ケアンズ旅行 11: オーストラリア先住民のアボリジニダンスを鑑賞(ジャプカイ・バイ・ナイト)
アボリジニダンスを鑑賞(ジャプカイ・バイ・ナイト)
平成27年/2015年 12月27日 村内伸弘撮影
カンガルー狩りが成功した瞬間!
オプショナルツアー「夜のジャプカイ アボリジナルダンスショー&ディナー」参加券(バウチャー)
宿泊ホテルにバスが迎えに来てくれました。雨が降ってます。
ケアンズ市内のいろんなホテルに迎えに回ります。
いろいろ手違いがあったみたいで 1時間以上ケアンズ市内をグルグル回ってました(笑)まあ、座っているだけでケアンズ市内を何周もできたのである意味効率的に観光できましたw
上の写真に写っているのは、運転席と荷台が分離している牽引自動車。ケアンズ(たぶんオーストラリア)では、バスの後にけん引される荷台がついていて、そこに荷物が入れるんです。内輪差が大きそうなので運転難しそうですけど、結構見かけましたよ~
「ジャプカイ・アボリジニ・カルチャー・パーク(Tjapukai Aboriginal Cultural Park)」に向けて、いよいよケアンズ市内を出発します。
ケアンズ市内からだいたい15分~20分ぐらいで着くようです。
ジャプカイ・シアターに到着!ジャプカイ・アボリジニ・カルチャーパークのフロント。
チャプカイは、オーストラリア文化発祥の地です。クイーンズランド州ケアンズにある同センターは、4万年前に遡る本物のアボリジニ・トーレス海峡諸島人伝統文化に触れることのできる場所の中でも特にアクセスが便利です。
TJAPUKAI BY NIGHT 2012 SHOWCASES INDIGENOUS CULTURE
▼公式サイト
ジャプカイ・ナイト
市内をグルグル回っていたので、もう始まりそうな感じでした。
いました!!アボリジニの皆さ~ん!!!!
ケアンズの先住民族のジャプカイ族の皆さんです。ジャプカイとはレインフォレストピープル(熱帯雨林に住む人々)という意味だそうです。すでにウェルカムショーが始まっていました。
ガイドさんからバスの中で聞いたのですがアボリジニの子供は蒙古斑がでるそうです。アボリジニは我ら日本人と同じモンゴロイドなのか?興味津々です!
ウェルカムドリンクを飲みながら、ジャプカイ族の皆さんを見ていたら、女の人が回ってきてほっぺたにアボリジニのペイントをされちゃいました。みんなフェイスペインティングされちゃって、否が応でも気分が盛り上がります!フェイスペイントした僕たちはすでにアボリジニの仲間です!!
ボディーペイントは人それぞれ違うトーテム(守護神)で、一生その人の守護神になるそうです。
「さあ、こっちだっ」、アボリジニが我ら見学者をジャプカイ・シアターに連れて行きます。
先住民アボリジニ(ジャプカイ族)のたくましい背中
なんとなく、"流血大王" キラー・トーア・カマタみたいな雰囲気です(爆笑)昭和プロレス、特に全日ファンのみなさんはすぐにピンときますよねw
歩いて 1分ぐらいでジャプカイ・シアターに到着~
ジャプカイ族によるアボリジニダンスショーを見学します。ジャプカイ族の伝統的儀式に参加します。始まり、始まり~♪
Tjapukai(ジャプカイ)
"ジャプカイ"とはオーストラリアの先住民族アボリジニの部族の名前で「熱帯雨林に住む人々」という意味です。
今夜は4万年の昔からここケアンズに先住しているジャプカイ族が、神秘的で迫力のある、そして楽しいショーへご案内いたします!!
