【KAGOME】新旧カゴメ野菜ジュース(食塩無添加)の飲み比べ
缶のカゴメ野菜ジュースが新しくなっていました。僕はもう 10年近く毎朝1本飲んでいるので新旧野菜ジュースの飲み較べに自然になりました。レポートします。
左: 今までの野菜ジュース 右: 新しい野菜ジュース
新しいカゴメ野菜ジュース
GABAが含まれている新しいカゴメ野菜ジュース
機能性表示食品「カゴメ野菜ジュース」
※缶ジュースなので通常は缶のまま飲んでいます
結論から書きます。
個人的な意見ですが、今までの野菜ジュースは液体がドロドロで「飲むと健康になる感」があって良かったです。今回の新しい野菜ジュースはサラサラ過ぎてその感覚が感じられません。。。
なんだか普通に自販機で売ってるその他ジュースの飲み応えと変わらなくなってしまいました。。。
一言でいうと濃かった味が薄くなってしまっていました。
"健康に効く感"をビンビン感じるドロドロのジュースの味わいのままが良かったです。。。
風味とか性状って、原材料の産地や収穫時期の影響でバラツキが多少はあるとは思いますが、明らかに味わいが変わってしまっていました。
以下、両者の比較や新しい野菜ジュースの開封の儀wをご覧ください。
左: 今までの野菜ジュース 右: 新しい野菜ジュース
新しい缶には「血圧が高めの方に」という文字が大きく入るようになりました。今までの缶には「リコピンたっぷり」という文字が入っていたのでカゴメさんキャッチフレーズを変更したようです。
本格的な高齢化社会を迎えて、この機能性表示を使ったキャッチコピーの変更は営業戦略上間違いなくいい方向にいくと思います。普通の人は「リコピン」って何だかわかんないですから 笑
※実際、この機能性表示食品制度を利用したキャッチの変更で売上急拡大しているようです
「血圧」という言葉なら誰でも分かりますし、「血圧が高い方」ではなく「血圧が高めの方」と「高め」と書いていますから対象顧客のリーチも広いです。
反面、「血圧」という言葉を前面にバーンと出したので、血圧専用ジュースみたいにとられかねないと心配しています。「血圧」のためだけに野菜ジュースを飲んでいるんじゃなくって「健康」全般を意識している一部の人たちからすると違和感があるキャッチコピーかもしれません。
「11種類の野菜」というコピーやイラストも結構僕の胸に響いてたんですが、缶の表示から消えてしまいました。まあ、少数派でしょうけどw
左: 今までの野菜ジュース 右: 新しい野菜ジュース
パッケージではなく肝心の中身を比較してみましたが、古い缶になくって、新しい缶に入っているのが「レモン果汁」でした。この変更、さりげなく行われているようですが、飲み応えや味わい(風味)に大きな影響を及ぼした改変だと僕は実際に両方飲み比べて思いました。
なぜなら、野菜だけを混ぜたドロドロ感がなくなり、フルーツであるレモン汁のさっぱり感が加わりサラサラなライトなジュースに後味(飲んだ感じ/飲後感)が変わってしまったからです。
当然、カゴメさんは味の調整のためにレモン汁を使用したと思うので新しいジュースは飲みやすさが断然よくなったのですが、僕的には古いジュースにあったドロドロで濃厚な味わいが見事に失われたのは痛いです。。。
マーケティング上、飲みやすいジュースに仕上げて野菜ジュースが苦手という人を幅広く取り込む必要があるんでしょうけど、なんとなく時代に迎合してしまって本当にカラダにいい野菜ジュースという印象がなくなってしまったように僕は感じました。
こういうジュースは一朝一夕には結果がでませんし、新しい方も飲みやすくって味は相変わらず美味しいのでもちろん飲み続けます。ただ、僕は今までのドロドロな味覚がクセになっていて、毎朝、あのドロドロした濃い液体を口の中で転がすのが楽しみだったのでちょっぴり残念です(^^;
カゴメさん、ごめんなさい!
