熊野古道16: 那智~白浜~特急くろしおで大阪・天王寺へ
むむ、やるな 特急くろしお!パンダシート発見
紀勢自動車道(田辺~すさみ)概略位置図
先に書きますが、平成27年8月30日に全線開通した「すさみ南IC」~「南紀白浜IC」間があってこの日は本当に助かりました。紀勢自動車道(田辺~すさみ)が全線開通したという情報を昨日レンタカーを借りたときに教えてもらっていたので、この道を途中使って JR白浜駅に向かうことにします。
補陀洛山寺から JR白浜に向かう途中の夕暮れの景色
うつくしい和歌山、すばらしい紀の国。
絶景!息を飲むほどのうつくしさ!
夕焼け
紀伊大島が見えました!島の左が紀伊大島 樫野埼灯台(かしのざきとうだい)
「日本の灯台の父」と呼ばれるリチャード・ヘンリー・ブラントンが日本で最初に設計し、1870年7月8日(明治3年6月10日)に初点灯した日本最初の石造灯台である。(Wikipediaより引用)
串本町にある奇岩群・橋杭岩。時間がないんで、30秒ぐらいで撮影w
その後、新しく開通した紀勢自動車道をぶっ飛ばして、JR白浜駅前のトヨタレンタカーさんに到着~ やっぱりくねくねした海岸沿いの道を走るより、情緒はまったくないですが一直線の新しい自動車道を走った方が断然遠くへ行けますね!使い分けたいです。熊野古道を歩いた身ですが、電車や飛行機の時間を考えると素早く移動ができる高速道路はやっぱり正直便利です(笑)
くねくねした海岸線の国道(42号)を走っていたら絶対くろしおに間に合いませんでした。
それからレンタカーを借りていたのも正解です。熊野をバスや電車で移動するのは時間がかかりすぎます。トヨタレンタリース和歌山の白浜駅前店の発着で 1日10時間11分でメーターは269km。カローラアクシオさんにお礼を言いたいと思います。いい熊野の旅ができました!
JR白浜駅
パンダのまち 白浜(PANDA TOWN SHIRAHAMA)
JR白浜駅 構内
一遍上人が賦算(ふさん)を始めた四天王寺がある JR天王寺駅まで行きます。
くろしお34号:
19:16白浜着
19:27白浜発
21:32天王寺着
乗車券 3020円 B自由席特急券 1,730円
計4,750円!高いっちゃー、高いですね。やっぱり南紀は大阪から遠いんですねっ
「歓迎 いらっしゃいませ!!ようこそ白浜へ。」白浜駅ホームにあったいい感じの看板。ノスタルジック感がプンプンしています!どうみても。昭和から設置してあるとみた、間違いない(笑)
白浜はとにかく "ジャイアントパンダ推し"のようです。現在、白浜にあるアドベンチャーワールドに 7頭のジャイアントパンダが暮らしていて、日本一の大パンダ家族だそうです。
今回は暗くなった中を「特急くろしお」で一気に走り抜けてしまいますが、次回はぜひ鈍行列車で新宮駅~和歌山駅間の「きのくに線(紀勢線)」を楽しみたいと思います。
見て下さい!この駅名の数々!!旅情を掻き立てられずにはいられません。
↓↓↓↓↓
新宮 - 三輪崎 - 紀伊佐野 - 宇久井 - 那智 - 紀伊天満 - 紀伊勝浦 - 湯川 - 太地 - 下里 - 紀伊浦神 - 紀伊田原 - 古座 - 紀伊姫 - 串本 - 紀伊有田 - 田並 - 田子 - 和深 - 江住 - 見老津 - 周参見 - 紀伊日置 - 椿 - 紀伊富田 - 白浜 - 朝来 - 紀伊新庄 - 紀伊田辺 - 芳養 - 南部 - 岩代 - 切目 - 印南 - 稲原 - 和佐 - 道成寺 - 御坊 - 紀伊内原 - 紀伊由良 - 広川ビーチ - 湯浅 - 藤並 - 紀伊宮原 - 箕島 - 初島 - 下津 - 加茂郷 - 冷水浦 - 海南 - 黒江 - 紀三井寺 - 宮前 - 和歌山
※特に「箕島」は僕らの年代の野球好きにはたまらない駅名です!!
