門島です
個人が所有している島だそうですよ
しかも千葉県最大の島!
この大きさで千葉県最大ってことは千葉って島がほとんど無いんですね。たぶん東京ドームより小さいですから(^^)/
今回は渡船に乗らず、見るだけでした
目と鼻の先ですので、次回は上陸してみたいと思います
仁右衛門島
仁右衛門島は、千葉県指定の名勝で、鴨川市太海浜にぽっかり浮かぶ頼朝伝説と手つかずの自然の残る30,000㎡程の島です。
昔から所有者の平野仁右衛門が一戸だけ住んでいる所から"仁右衛門島"(にえもんじま)と呼ばれています。
仁右衛門島は源頼朝や、日蓮聖人の伝説で知られ、松尾芭蕉などの著名な方の句碑や歌碑もあります。
津嶋神社
近くの神社の狭くて急な階段を上って、仁右衛門島を眺めてみました
津嶋神社から見た仁右衛門島
何ていうのかな、この不規則な街並みと仁右衛門島のコラボ、すっごいステキ
ステキすぎる!!
こういう風景が心落ち着く
良かった!良かった!波太を歩けて
絵かきの里
つげ義春の代表作「ねじ式」
画家たちの夢の跡
ごくごく普通のこの路地から機関車が飛び出すという漫画をつげ義春は描いたそうです
いいな~ やっぱり!海はいいな~
僕は八王子生まれ、八王子育ちなので、どうしても海に憧れます
海はわれら人類のふるさとですからね。時々、こうやって海に帰りたくなっちゃうんですよね
浜波太を離れ、岡波太をこれから歩きます
(参考)波太オルビスに置いてあった資料
岡波太
浜波太
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