カゴメ野菜ジュースの大ファンなので思わず書いちゃいました。
新しいカゴメ野菜ジュース 開封の儀
ネット通販でカゴメ野菜ジュースが届きました。
賞味期限がなんと 2020年の 2月15日、2月15日は僕・村内伸弘の誕生日です!
缶ですから、長く持ちます。約2年間は大丈夫ってことです。
この新しい野菜ジュースは夏の畑で真っ赤に完熟させたカゴメが独自開発したトマト「凛々子」を含む緑黄色野菜 11種類の野菜をブレンドした100%ジュースです。そこは変わっていませんでした安心です。
新しい野菜ジュースの 6本梱包のパッケージ
ずっと、カゴメ野菜ジュース
どれだけ時代が変わっても、
決して変わらないものがあります。
1973年の発売から40年以上
伝統とも呼べる
味と品質で愛されてきた
「カゴメ野菜ジュース」も
そのひとつ。
変わらないものの中には、守られるべき価値があります。
ずっと、カゴメ野菜ジュース
缶を 6本単位でまとめているパッケージには「決して変わらない」って書いてありますけど、今回のレモン汁追加って結構「変えた」と感じるのは僕だけでしょうか!?
レモンって一般的には「野菜」じゃなくって、「果物(くだもの)」だと思います。
野菜汁100%って書いてありますが、くだものであるレモンの汁が入ったので野菜100%ではないと思うんですが。。。ただ、これは素人の感覚なのでカゴメさんの学者や研究者さんたちの中ではレモン=野菜というのが学術的な見解であり定義なのかな?
気になってネットなどで調べてみましたがこのカゴメ野菜ジュースは日本農林規格(JAS法)のトマト加工品品質表示基準でトマトミックスジュースに分類されているようでかんきつ類果汁(=レモン果汁)の使用が認められているとのことでした。だからレモン果汁を使っていても野菜汁100%と記載できるという建て付けみたいです(謎)
新しい野菜ジュース缶
缶の野菜たちのみずみずしさは今まで通りです。デザイン上手です!さすがカゴメ!!
GABA(ギャバ)- γ-アミノ酪酸(Gamma Amino Butyric Acid)
カゴメ野菜ジュース 届出表示
本品にはGABAが含まれます。GABAには血圧が高めの方の血圧を下げる機能があることが報告されています。
機能性関与成分: GABA
カゴメ野菜ジュースには、アミノ酸の一種で野菜に含まれる自然由来の栄養素GABAが含まれています。GABAは、野菜のなかでもトマトに比較的多く含まれており、様々な作用を持つことで注目を集めています。血管の収縮を抑えたりすることで高めの血圧を下げる働きが報告されています。
(カゴメ公式サイトより)
「GABA」って初めて聞きました。
今回の新旧パッケージ交代は「血圧が高めの方に」という機能性表示をするためにこの「GABA」を主役に据えるためのものだったと思われます。
新しいカゴメ野菜ジュースは「機能性表示食品」です。
タブをおこして飲んでみましょう!
おいしそうです!
トマトが赤くなると医者が青くなる
この赤が最高です!
光り輝くカゴメ野菜ジュース!
飲みやすくって、さっぱりしていてやっぱり美味いっ!!
