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村内 伸弘(むらうち のぶひろ)村内伸弘の彼女

聖徳太子は生きていた!現れた!夕闇に沈んだ法隆寺夢殿で僕は太子の気配を、感じた、、、

一番星がまたたきはじめるころから、はじめて夢殿は、死んだあのひとの静かに息づく場所になる。土門拳

聖徳太子は生きている!不思議な撮れ方になった法隆寺東院の築地塀の写真。聖徳太子が現れた!!


なぜか突然乱れた法隆寺東院の築地塀の写真


法隆寺夢殿前の道  東院四脚門前


法隆寺東院の築地塀


法隆寺の夕暮れ(夢殿から東大門に向かう道)


法隆寺 緑の道(夢殿から東大門に向かう道)
令和5年(2023年) 11月8日 村内伸弘撮影


聖徳太子は生きている

法起寺を撮った帰り道、法隆寺門前の宿屋へ向って、ぼくたちは東院の築地塀のそばを歩いていた。東院の境内は夕闇に沈んでいた。夢殿の露盤の向うに月が、夢のようにかかっていた。


ぼくたちの足音で、蚯蚓(みみず)がなくことをやめた。フト、ぼくは、夢殿の中に、聖徳太子が静かに禅定にはいっているような気がした。扉という扉をしめ、閂(かんぬき)という閂をかけて、堂守たちは、とうのむかしに帰ってしまっている。絶対にだれもいるはずのない夢殿の中に、何か人の気配が、感じられるのである。あのひとが、気息をこらして、結跏趺坐しているきびしい気配が感じられるのである。


聖徳太子は生きている。今も夢殿の中に金人の天啓を待ちながら、静かに禅定にはいっている。

   <中略>

一番星がまたたきはじめるころから、はじめて夢殿は、死んだあのひとの静かに息づく場所になる。夜は、死者のよみがえる時である。


土門拳「寺と仏像手帳」奈良県斑鳩町法隆寺より引用


この文章を読んで、僕・村内伸弘は日が暮れた後の夢殿に行ってみたいと思っていました。できれば、土門拳と同じように法起寺を撮った後に。。。


法起寺を撮って、法隆寺に向かう道

法隆寺の五重塔が見えています


法隆寺 東大門


夢殿と四脚門が見えてきました


東院伽藍(とういんがらん)の四脚門はすでに閉門となり、夢殿の中には入れません

扉という扉をしめ、閂(かんぬき)という閂をかけて、堂守たちは、とうのむかしに帰ってしまっています


絶対にだれもいるはずのない夢殿の中に、何か人の気配が、感じられる瞬間が近づいています


おじさんとおばさんが屋台を片づけています
写真右手前は福生院、写真奥は東大門


法隆寺が閉門して、この辺りは途端に誰もいなくなりました


近所の人や学生が時々、通るぐらいで、一気に人がいなくなりました


聖徳太子と会えるかも?
期待に胸が高鳴ります!!


わー!絶景!!

法隆寺の向こうに夕日が沈みます。五重塔のてっぺんが右側に写ってますよ


夢殿の入口である四脚門に腰かけて、"あの人"を待ちます


東大門の方から犬を連れた近所の人が歩いてきました


四脚門に座ったまま撮影


"あの人"はもう結跏趺坐して禅定にはいっているのかもしれません、、、


築地塀は夜の方がうつくしいです

"あの人"の気配が漂ってきた気がします・・・



午後5時半過ぎ

時々、明るいライトを灯しながらバイクやクルマが通ります


バイクやクルマが通り過ぎると、僕だけが一人ここに取り残されます


東院の築地塀の向こう側に人の気配がするような気もします


僕は四脚門に座っています


もう一度辺りを歩いてみます

時々人が歩いていきます


法隆寺東院四脚門(ほうりゅうじとういんしきゃくもん)


奥は東大門


奥は四脚門



夢殿の右上に星が出ています

ハッ!土門拳は「一番星がまたたきはじめるころから」と書いていましたが、僕は今、「夢殿の露盤の向うで星が瞬いている」のに気づきました


誰もいません・・・


アッ!僕は感じました!!聖徳太子の気配を!!!!!!!

"あの人"が僕の前に現れてくださいました!!
ゾクゾクとするこの感覚!!


観音菩薩の化身!聖徳太子が夢殿の中で迷いを断ち、慈悲の心を得、悟りに入っている気配を僕は感じました!!!!


聖徳太子は生きていた!僕の前に現れた!



その時撮った写真には超常現象がハッキリと写っていました


聖徳太子です!聖徳太子が出現したのです!!!!!!!!!!!


仏教の布教や十七条の憲法、冠位十二階の制定、遣隋使の派遣など推古天皇の摂政として大活躍した聖徳太子はまだ生きていたのです!!救世観音の化身である聖徳太子は今もまだこの令和の世に生きているのです!!!!!!


救世観音(くせかんのん)は聖徳太子ご等身の佛さま


夢殿のご本尊を救世観音さまとお呼びしています。とくに、この救世観音さまは聖徳太子ご等身の佛さまとして古くから秘佛として信仰されてまいりました。


この佛さまは太子ご在世の頃に造られ、斑鳩の宮殿にあった佛殿に安置していたと伝えているのです。


とくに「救世」とは法華経の普門品に「観音の妙智力は、よく世間の苦を救う」とあることに由来するといわれています。平安前期に太子の伝記を編纂した「太子傳補闕記(たいしでんほけつき)」には、すでに太子を救世観音の化身であると伝えているのです。


「聖徳太子は、これ救世観音の化身なり。托胎の夜、夢に金色の僧いまして容儀はなはだうるわしくして、妃に対して立って謂いて曰く。吾れに救世の願あり、しばらく、きみが腹に宿らんと。妃問はく、誰とかなする。僧の曰く、吾れは救世の菩薩なり、家は西方にありと。」


太子さまはご在世の頃から「日本のお釋迦さま」「日本の観音さま」として、多くの人びとから崇め尊ばれていたと語り継がれています。

「救世観音 法隆寺」はじめに 法隆寺管長 高田良信より引用


予約している天理駅前のホテルに向かいます

中宮寺前バス停


良かった良かった。聖徳太子にお会いできた(^^)/



前回同様、路線バスで近鉄筒井駅に向かいます

バスの車内


近鉄筒井駅


近鉄バファローズの猛牛マーク。今回も見られました


オリ姫には申し訳ないけど、ずっとこのままがいい♪♪


近鉄筒井駅のホーム


太子信仰の後は、おぢばがえりです(^^)/


天理駅に向かいます


電車の中吊りがたのしいです♪♪

日本最大秘仏本尊特別ご開帳


金峯山寺 蔵王堂 日本最大秘仏本尊 金剛蔵王大権現


未来のイノベーションを 近大から


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