1.ジャプカイ族について
ジャプカイ族はウェット(雨季)とドライ(乾季)の 2つのグループに分かれています。彼らは父親から受け継いだグループに属し、結婚する時は(違う部族との結婚が許されていなかった為)必ず自分の属するグループと違うグループの中で相手を見つけなければなれませんでした。これは 500人規模で成り立っていた彼らの部族内の血が濃くなることをさけるために考え出されたと言われています。またそれぞれのグループは1人1人特定の異なった自然や動物を崇拝し、「トーテム」として大切にしています。
フェイスペイントの黒と白はウェットを、黄色と赤はドライの世界を表しています。
2.ダンスショー
*動物のダンス
*カンガルー狩りが成功した踊り
*蜂の巣探しの様子のダンス
一匹の蜂を捕まえ、その蜂にオウムの羽根と動物の肉片をつけます。そして蜂の後を追い、どこに蜂の巣があるかを探します。探し当てた蜂の巣がある木を切り倒し、中から蜂蜜を取り出します。最後はダンスでお祝いです。
*モスキートダンス
熱帯雨林で暮らしているジャプカイ族の人々にとって、蚊はいつも悩みの種。そのダンスは木の葉っぱに防蚊剤となる樹脂をつけて体に塗り、蚊を寄せ付けないように工夫をしている彼らの様子を表しています。
*歌「飛べ!ブロルガ」
ジャプカイ族の伝統的な歌「飛べ!ブロルガ」をダンサーと一緒に歌います。会場を二つのグループに分け、一つのグループは「ヘーホ!」という掛け声、もう半分のグループは「バンナバーラ、ボラボレー」と歌います。
3.ファイヤーセレモニー
まずはスタッフから「ビブラ」という木製のスティックをお受け取りください。
そして次の言葉を一緒に唱えましょう!
・ビリワーイー(火熾し棒をこすれ)
・ビリージャネイ(火よ空高く立ち上がれ)
・ダンサーが「コップ」と言ったら、皆さんは両手を大きく広げて元気よく「ハイ!」と答えます。(ストップの合図)
ここで使う火熾し棒は、一本に数個の穴があり、もう一本はその穴に合うようになっています。先端は乾燥を保つ為に、木の皮と椰子の葉とロウでできた入れ物に保管します。
「ビブラ」を打ち鳴らし、ステップを踏んで、火を熾(おこ)すためにみなさんの力をぜひ貸してください!
次はお食事です。美味しいバイキングディナーをゆっくりお召し上がりください。最後にダンサーとお写真をとる時間もありますので、お楽しみください。
アボリジニダンスショー スタート!
アボリジニーの民俗楽器「ディジュリドゥ」。世界最古の木管楽器でシロアリに食わせて筒状になったユーカリの木から作られるそうです。木の中だけをシロアリに食べさせると機械よりも良い音がするんだそうです。
動物のダンス
カンガルー狩りが成功した踊り
写真右側、カンガルーに扮したアボリジニ。
写真左側のアボリジニが、写真右側のカンガルーに狙いをつけます。
カンガルーに近づきます!!
カンガルーを仕留めました!!
カンガルー狩り大成功!!文字を持たなかったアボリジニはこういう踊りや絵や物語で文化を伝えて伝承していったそうです。
それにしても、この真っ赤な照明は衝撃的でした!一頭のカンガルーを倒すことが我らの祖先にとっていかに大事なことだったのかがよくわかります。この時代、お肉はスーパーには売っていなかったのです。食べる肉は男達が狩猟にいかなければならなかったのです!
蜂の巣探しの様子のダンス(ハチミツ狩り)
ハチミツにありつけました~
モスキートダンス
なんか知んないけど僕はいつも前に呼ばれるんですよね~。。。
阿寒湖アイヌコタン(アイヌ集落)でアイヌの古式舞踊を踊らされたり、スパリゾートハワイアンズでもグランドポリネシアンショーで舞台に引っ張り出されたり。今回もなぜか、前に呼び出されてみんなの前でアボリジニダンスを踊らされちゃいました~。諺(ことわざ)に曰く、旅の恥は掻き捨て~(爆笑)
・アイヌ民族と一緒に輪になって踊りました
・スパリゾートハワイアンズでポリネシアンショーに引っ張り出されました
配られた木製スティック「ビブラ」
さあ、火起こしの儀式です。
どうやらこの火熾し棒を使って火を熾(おこ)すようです。
協力者として青い服を着たアメリカ人少女も舞台に呼ばれました。さあ、火が熾きます!人類を飛躍的に進歩させた「火の使用」、まさにその歴史を強く感じることができる実演です。
棒をくるくる手の平で回します。
もう1人の大人の協力者の方が回します。
アメリカ人の女の子が火熾し(ひおこし)にチャレンジ!でもまったくつきません。
ジャプカイ族の若者がこすると・・・
ん・・・
さあ~~っ
小さな煙があがりました。
ウォー!白い煙が上がり始めました!!
みんなで一緒にアボリジニのメロディーに合わせてこの言葉を唱えます!唱えるというよりも歌うという感じです。
ビリワーイー(火熾し棒をこすれ)♪
ビリージャネイ(火よ空高く立ち上がれ)♪
人類が火を支配した瞬間です!!