今までのドロドロのジュースを知っているので思わず色々書いちゃいましたが、新しい方はサラサラのジュースで一気に飲める感じで、狙い通りかなりさっぱりしていて飲みやすかったです。万人受けしそうな喉ごしですし、健康には間違いなく良いので、みなさんもぜひ飲んでみてください。僕も引き続き浮気せずにもちろん毎朝飲み続けます☆
今までのカゴメ野菜ジュースの記録
参考に残り6本となっていた今までの野菜ジュース缶があったので、記録として写真に残しておきます。
今までの野菜ジュース缶
今までのカゴメ野菜ジュースの梱包
機能性表示がありません。
でも、変に消費者を煽ってなくってこういう説明の方が牧歌的でベーシックで僕はいいと思うんですけどね~
今までの缶の裏面には 11種類の野菜たちがそれぞれイラスト入りで紹介されていました。それが今回の缶では機能性表示に追いやられて一斉に姿を消したんです。グチになっちゃいますが、今回も野菜たちを今まで通り紹介してあげて欲しかったです。この 11種類のイラストを見れば、この野菜ジュースが体にいいってことが直感的に誰にでもわかるんですから、そのまま載せ続けてあげて欲しかったです(涙)
トマト、セロリ、にんじん、ビート、パセリ、レタス、キャベツ、ほうれん草、クレソン、プチヴェール、にんにく。
カゴメさ~ん、この素敵な可愛らしい 11種類のイラストを次のパッケージ変更の時に復活させてあげてください。GABAが主役じゃなくって、11人の彼らが主役なんですから(^^)/
カゴメ野菜ジュースの大ファンより
4年前に書いたカゴメ野菜ジュースのブログ記事
健康は習慣で決まる。だから 「カゴメ野菜ジュース 食塩無添加」
(参考)トマト加工品の日本農林規格 ※一部抜粋
(適用の範囲)
第1条 この規格は、トマトジュース、トマトミックスジュース、トマトピューレー、トマトペースト、トマトケチャップ、トマトソース、チリソース及び固形トマトに適用する。
(定義)
第2条 この規格において、次の表の左欄に掲げる用語の定義は、それぞれ同表の右欄に掲げるとおりとする。
トマトジュース
次に掲げるものをいう。
1 トマトを破砕して搾汁し、又は裏ごしし、皮、種子等を除去したもの(以下「トマトの搾汁」という。)又はこれに食塩を加えたもの
2 濃縮トマトを希釈して搾汁の状態に戻したもの又はこれに食塩を加えたもの
トマトミックスジュース
次に掲げるものをいう。
1 トマトジュースを主原料とし、これに、セルリー、にんじんその他の野菜類を破砕して搾汁したもの又はこれを濃縮したものを希釈して搾汁の状態に戻したものを加えたもの
2 トマトジュースを主原料とするもので、1に食塩、香辛料、砂糖類、酸味料(かんきつ類の果汁を含む。)、調味料(アミノ酸等)等(野菜類(きのこ類及び山菜類を含む。以下同じ。)以外の農畜水産物及び着色料を除く。)を加えたもの
(トマトジュースの規格)
第3条トマトジュースの規格は、次のとおりとする。
区分: 基準
性状: 1 香味及び色沢が良好であり、かつ、異味異臭がないこと。
2 粒子が細かく、その分布が均一であり、かつ、粘ちよう性が適度であること。
3 きよう雑物がほとんどないこと。
無塩可溶性固形分: 4.5%以上であること。
原材料: 次に掲げるもの以外のものを使用していないこと。
1 トマト
2 濃縮トマト
3 食塩
異物: 混入していないこと。
内容量: 表示量に適合していること。
2 使用する原材料のトマト又は濃縮トマトのリコピン量は、有機溶媒で抽出した後吸光光度法により測定して、トマトにあつては7mg%以上、濃縮トマトにあつては無塩可溶性固形分4.5%に換算して7mg%以上のものであることとする。
(トマトミックスジュースの規格)
第4条 トマトミックスジュースの規格は、次のとおりとする。
区分: 基準
性状: 前条第1項の規格の性状と同じ。
無塩可溶性固形分: 4.5%以上であること。
トマト以外の野菜類の搾汁の割合 10%以上
原材料:
食品添加物以外の原材料: 次に掲げるもの以外のものを使用していないこと。
1 トマトジュース
2 セルリー、にんじんその他の野菜類の搾汁又はこれを濃縮したもの
3 食塩
4 香辛料
5 砂糖類
6 レモン果汁
食品添加物: 香辛料抽出物以外のものを使用していないこと。
異物: 前条第1項の規格の異物と同じ。
内容量: 前条第1項の規格の内容量と同じ。
2 使用する原材料のトマトジュース(濃縮トマトを希釈してトマトジュースとする場合は濃縮トマト)のリコピン量は、有機溶媒で抽出した後吸光光度法により測定して7mg%以上(濃縮トマトにあつては無塩可溶性固形分4.5%に換算して7mg%以上)のものであることとする。
農林水産省ホームページより
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