椿の実生(みしょう)に成功 - 播いたタネが発芽した実生椿「玉の浦」
ツバキの育て方: 実生(種子繁殖)。春が来て、長崎五島の銘花・玉之浦椿のタネから芽が出てきました!
椿の実生成功~
平成31年(2019年) 2月21日 村内伸弘撮影
ツバキの実生(みしょう)に成功しました!去年の 9月~10月に玉の浦に生ったタネをまるごとこの鉢に埋めておいたら、春の訪れとともに可愛らしい芽が顔を出してきました!!
実生成功~
うれしいです!!!!
春は生命(いのち)の季節です。このツバキも寒い冬に耐え、見事に生命を吹き出しました!!
何か施すわけでなく、自然のままただ穴を掘って、タネをその中に入れて、上から土を被せただけなのですが力強く芽を出しました!!
ご覧ください、発芽した玉の浦椿の様子を~☆
玉の浦椿の実生の成功
▼2月21日
おや?ちっちゃな芽が出てる??
写真左上のところから芽が出ていることに気がつきました。去年9月~10月、玉の浦のタネを播いておいた場所です。
切り取ったペットボトルの真ん中から発芽してますので、僕が位置決めして播いたツバキのタネで間違いないと思います!!
僕の人差し指と大きさ較べてみてください。かわゆいでしょ~(^^)
▼去年秋の種播き時の様子(写真は外の花壇)
割れた玉の浦椿の実
剥き出しになった玉の浦椿のタネ
地面に落下した玉の浦椿のタネ
玉の浦椿のタネ
目印用の切ったペットボトル
位置決め - 播いた場所がわかるようにペットボトルの埋め込み
埋め込んだペットボトルの真ん中に穴空け
玉の浦椿のタネ
空けた穴に玉の浦椿のタネを落とす
玉の浦椿のタネを土に埋める
土をかぶせて、タネが乾燥しないように水を蒔いて完了
こんな感じで播いておいたタネが発芽したわけです!
うれしいわけでしょ!!(^^)/
▼2月22日
昨日よりもちょっとですが上に伸びている様子です。
▼2月23日
ツバキの赤ちゃん
ホントかわいいです!
この鉢は室内の鉢なので、朝起きるとすぐにこの鉢の元へ行ってパチリと写真を撮っています。
▼2月25日
冬の間、土が乾かないように定期的に霧吹きで水を吹き付け続けました。地植えではなく、室内の鉢なのでタネが乾燥しないようにだけ注意をし続けていましたが今名実共に「春」を向かえました♪♪
▼2月26日
▼2月28日
2月も今日で終わり、今日で冬は終わりです。
▼3月1日
タネが地面に落ちて、そのタネから芽が出る=命が宿る。このツバキの繁殖計画はすごい迫力です!!こうやってツバキやその他の植物たちは自分たちの生存エリアを広げていくわけなんです。もはや生命の神秘の領域だと思います!!
▼3月4日
ちょっとづつ、ちょっとづつ伸びているみたいです。ツバキは比較的成長が遅いので、気長に楽しみたいと思います♪♪
▼3月5日
いつも思うんですが、植物の"緑色"って "命の色"ですよね!
このグリーンは本当にうつくしいです!!
▼3月6日
上から見た実生のツバキ
土の中から頭をもたげている感じがすばらしいです!!
▼3月7日
▼3月8日
発芽した時はグニャッと曲がっていた感じだったのですが、約2週間経って、実生ツバキくん、なんだか力強く独り立ちしているような印象です!!
この鉢には他に何個か玉の浦のタネを播いているので、これから別の場所からも顔を出してくると思います。
春はたのしいです!
命が歌ってます!!
PS
この実生のツバキ、どこに植えようかなぁ~?
それが大問題です(笑)
このまま鉢で育てて、盆栽デビューとかw
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