世界遺産 薬師寺 白鳳伽藍 - 天武天皇創建の奈良の大古刹
奈良薬師寺に来ちゃいました!西ノ京観光で南都七大寺の一つ薬師寺へ
柿の木と薬師寺西塔
薬師寺西塔
平成30年(2018年)10月12日 村内伸弘撮影
薬師寺ですよ、薬師寺。東大寺と並んで奈良そのものみたいなお寺です。今日は鑑真が建立した唐招提寺とともにその薬師寺に参拝しに行きます。どっちも世界遺産です!
ホテルのベッドの上で地図を拡げて、薬師寺や唐招提寺への行き方をインプット
宿泊したコンフォートホテル奈良を出て歩いてバス停に向かいます。
大森町バス停ありました!
奈良県農協会館
でも、どうやら薬師寺方面に向かうバス停は別の場所にあるようです。大森町のバスのりば分散しすぎ~ 笑
「5」という乗り場に向かいます。
大森町の「5」乗り場に着きました。
このバスは薬師寺(唐招提寺)には行かないバスのようなので見送ります
奈良交通 バス運行系統 奈良
このバスが薬師寺(唐招提寺)に行くみたいなのでこれに乗ります!
バスの車窓 素朴な木の椅子が可愛らしい♪♪
バスの車窓
奈良って都会じゃなくって、良い意味で田舎なんですね。都は都でも古い都なんです。だからこういう素晴らしい景色が市内からすぐのところにも残っているんです!すばらしい街ですよ、奈良って!!
薬師寺前バス停で降りました。
真っ正面が世界遺産「薬師寺」です!!
ヤバイ・・・雰囲気が奈良過ぎw
歩いて薬師寺に向かっています。
崩れかけている築地塀がさらに僕の心を弾ませてくれます!
薬師寺界隈、西ノ京界隈、一発で気に入りました!40年前におじいちゃんとおばあちゃんに連れられて奈良に来た時、この界隈に来たかどうかはまったく覚えていません。記憶にないのでたぶん東大寺の方に行ったんだと思います。
ってことは人生初薬師寺ですね(^^)
西ノ京観光案内図
薬師寺 - 西ノ京観光案内図
唐招提寺 - 西ノ京観光案内図
鑑真和上の御廟(お墓)が写真右下にあります。「天平の甍」かあ、中学生の夏休みに読んで感銘を受けた記憶があるんですが、もう一度読みたいなっ・・・
法相宗大本山 薬師寺(興楽門)
興楽門前の道路
通常拝観券(白鳳伽藍・玄奘三蔵院伽藍)とパンフレット
皆様からの御浄財により、国宝・東塔平成の大修理を行わせて頂いております。だって~
それでは薬師寺の中に入ってみましょう
薬師寺東僧坊の中
鐘楼のところで子供たちが記念写真を撮っていました。
少年少女たちにとって薬師寺は最高の思い出ですね!
薬師寺金堂
この金堂の中には "世界最高の仏像"とも言われる国宝の薬師三尊像(白鳳時代)がありました!ぜひ、僕と同じようにあなたも薬師如来や日光菩薩、月光菩薩の美しいお姿を拝んでみてください♪♪心洗われますよ~☆
薬師三尊像(やくしさんぞんぞう/国宝・白鳳時代)
薬師如来を中央に、向かって右が日光菩薩、左が月光菩薩、あわせて薬師三尊と申します。薬師如来は、東方浄瑠璃浄土の教主で、またの名を医王如来とも言い、私たちの身と心の病気を救ってくださる仏さまです。脇侍(わきじ)の日光・月光両菩薩は、動きのある美しい姿で、理想的な写実美を完成した仏さまといわれています。
あたかも今造られたかのような美しいお姿は、世界でも最高の仏像と仰がれています。
薬師寺西塔
西塔うつくしいです!