きのくに線 和歌山・天王寺・新大阪方面「新大阪行きは、新大阪行きの特急の最終です。」
きのくに(紀勢)線 時刻表
特急くろしお 34号が 19:27に発車します。それに乗ります。
くろしお34号 来た~っ
「くろしお」のヘッドマークがカッコイイ!!土讃線の「南風(なんぷう)」のヘッドマークもイケてましたが、この「くろしお(黒潮)」も和歌山っぽくってとってもいいと思います。
・土讃本線「南風16号」と徳島線で高知から徳島へ
・クーピーペンシルでブルートレイン「出雲」号の赤いヘッドマークを描く
新大阪行き
なんだ~これ~(大爆笑)
JR西日本やるな~!!パンダシートすごいです!!w
子供がこの席に座ったら大興奮まちがいなし!!パンダシートよくぞやったw
み熊野の 裏の浜木綿 百重なす 心は思へど 直に逢わぬかも 柿本朝臣人麻呂 万葉集より
問題は、この「くろしお」走っている途中、インターネットがつながんなかったんですが・・・ これはいただけません。。。
時間があったし、もう暗くて車窓も楽しめないので、荷物の整理。「樹齢約110年」という蛍光ピンクのゼッケンを胸につけた僕の八咫ちゃんが写ってます。
それから夕食。さ、さびしい。。。
さっ、これで天王寺駅に着けば、熊野古道編は終わりです。続いて、大阪編へ突入します。皆さん、僕のブログ引き続き、どうぞご覧ください。
▼今回の熊野・大阪旅行
- 熊野古道1: 美しき紀の国(木の国)!紀伊半島を空中から眺める。和歌山到着。
- 熊野古道2: 南紀白浜空港から日本最古の温泉地・湯の峰温泉へ移動
- 熊野古道3: 赤木越え(湯の峰温泉→赤木越分岐/船玉神社)で "熊野詣で" スタート!
- 熊野古道4: 中辺路を歩く(船玉神社~"熊野本宮大社の神域の入口" 発心門王子)
- 熊野古道5: 中辺路ラストスパート(発心門王子~熊野本宮大社)
- 熊野古道6: 熊野本宮大社!一遍上人「熊野成道」の現場・大斎原、熊野川へ
- 熊野古道7: 日本最古の湯・和歌山県湯の峰温泉で世界遺産「つぼ湯」に浸かる
- 熊野古道8: 小栗判官の車塚、きらめく聖なる熊野川、北山川
- 熊野古道9: 日本最古の神社「花の窟(いわや)神社」と光り輝く熊野灘
- 熊野古道10: "空青し山青し海青し" 新宮市の熊野速玉大社(新宮)へ
- 熊野古道11: 神倉神社(神倉山)の鎌倉式石段、ゴトビキ岩、お灯祭り
- 熊野古道12: 荘厳な大門坂、熊野古道の代表的景観を歩く
- 熊野古道13: 赤松一刀彫り・木彫り八咫烏と那智大社・青岸渡寺
- 熊野古道14: "神の滝" 那智の滝は世界遺産!落差日本一!日本三名瀑!
- 熊野古道15: 補陀洛渡海最大の聖地・補陀洛山寺へ
- 熊野古道16: 那智~白浜~特急くろしおで大阪・天王寺へ
- 大阪: 天王寺駅前のカプセルホテルに泊まる(アーベイ天王寺ホテル)
- ディープな大阪・西成: ドヤ街潜入!"日本で唯一暴動がおこる街" あいりん地区(釜ヶ崎)へ
- ディープな西成区: 「はよ 死に神来んかいな?」 自由気まま、でも死にたいおじさんとの会話
- 大阪: 四天王寺 - 一遍上人が「賦算(人々に念仏札を配る)」を開始したお寺
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- 熊野詣 三山信仰と文化(五来 重 著)
- 一遍聖絵
- 一遍上人語録(付 播州法語集)
- 六波羅蜜寺・空也上人 かくれ念仏(空也踊躍念仏厳修)に参加
- 「仏教聖典」のブッダの教え(言葉)
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- 2014年 5月12日(月) 檜枝岐歌舞伎 - No.2
- 2014年 5月12日(月) 檜枝岐歌舞伎をナマ鑑賞 - No.1
- 樹齢2000年 山高神代桜の満開を激写!(山梨県実相寺)
(関連サイト)
- 熊野本宮大社 公式ホームページ
- 熊野速玉大社 公式サイト
- 熊野那智大社 那智の瀧(那智の滝) 公式ホームページ
- 熊野本宮観光協会
- 新宮市観光協会
- 那智勝浦町観光協会
- 熊野古道|紀伊山地の霊場と参詣道
- 和歌山県世界遺産センター(和歌山県世界遺産協議会)
- 世界遺産熊野古道伊勢路(三重県庁)
- 田辺市熊野ツーリズムビューロー
- 熊野大辞典
- Mi-Kumano 世界遺産熊野古道のガイド
- 聖地熊野を核とした癒しと蘇りの観光圏協議会
- 熊野で健康.com
- 南紀エリア観光推進実行委員会
- 熊野古道 - Wikipedia
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