ロン・ヤス会談記念碑/日米首脳会談記念碑東京都日の出町文化の森

2023/04/23 19:49

日米友好とロンヤスの友情を讃える碑が日の出町の見晴らしのいい高台にありました！

ロン・ヤス会談記念碑

日本国: 中曽根康弘首相

アメリカ合衆国: ロナルド・レーガン大統領

平和の碑
令和5年（2023年） 2月19日村内伸弘撮影

中曽根総理の別荘だった日の出山荘（中曽根康弘・ロナルドレーガン日米首脳会談記念館）を見学し終わりました

日の出山荘入口バス停に日の出町コニュニティバス「ぐるり～んひのでちゃん」号がやってきました

このバスに乗って、同じ町にある文化の森のロン・ヤス会談記念碑（日米首脳会談記念碑）を見に行きます

バスの車窓も豊かです

日の出の山を歩いて来た、おじさん達とバスで一緒になりました。「どこに行ったんですか？」って聞かれたので、「日の出山荘です」って返事したら、「中曽根さんがほら貝吹いたところ！」って言ってました。

ははははｗ
やっぱり、日の出山荘って、ほら貝とかチャンチャンコとか囲炉裏（いろり）のイメージなんですよね。僕ら昭和人間にとっては笑

日の出折返場バス停で僕はバスを下りました

地図中央やや左の日の出折返場バス停からその右上の記念碑まで、歩いていきます

カラフルできれいですね！塗装屋さんの看板

看板が出てました

日米首脳ロン・ヤス会談の碑入口
The U.S. - Japan Summit Monument

すごい！山肌全体が太陽光発電になってます

カラフルな階段がありました

（たぶん）中学校へつながる階段。キレイだなー

緑色の看板に「碑まで直進 300m先」と書かれています

上り坂をしばらく歩くと、文化の森という大きな看板を発見

そのもう少し上に「日米首脳会談記念碑」と書かれた大きな看板もありました。この右の道に入ります

奥は文化の森給水所

この先に何があるのか？的な、何にもなさそうな道を歩くはめになりましたｗ

てか、山なんですけど笑

うわーーっ！！！！！

何かいるぞ～！！！！
こっち見てるぅーーーー

ニホンカモシカ？ですかねっ
こんな動物が普通に出てくるのがスゴイです！！ニホンカモシカだとしたら、国の特別天然記念物ですよ！ビックリしたー

平和の碑
まずこの平和の碑を見つけました

真上から中学校が望めます

日の出町立平井中学校
いいなー！日当たりが良くって、広々としてて、自然豊かで。最高の中学ですね！

この整備された坂の上に碑がありそうです

ありました～！

ロン・ヤス会談記念碑/日米首脳会談記念碑（東京都日の出町文化の森）

ロン（ロナルド・レーガン）とヤス（中曽根康弘）ががっちり握手をしています

日本とアメリカが力強く握手をしています

誰がなんと言っても、日米関係は基軸で重要です。この碑は昭和58年（1983年）の日米首脳会談の記念碑であるとともに、これからの未来の日米友好や世界平和を願うための祈念碑なんだと思います

日の出町の見晴らしのいい高台に、ロンヤスの記念碑は佇んでいました

正直、今回日の出を旅するまではこの碑の存在すら知りませんでした。どなたかわかりませんが、僕のこのブログ記事を見て、この碑を訪れる人がいたらとてもうれしいです

第71-73代日本国内閣総理大臣中曽根康弘

第40代アメリカ合衆国大統領ロナルド・ウィルソン・レーガン

1. 中曽根総理とレーガン大統領は、この 5年間、二人が個人的友情と信頼関係を深めたことが日米関係の強化に大きく貢献したことを満足の意を持って語り合った。

2. 総理は、日米両国が世界のために果たすべき責任を自覚して、安全保障、世界経済、途上国の経済発展、科学技術、地球的規模の環境保護等人類の未来にとり死活的な分野についての協力を推進してきことにより、日米関係は大きく前進しているという認識を述べ、レーガン大統領もこれに同意を表していた。また、総理と大統領は、現下の両国間の経済貿易上の諸問題は両国の共同作業を通じ建設的に解決すべきものであるとの点で意見の一致をみた。

3. 総理は、以上の日米協力の成果を踏まえ、両国間のこのような協力の基本が今後とも引き継がれることを確信する旨大統領に述べ、大統領も同様の認識をのべた。またレーガン大統領と総理は、日米関係の基盤は不動のものであるとして評価した。最後に総理より、今後とも長きに亘り、日米関係の前進のために一層貢献していきたいとの真摯な気持ちを表明し、レーガン大統領もこれを心より歓迎した。

4. レーガン大統領は、両国が安全な世界を構築するに際し、日米間の協力と西側の団結を増進していくため、総理が過去 5年間に亘り極めて重要な役割を果たしてきたことを評価した。大統領はまた、総理が日本の対外的イメージを歴史的に変えた旨述べた。

昭和58年（1983年）11月11日
太平洋を平和と希望の海に
内閣総理大臣中曽根康弘

この高台からは東京の山々が望めました
すばらしい景色です！

ロン・ヤス会談記念碑建立にあたって
昭和58年（1983年）11月11日、国賓アメリカ合衆国ロナルド・レーガン大統領閣下同ナンシー令夫人の訪日にあたって、中曽根康弘総理大臣同蔦子令夫人による日米首脳の「ロン・ヤス会談」は、日米の親善と世界平和に大きな役割を果たし、日の出町の歴史に新たな一頁を添えた国家的行事の一つでありました。

顧みると、日の出山荘会談が伝えられてから約2ヵ月、第3代宮岡武一町長を中心に、全町民のご協力とご声援のもと、町を挙げて準備万端整え、当日は、日の出晴れの小春日和に恵まれ、紅葉が一際美しく輝く文化の森・平井中学校に、レーガン大統領閣下ご夫妻をお迎えし、日の出山荘における「ロン・ヤス会談」は、広く国際社会に、日の出町の名を高めました。

この 20世紀最大のイベント「ロン・ヤス会談」を、平和のシンボル、「世界の平和」「日米親善」に貢献した礎として官民一体の協賛協力のもと、ここに記念碑を建立し、私達日の出町民が、この行事を通じて得た多くの教訓と、国の内外に知れ渡った日の出町の名をはずかしめないよう、町民の豊かな良識と、心のこもる歓迎の想い出を誇りとして、明日へのすばらしいロマンと限りない繁栄の 3万人の自立都市、大理想郷の創造を図るため、永く後世に伝えます。

日の出町第3代
宮岡武一町長
ロン・ヤス会談で中心的役割を果たした。

平成14年（2002年）6月1日
ロン・ヤス会談記念碑建立実行委員会
委員長
日の出町長青木國太郎