薬師寺西塔縁起
国宝の薬師寺東塔(白鳳時代)
確かに東塔は平成の大修理中でした。。。"凍れる音楽"と呼ばれる律動的な美しさを見られず残念です(涙)
あなたのお写経を国宝・東塔に納めませんか
お写経勧進による白鳳伽藍復興50年
お写経勧進による白鳳伽藍復興50年
薬師寺は檀家など特定の組織(墓地)のない寺院です。
創建より千三百年の間、多くの堂塔を焼失、明治の廃仏毀釈、昭和の農地解放等により、昭和30年代には雨漏りのために「傘をさしての堂内法要」もありました。
昭和42年、高田好胤管主によって、百万巻のお写経勧進による金堂復興が発願され、平成30年6月27日をもって、 『お写経勧進による白鳳伽藍復興』は満50年となりました。
薬師寺白鳳伽藍復興復興 50年の軌跡
昭和43年/1968年 6月27日 お写経勧進始まる
昭和51年/1976年 金堂落慶
昭和56年/1981年 西塔落慶
昭和59年/1984年 中門落慶
平成3年/1991年 玄奘三蔵院伽藍落慶
平成15年/2003年 大講堂落慶
平成29年/2017年 食堂落慶
現在、国宝東塔の平成32年春の落慶を目指し、解体修理が行われています。
昭和・平成に生きた人々の浄らかな想いの結晶を大切に受け継いでまいります。
薬師寺金堂
薬師寺中門をくぐります
二天王像 吽形(うんぎょう)像
吽形(うんぎょう)像は口を結んでいます
二天王像 阿形(あぎょう)像
阿形(あぎょう)像は口を開いています
薬師寺中門と二天王像を見終えました。
1回、南門から出て、敷地外から薬師寺を見てみましょう。
法相宗大本山 薬師寺の由来
おーっ!門の外から見た薬師寺(柿の木と薬師寺西塔)
柿食えば 鐘が鳴るなり 薬師寺 ← 字余りw
柿って僕は食べるのも見るのも好きなんですが、やっぱり日本のお寺にとっても似合いますね!まさにニッポンの秋です!!
無造作に立っていた世界遺産の碑
世界遺産 古都奈良の文化財 薬師寺 / World Heritage Yakushi-ji
六根清浄(ろっこんしょうじょう)!
六根清浄、僕が大好きな言葉です♪♪ 六根(眼、耳、鼻、舌、身、意)を清めましょう~
薬師寺中門から見えた薬師寺金堂
薬師寺金堂縁起
パンフレットには東塔が載ってる(写真右)
でも、今回は薬師寺東塔見られなかった。。。国宝・薬師寺東塔は 1300年間現存している創建当時からの建物です。見たかったぁー
まあ、また来いよってことですね!(^^)
続いて国宝の薬師寺東院堂(鎌倉時代)へ向かいます
東院堂の中には国宝の聖観世音菩薩像(白鳳時代)もあります。
国宝・薬師寺東院堂
弘安8年(1285年)に再建されているそうです。
薬師寺東院堂縁起
東院堂では "仏像界のイケメン" 国宝の聖観世音菩薩像の崇高なお姿を拝みました。青年の仏様はまさに"美仏"、まさに"美男子"!ぜひ、あなたもこの繊細で気品漂う菩薩像に会いに行ってみてください。
"仏像界のイケメン" ← なんじゃこりゃwww
そういえば、長崎の北村西望記念館の庭の木立の中にも光り輝く聖観世音菩薩像がありました。
聖観世音菩薩像(しょうかんぜおんぼさつぞう/国宝・白鳳時代)
このお像の若さの中に漂う気品と端麗さは、文字通り「祈りが昇華してゆく崇高なお姿」といえましょう。肩のあたりまで幾筋かにわかれて下がる垂髪(たれがみ)、二重の首飾り、透きとおるような衣服、花びらのような繊細で美しい指の動き、そして直立不動の直線的な姿勢。これらは、初唐時代に中国を通って流れてきたインドのグプタ王朝の影響を強く受けています。
東院堂前の砂利
東院堂近くのお地蔵さん
トイレの男女の文字にご注目 「善男子」「善女人」
女人(にょにん)という響きがメッチャいいですね~ 笑
鮮やかな宝相華文様
薬師寺伽藍図
薬師寺大講堂
大講堂は伽藍最大の建造物です。
大講堂縁起
これで白鳳伽藍を参拝し終えました。
この後は玄奘三蔵院伽藍に向かいます
▼公式サイト
奈良薬師寺 公式サイト|Yakushiji Temple Official Web Site
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