神の島・久高島北部(南岸)のガジュマルの木、イシキ浜、ウパーマ浜
ガジュマルは沖縄の妖精"キジムナー"が住む「精霊が宿る木」!幸せを呼び込む「多幸の木」!
精霊宿る多幸の木 久高島北部のガジュマル
下から見上げたガジュマル
ガジュマルの株元
久高島のガジュマル
レンタサイクルで久高島北部をいく僕・村内伸弘
平成31年(2019年)1月27日 村内伸弘撮影
"神の島" 久高島。
あまりにも劇的で、すばらしくて写真の枚数が膨大になってしまいました。久高島北部を自転車で巡る写真、引き続きどうぞご覧ください!
久高島の北岸から南岸へこの道を使ってサイドチェンジしてみます。
人がいない。自販機もない。コンビニもない。まったく何もないから癒されます。
まったく何もないは間違いでした。
美しい空があり、美しい雲があり、美しい大地があり、美しい木々がある。それが久高島なんです。
波の音、鳥の声、風が渡る音
それにしても、誰もいねぇー 笑
イシキ浜(イシキバマ)
イシキ浜
魂が帰る場所。海の彼方にあるニライカナイからの来訪神が島に訪れるときに船が停泊するとされる場所です。ウプヌシガナシーのお祭りの時はここからお祈りをします。琉球国王もかつて訪れていた。とても神聖な浜です。遊泳は禁止されています。
伊敷浜
昔、黄金の壷の流れてきた霊地として知られている。当時は食物として海の貝と木の実しかなかったので、ある日白樽夫婦が伊敷浜に参詣し、神様に食物豊饒と子孫繁栄を祈ったところ、沖より黄金の壺が流れてきた。喜んで取ろうとしたが、壷は沖へ流れていった。しばらくすると壺が再びよってきたので、取ろうとしたら又も流れていきました。夫婦は不思議に思い、ヤグル川の水で淋浴をして白衣に着替え、待っているとその壷は流れてきて、今度はたやすくとることができた。夫婦は喜んで家に持ち帰り中を開けると、麦、栗など七種の種子が入っていたと伝えられる。
モンパノキ・ミズガンピの群落に覆われ、真白な砂が広がり自然の海浜植生が見られる。また、五穀の種子の入った白い壷がニラーハナー(ニライカナイ)から流れ着いた五穀発祥伝説の浜である。「琉球国由来記」(1713年)には、琉球国王が行幸の際、東方に向かって拝礼することが書かれている。
神の島
だけじゃなくって
神の雲
神の空
神の海
神の砂
って感じですよね!!
神がここにいる
神がここにいた
実に神々しい久高島!
誰かが作ったサンゴの小さな塔
海水の中の貝殻
御先という碑がひっそりと立っていました。
S51.タツ年
と書かれているので、昭和51年(1976年)に辰年になったどなたかの記念碑なのでしょうか?それともやはり礼拝所みたいなところなんでしょうか(謎)
来た道を戻っていきます。
更に久高島南岸を北に向かいます。
誰もいないし、誰も通りません。不思議な感じです。。。
クロツグのでっかい葉っぱ
僕のレンタサイクル 33番号
ギーコギーコ漕ぐと音が鳴りますが、タイヤは元気で意外と楽に前に進みます。神の島のサイクリング最高ですね!
とっ
その時!!
うおーーーっ!!
道が左と真っ直ぐに分かれるところに大きなガジュマルの木が生えていました!!
神の島は植物たちの楽園でもあるのです!!
沖縄の風景!久高島の風景!!
精霊が宿っているかのような神秘的な姿です!!
僕は息を呑みました!
自生していると思います。
このガジュマルの木の上では沖縄の妖精 "キジムナー"たちが遊んでいるんだと思います!
熱帯地方や亜熱帯地方を代表する有名な木ですがこうやって間近で一人で独占して見られるなんて最高の気分です!
今僕はこのガジュマルの木と二人っきりで対話を楽しんでいるんです♪♪
枝や幹から気根が下がっています
まわりの木とはぜんぜん違う存在感!主義主張!
ぜひジックリご覧ください。
「妖精が住む樹」ガジュマルの樹と思わぬ所で出会えました!
神の島・久高島の神の木ですね、コレはっ!
枝や葉が横に大きく広がっています!
真っ直ぐ行く道はこのガジュマルの木から先は細くなっているようです。
個性的なガジュマルの木
上を見上げると~ こんな感じ!
反対側から見て見ると~ こんな感じ!
離れたベンチの後からしゃがんで見てみると~ こんな感じ!!!!!!
やべぇー!!
すっごい迫力!!!!
神秘的で命を感じます!
溢れ出るエネルギーを感じます!
独特の姿に感動しました!!!!!!!!!!!!
神のような久高島のガジュマル!
幹の途中から気根という根を出しています。気根は地面に向かって垂れていき、地面に到達して徐々に太くなり、木全体を支える支柱根になっていくんです。ガジュマルは"歩く木"と言われる由縁です。
ガジュマルの葉っぱ
ガジュマルの株元
"歩くガジュマル"
誰も来ない。誰もいない。
さようならガジュマル(写真中央)
NPO法人久高島振興会さんのホームページにこう載っていました。
土地は神様からお借りしているものと考え、私有するものではありません。島の北部、集落の外は聖域として守られた「誰のもの」でもない、広くて深い空間です。
誰のものでもない空間に生えていたガジュマル。僕は一生忘れないと思います。
自転車で通り過ぎる脇の茂みにもいろいろな植物たちが暮らしていました。
畑もありました。
ウパーマ浜に到着~
久高島で一番広い砂浜だそうです。
ウパーマ浜はすぐこの先です
ウパーマ浜(星砂の浜)
島で一番広い砂浜だそうですが、
やっぱり誰もいません。
ほんと誰もいません。
星の砂がいるそうです。いるかな~ 笑
ウパーマ浜から見た久高島の海
カベールの植物群落
イシキ浜の植物群落
植物の群落です。
ここは単層林でテリハボク(照葉木)みたいです
テリハボク(照葉木)の林
テリハボク(照葉木)の幹
テリハボク(照葉木)の葉っぱ
テリハボク(照葉木)の葉っぱ
久高島の林は気持ちがいいです。
やっぱり誰もいませんよ。
誰もいないのが久高島です。
神はいます。
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