エリザベス女王の国葬と近所のアパートでの孤独死 - 人間の平等、人間の尊厳
Elizabeth the Second 1926年4月21日 - 2022年9月8日
若い頃のエリザベス女王
エリザベス女王の国葬。不謹慎なんですが、エアロバイクを漕ぎながら見ました。BBCとか日テレのネットLIVEで見ました。
女王の国民への思い、国民の女王への思い、そしてイギリスという国の奥深さや伝統の重さなどを感じて、感動しました。エリザベス女王の棺が英国国旗ユニオンジャックが左右に無数並ぶ道を静かに進む映像はあまりにも美しかったです。
英国国旗 ユニオンジャック
あのセックス・ピストルズのジョニー・ロットンがこんなメッセージを発してました。パンク発生からもうすぐ50年、感慨深いです、、、
Johnny Rotten / ジョニー・ロットン
Rest in Peace Queen Elizabeth II.
Send her victorious.
女王エリザベス 2世、安らかにお眠りください
勝利を彼女に!
女王の死はもちろん痛ましく悲しいできごとなのですが、僕は自転車のペダルをこぎながら、人間の平等についてズッと考えていました。
ちょっと前に自宅近くのアパートで孤独死があって、その古いアパートで誰にも看取られることなく、天涯孤独、ただ一人寂しく死んでいった方と女王陛下を比較してしまいました。。。
世界中から称賛され惜しまれながら死んでゆく女王。
誰からも気にされず看取られず一人死んでゆく孤独死者。
おんなじ人間なのに
こんなにも違う
おんなじ人間なのに
なんで違う?
ヨーロッパの島国とアジアの島国で最期を迎えた対照的な 2人の人間のことを思うと、なんだか絶望的な気分にすらなりました。
岩波文庫の「人権宣言集」という本を引っ張り出したら、こんな風に載っていました。
世界人権宣言 第1条
すべての人間は、生れながら自由で、尊厳と権利について平等である。人間は、理性と良心を授けられており、同胞の精神をもって互に行動しなくてはならない。
尊厳と権利について平等である。
尊厳と権利について平等である。。
そっか
尊厳と権利について平等である。。。ってことなんだ。
人間の尊厳。
そうだ
エリザベス女王も孤独の中で死んでいった市井の人も
どっちも厳かで、尊い存在だったんだ。
僕はそう気づきました。
シカゴ・ブルズの悪童、デニス・ロッドマンの言葉も急に思い出しました。「あらゆる人間を同じように扱う」 僕は涙が出るほどカッコいいと思いました!!本当にカッコいいと思いました!
Dennis Rodman / デニス・ロッドマン
I treat everybody the same way.
オレはあらゆる人間を同じように扱うんだ。
以上です
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