「ハムレット」 シェイクスピア - 福田恆存訳 この夏の僕の新潮文庫の1冊
シェイクスピアの最高傑作!"文学のモナリザ"の異名を持つ「ハムレット」がこの夏の僕の 1冊。
HAMLET William Shakespeare
ハムレット ウィリアム・シェイクスピア - 福田 恆存(ふくだ つねあり)訳 新潮文庫
原題: The Tragedy of Hamlet, Prince of Denmark(デンマーク王子ハムレットの悲劇)
城に現われた父王の亡霊から、その死因が叔父の計略によるものであるという
事実を告げられたデンマークの王子ハムレットは、固い復讐を誓う。
道徳的で内向的な彼は、日夜狂気を装い懐疑の憂悶に悩みつつ、
ついに復讐を遂げるが自らも毒刃に倒れるーーーーーーーー。
恋人の変貌に狂死する美しいオフィーリアとの悲恋を織りこみ、
数々の名セリフを残したシェイクスピア悲劇の最高傑作である。
今年2014年の新潮文庫の100冊
には、入っていなかったようですが、
この夏の僕の 1冊はこの本です。
シェイクスピア四大悲劇の一つ「ハムレット」です。
先日買っている英語版の本とCD
と合わせて、この夏は
シェイクスピア英語で英語の勉強です。
さて、日本語で読んだハムレットですが、
福田さんの劇的な翻訳と相まって
もの凄い迫力を感じました。
人間のすさまじさやおぞましさ、
人間心理の怖さや醜さを思う存分知らされました。
亡霊なんて怖くない、
本当に怖いのは人間だ。
そんな事実をシェイクスピアは僕に
思いっきり突きつけてきました。
シェイクスピア悲劇の最高傑作を
この夏は何度も何度も読み込んでいきたいと思います。
"To be, or not to be; that is the question."
生きるべきか死ぬべきか、それが問題だ。
▼English(英文)
This book seems not to be included in 100 books of
Shincho-bunko in 2014, this summer. However, this will
be my only one book in this summer. Hamlet, one of the
Shakespeare's four great tragedies, is this.
I would study English by making use of the book written
in Japanese as well as the book and CD in English which
I bought the other day.
Well, I felt a tremendous force by reading this Japanese
version Hamlet. Moreover, Mr. Fukuda's translation was
breathtaking dramatic.
Men's awfulness and fearfulness. Human psychology's
dreadfulness and shamefulness. I was strongly realized
them. Ghosts are not scary, but human being are indeed!
Shakespeare thoroughly pointed such truth at me.
I'd like to read magnum opus of his tragedy in this over
and over again.
"To be, or not to be; that is the question."
(参考)
・生と死、恋と魂。 「恋に落ちたシェイクスピア」の感想
・「シナリオ対訳 恋におちたシェイクスピア」 セリフ難しい~
・車の中で聴く英語CD 「Shakespeare's original pronunciation(BRITISH LIBRARY)」
・Good!! 英和対訳 シェイクスピアの名せりふ 100 (安西徹雄 著)
・「ハムレット」 24時間 - 仕事 - 睡眠 - 食事=シェイクスピアの英語の勉強
・車の中で聴く英語CD 2 「THE ESSENTIAL SHAKESPEARE LIVE」
・平成27年 “だるま・シェイクスピア・ピカソ”
・シェイクスピアの四大悲劇や名台詞(セリフ)を断捨離
・イギリス ロンドン旅行記 シェイクスピア・グローブ座
・ラムの「シェイクスピア物語」を音読開始!
【本 決定版!】おすすめ本ブログ記事一覧 読んだ本の書評たくさん有♪♪