女性のアボリジニが両手を挙げて喜んでいます!!
火が熾(お)きました。火よ空高く立ち上がれ!火よ空高く立ち上がれ!!
人類の勝利です!ホモ・サピエンスの勝利です!!我ら人間は火を手に入れました!!!!
今や 100円ライターで火は簡単につくのですが、地球上の動物で火をコントロールできるのは未だに我らホモサピエンスだけです。
人類最大の発明とも言われる「火の利用」
この燃え上がる炎(ほのお)を見て、僕はこのショーに来て本当によかったと思いました!
NHKスペシャル取材班の「ヒューマン なぜヒトは人間になれたのか」 を事前に読んでいたので、なおさらこの立ち上がる炎が僕には人類の明るい未来を象徴するものに見えました。
感動的な瞬間です!!!!すばらしいです!!
燃えさかる炎を中心に踊るアボリジニたち
火がトーチに移りました。
アボリジニたちがシアターを出ていきます。僕たちも後を追います。
無人になったジャプカイシアター
熾した火を点したたいまつを手にしたアボリジニ
「写真を撮れ」と言っているようです。
火を真っ暗な山の方に放つようです。
うわーーッ!ファイヤーボール!!!!
ショーが終りました。大満足です。本当にすばらしいショーでした!
アボリジニ・メッセージストーン
前に出て踊りを踊ったので僕は特別にメッセージストーンを頂きました。
アボリジニ・メッセージストーンの裏側
さあ、豪華バイキング!
おいしかった。でも、料理は日本のレベルが高いので正直まあまあって感じでした。やっぱりここの醍醐味はアボリジニダンスに尽きると思います。このダンスは必見ですよ、4万年も前の太古の人類の姿が確実に残っています。アボリジニは文字を持たない種族なので、踊りや絵で伝承を行ったので、このダンスにそのまま当時の姿が封じ込められているんです!!
スイーツ。バイキングだしついつい取り過ぎちゃいます。また、太る~
フルーツおいしかったです。
WELCOME TO Tjapukai by night - Tjapukai Aborigonal Cultural Park
ディナー会場でもすこしだけ踊って歌ってくれました。
記念撮影~
楽しい一時です。
オーストラリア大陸を描いたアボリジニアートのマグネット
ジャプカイお土産ランキング!
1位 ブーメラン
左利き用、右効き用、鑑賞用あり
2位 Tシャツ
種類が豊富。ジャプカイオリジナルもあり
3位 布に描かれたアボリジナルアート
額縁に入れて壁に飾るとGOOD!
4位 メッセージストーン
アボリジニのお守りの石
5位 ディジュリドゥ
梱包して日本に宅配できます!
Tjapukai Aboriginal Cultural Park:TACP
ツアー会社が手配してくれたミニバンで大満足でホテルへ戻ります。
「お天気がよい日には、帰り道にて夜空に輝く満点の星空を観察することができます。日本ではなかなか見ることの出来ない南十字星を探してみてはいかがでしょうか?」という感じで、ケアンズ市内への帰り道に星空を眺める予定だったんですが、雨のため中止。。。南十字星を見逃しました~ 残念!星空鑑賞はまた次回に~(^^)
ホテルに戻りました。フェイスペイント残ったままでした(^^)/ アボリジニっぽいですか?それともやっぱり純日本人ですか?
▼今回のケアンズ旅行
- 1: レッツ豪~!オーストラリアへ出発
- 2: ケアンズ空港からケアンズ市内へ
- 3: "天空の城ラピュタの城" パロネラパーク
- 4: 太めな真夏のサンタクロース in オーストラリア
- 5: 土ボタルと神秘的な「聖堂の樹(Cathedral Fig Tree)」
- 6: グレートバリアリーフの緑の宝石「グリーン島」
- 7: ワニとカンガルーの肉をナイトマーケットで食す
- 8: ケアンズボタニックガーデンズ(植物園)は見たことない植物ばかり
- 9: トロピカルズーでコアラ抱っこ(写真あり)
- 10: ケアンズ郊外のパームコーブビーチ
- 11: オーストラリア先住民のアボリジニダンスを鑑賞(ジャプカイ・バイ・ナイト)
- 12: リーフホテルカジノで勝利&タイのレディボーイスッチー
- 13: 朝のケアンズ散歩と幻想的な飛行機からの景色
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