未来感あふれるエグいAIの本「誤解だらけの人工知能 ディープラーニングの限界と可能性」 田中潤・松本健太郎著
この AI本、かなり分かりやすくって 人工知能の理解に間違いなく役立ちます。ゾクゾクしました!読んでいてメチャクチャ面白かったです。視野がググググと広がりました♪♪
誤解だらけの人工知能 ディープラーニングの限界と可能性
AI専門家・田中潤&データサイエンティスト・松本健太郎著
光文社新書
平成30年(2018年)2月27日 読破
田中潤さんの一言
「日本大丈夫かよ!もっと勉強してくれ!」
結論から書きます。
この本、あなたもぜひ読んでみてください☆
技術屋経営者の田中潤さんが 「!」「?」「(笑)」 の 3つを駆使して、AI(人工知能)や AIがもたらす変化や未来について縦横無尽に喋りまくっています。
ディープラーニングにしろ、シンギュラリティにしろ、IoTにしろ、ロボットにしろ、ブロックチェーンにしろ、ベーシックインカムにしろ、芝麻信用にしろ、AI含めすべての進化に対してウェルカムな姿勢を貫く心地よさ!田中節に僕は完全に魅了されました。脳みそグニャグニャです(^^)
この本のいいところは、AIの専門家によるインタビュー(口語)なのですごく読みやすいところです。しかも、!と? と(笑)の魔術師・田中さんがまるで僕たちに向けてやさしく笑顔で語りかけてきたり、鋭い質問を浴びせてきたり、時にはハッキリと強い言葉で言い放ってきたりと最後まで楽しく面白く AIの理解を深めることができるところです。
立て板に水!
まるで目の前に田中さんがいて AIに関する過大な期待や誤解、悲観論や脅威論を取り払って、数学者らしく理路整然と、かつ合理的に AIの長所や短所を理解しやすい言葉や例えを使って説明してくれる感じなのです。AIをより詳しく学ぶプライベートレッスンを受けているようにどうしても感じてしまうのですw
広沢虎造の森の石松とか、志ん生の落語とか、たけしの漫才なんかを聞いている感じです。田中節、とにかく心地良いんです。2018年現在~未来に向けて AI界隈の話題を一気に斬って斬って斬りまくっていく爽快感がたまりません。斬りまくった後に現れる AIの真実がスゴイ迫力です!!
ぜひ、あなたもこのインタビュー本を読んで人工知能によるパラダイムシフトとも呼ぶべき大変化のシャワーを全身に浴びてみてください。
第4次人工知能ブームの幕開け
ヤバイ・・・
「少なくとも、本書を読んで立ち止まっている経営者はおかしいです。」だって~
田中さんの言葉が胸にグサリと突き刺さります。
たぶん、日本中のほとんどの経営者や経営陣は僕と同じようにバッサリやられると思います 笑
でも、それでいいんだと思います。
あなたも僕も一緒にきれいさっぱり 20世紀的発想を捨て去りましょう。
ぜひ、この未来感あふれる本を読んで脳みそをヨーグルトのようにしてもらって、人類全体が急速に突入する人工知能時代の核心に気づかされてしまっちゃう方がよいと思いますw
カバーを外して 2時間ぐらいで一気に読破しました。
本の中はオレンジ色のマーカーだらけになりましたよ~
僕はその他の AIの本も読んでますし、AI関連の展示会や勉強会にも積極的に参加しているので書いてあることはほぼ 100%理解できました。難しい数式とか出てくるとお手上げなんですが、文系の僕でも理解できたのでビジネスマンならまず問題なく読めるし、多少分からない単語があっても文意は余裕でつかめると思います。
自分たちが生きる時代を先取りするという意味で学生さんにもお薦めします。
最後にこの本の中で触れられているトピックで僕が重要だと思ってマーカーしたものを説明抜きで列記しておきます。イマジネーションを膨らませまくっちゃってくださいw
僕が重要だと思ったこの本の中のトピック
・人工知能が仕事を奪う?
・人工知能は敵?味方?
・人工知能をどのように受け入れるべき?
・そもそも人工知能とは?
・分類能力
・人間の知能
・嫉妬やエコ贔屓
・人間の再現
・人間の脳にはない強みとは?
・人工知能の奴隷として働くしかない?
・人工知能は悪魔?
・賢くなる速度
・次元の呪い
・人間の感覚
・ブラックボックス
・日本の快挙 「aibo(アイボ)」
・競争の源泉
・見た目
・人間の判断
・人の命
・グランドチャレンジ
・人工無能
・森羅万象あらゆるモノに対する意味
・遊んでいることが・・・
・自由人
・ラッダイト運動
・ディストピア
・機械対人間
・メイドインチャイナ
・どんどん行こうぜ、ガンガン行こうぜ
・未来を創るのは・・・ etc
ネタバレになりすぎるのも良くないので、この辺でやめときます。
あと、一つだけ分かりにくかったのは松本さんと田中さんの発言の区別がつきにくかったことです。フォントを変えているようなのですが、分かりやすく(田中)(松本)という感じで発言者を明示しておいてもらうと良かったです。まあ、編集の話で AI理解には大きな障害ではありませんでしたが~
田中さんが iPhoneの音声認識で書いて、校正した「おわりに」の最後の文章。
八王子!から新宿に向かうあずさにて
そうです、田中さんが経営する Shnnon Lab(シャノン・ラボ)という会社は八王子市に法人登記されていると公式サイトに書いてあります。
やるじゃん、八王子!!
YOLO: You Only Live Once ~(人生一度きり~)
明日枯れる花にも水をやるのが政治家の仕事だ(大平正芳元総理)
おまけ
AI(人工知能)もいいですけど、やっぱり人間に生まれて良かったなあ~
だって、こういうウマいもんが喰えるんですからネ
人工知能はラーメン喰えないっす 笑
「やっぱり人間ってすげえな(田中潤)」
八王子の横浜家系ラーメン
焼き餃子
この本、あなたもぜひ読んでみてください☆
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