ミライの車 - 愛知の高校生が作った夢のような電気自動車!東京モーターショー2017 愛知県立愛知総合工科高等学校
愛知総合工科の学生たち、やるぅ~!!
愛知県立愛知総合工科高等学校製の折りたたみ式電気自動車 / EVカー 「COLLAPSE(コラプス)」
「COLLAPSE」とは今の車の常識を壊す!
ゆめのまま形に!!
平成29年(2017年)10月28日 村内伸弘撮影
一般公開日の初日(10/28)に
TMS2017(東京モーターショー2017)に行ったのでブログ記事を書いていますが、気合いが入り過ぎてひたすらイベントコンパニオンさんの記事を投稿しちゃいました。なぜかって?コンパニオンさんたちの美しさに感動したからです(^^)
でもこれだと、なんだか女性の写真を撮りに TMSに行ったみたいに思われちゃうので、ちゃんとクルマの記事も投稿します。
僕・村内伸弘が
東京モーターショーで実は一番感動したこと。
高校生がクルマを開発して展示していたこと。
もう一度、書きます。
10代の若者が、電気自動車を作ったこと。
そして、そのクルマは折り畳めること。
その電気自動車の名前は「COLLAPSE(コラプス)」と言います。
10代にとっての、自動車のミライ!
なんか 2050年頃は、街中をこんなコンパクトな EV(電気自動車)が所狭しと自動運転で走り回っているような気もしてきますね!まさにクルマのミライがここにあります!!
ロータスヨーロッパとかランボルギーニではなく
もしかするとこれからはコレが "若者が乗りたい車"なのかもしれません。
「COLLAPSE(コラプス)」とは英語で 1.折り畳める 2.破壊する という意味があります、折り畳めるクルマで今までのクルマの常識を打ち壊す意味を込めているそうです。さすがものづくり愛知の将来を担うスペシャリスト達!!愛知のみならず日本国全体を担いそうな気概の命名です!!
東京モーターショー2017 愛知県立愛知総合工科高等学校ブース
たくさんのスポンサーに応援されているようです。微笑ましいです。
僕はブログを書いたり、ブースを訪れることぐらいしかできませんが、世の中にはこういう少年たちを全面的にサポートする立派な大人たちがいるということなんですね。救われます。
スポンサー企業の名前をぜひ見てあげてください。
裏返すと、学生達は資金調達もやっちゃってるってことですよ、コレ!
技術だけじゃなくって、ビジネスにも精通することになりますよ、ホント!!
後(うしろ)から見た「COLLAPSE(コラプス)」
学生達のアイディア
目を皿のようにしてよく見てあげてください。
若者の視点は斬新です。
この自由で柔軟な発想は 10代ならではです。
アメリカのシリコンバレーの人たちもこんなみずみずしい感性を持っているようですが、僕ら日本人の大人、もうこういうの失っちゃってますよね。
それじゃあ、ミライ(未来)は作れません。
いま、日本に必要なのはこの愛知の工業高校の学生達のようなしなやかでのびのびとしたフィーリングだと僕は思います。
学生による説明が始まりました。
「COLLAPSE(コラプス)」のコンセプト
私たち(若者)が考える 2050年の社会につながる車
「COLLAPSE(コラプス)」のステアリングシステム
「COLLAPSE(コラプス)」のカードキー
「COLLAPSE(コラプス)」を手で畳んでいるところ。すごい発想です!
実際にこのクルマ、サーキットで走行してますから、とんでもないことですよね。
クルマを本当に畳んじゃうなんて~
※折りたたみの時は全長は 2340mmから 1600mmになるそうです。
これ悪いけど、ホンダが TMSで発表してなきゃダメでしょ。
本田宗一郎の感性は愛知総合工科高校専攻科・自動車開発部の若きエンジニアたちに受け継がれていました!
愛知から全国区へ!
工業高校の雄!愛知県立愛知総合工科高等学校!!
どんな学校なのか、どんな学生たちなのか、ぜひご覧ください。
↓↓↓↓↓
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愛知総合工科高校 専攻科 Collaps (@astmsc1617) | Twitter
愛知県立愛知総合工科高等学校
※全国初・公設民営化された県立学校
どうでしたか!?
すばらしいでしょ!!
コンパニオンたちの美しさにも感動しましたが、
この若いエンジニアたちのチャレンジには鳥肌が立ちますよ!!!!
最後に辛口になりますが、
日本の車メーカー、世界の車メーカーは愛知総合工科高等学校の学生たちを見習うべきだと思います。
TMS2017、とても素晴らしい車の総合展示会なのですが、約40年ぶりに行った僕が感じたのはどの車もどの車も、同じ顔をして、同じボディーで、同じ色合いで、同じコンセプトなんですよね。。。違いがよくわからないんです。違いがあったとしても"微差"なんです。
この高校生達のブースに行く前に HONDA(ホンダ)のブースにいたところ、ホンダさんの社内で流す来場者の生の声みたいな映像インタビューにつかまって僕はテレビカメラに向かってこうしゃべっていたんです。
「もっと型破りのクルマを作って欲しい。もっと独創的で個性的なクルマづくりにチャレンジして欲しい。ホンダにしかそれはできないんです!」と。
でも、日本の名だたる大企業じゃなくって、挑戦的な車づくりをしていたのは愛知県の高校生達でした!!!!
若い彼らがもっともっと勉強して、実験して、未来のクルマを作り出す姿を想像したら、すっごく嬉しくなってきて、ブースにいた学生さん達全員と握手しちゃいました。
未来は若者のものです!
未来の自動車社会は彼らのものなんです!
ぜひ、彼らのガンバリを見に、
東京ビッグサイト 東1の CZ01に行ってみて下さい。
アンケートに協力するとオリジナルのストラップももらえますよー(^^)/
あと、ブースに行く前にこの力強い宣言も読んでおいてくださいよー
「2050年、AI(人工知能)を搭載した自動車型ロボットが『やりがい』をもって人間社会に貢献している。」そのようなビジョンを持った 10代の若者が、ミライの自動車社会を見据えて、1台のクルマを開発した。
Collapse達の社会貢献
彼らは「人を運ぶこと」で社会へ貢献し AIとしてやりがいを感じている。
公共交通の担い手として貢献するモノ
仲間たちの輪に入り、シェアされるモノ
彼らはそれぞれのコミュニティで活躍する。
変形・小型化する Collapse
2050年日本中のコンパクトシティが発展し、公共交通として Collapse達が走行している。都市の中心部では利用率が高いため小型化した彼らが常に待機している。
私たちが大人になる 2050年には、そんな未来が待っている。
そのために、今なにができ、何が必要なのか。未来を見据えシェアシステム・小型化機構・未来の車内空間を設計した。
私たちは彼らと共に時代を歩み、新しいモーターリゼーションを創らなければならない。そのために、今ある自動車を概念やカタチを Collapse(崩壊)させた。
私たちは、私たちの 2050年ビジョンを目標にした時、2020年に在るべき超小型EV Collapseを開発した。
(「COLLAPSE(コラプス)」のパフレットより)
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