秋色の旧白洲邸 武相荘(ぶあいそう)へ - 白洲次郎・正子夫妻の旧邸宅
白洲次郎=マッカーサーを叱った男、従順ならざる唯一の日本人、日本で初めてジーパンを履いた男 etc
旧白洲邸 武相荘(ぶあいそう)
平成29年(2017年) 11月11日 村内伸弘撮影
"日本で初めてジーパンを履いた男" 白洲次郎とその妻・正子の邸宅が東京都町田市にあります。11月11日、1が 4つ並ぶおめでたい日に、気のあう友達数人と一緒に立ち寄ってみました。
旧白洲邸「武相荘(ぶあいそう)」、秋色で素晴らしかったです!!
旧白洲邸 武相荘 駐車場
武相荘 ご利用案内
本館は白洲次郎・正子が暮らした当時のままのしつらえで公開しておりますので、バリアフリーにはなっておりません。
武相荘(ぶあいそう)
旧白洲邸 武相荘の駐車場からの入口
武相荘は武蔵と相模の境に位置していて、武蔵の「武」、相模の「相」から普通は"ぶそう"と読むのですが、それをあえて"ぶあい"と読ませ、"無愛想(ぶあいそう)"としゃれたのは白洲次郎一流のユーモアだと思います。
なんたって邸宅の名前が "無愛想(ぶあいそう)"ですからね~w
散策路を歩きながらミュージアムに向かいます。
自宅に竹林がある人なんてもはや皆無です!
天に向かってまっすぐに伸びる竹を毎日見ていれば、よい発想も浮かぶもんです!
木洩れ日を浴びて光り輝く緑色の葉っぱ
美し過ぎます!!!!
水が流れていました
カフェの裏側
斑入りのつばきの葉っぱ
手前が大根、奥が沖縄人参
入館料 1050円(税込)
よく読んでください。
もちろん、日本で初めてジーパンを履いただけじゃありませんよ 笑
"従順ならざる唯一の日本人" 白洲次郎(1902-1985)と白洲正子(1910-1998)
白洲次郎の遺言「葬式無用、戒名不用」もカッコいいですね。一遍上人に通ずる思想ですよコレは!僕もマネしたいです 笑
白洲次郎(1902-1985)
兵庫生まれ。若くしてイギリスに留学、ケンブリッジに学ぶ。
第二次世界大戦にあたっては、参戦当初より日本の敗戦を見抜き鶴川に移住、農業に従事する。戦後、吉田茂首相に請われて GHQとの折衝にあたるが、GHQ側の印象は「従順ならざる唯一の日本人」。その人となりを神戸一中の同級・今日出海は「野人」と評している。日本国憲法の成立に深くかかわり、政界入りを求める声も強かったが、生涯在野を貫き、いくつもの会社の経営に携わる。
晩年までポルシェを乗り回し、軽井沢ゴルフ倶楽部理事長を務めた。「自分の信じた『原則(プリンシプル)』には忠実」で「まことにプリンシプル、プリンシプルと毎日うるさいことであった」と正子夫人。遺言は「葬式無用、戒名不用」。まさに自分の信条(プリンシプル)を貫いた 83年だった。
なんでも GHQの高官にケンブリッジ大学で仕込んだ英語をほめられた時に、「あなたの英語も、もう少し勉強なされば一流になれますよ」と相手をやりこめちゃったらしいですwww
旧白洲邸 武相荘チケット売り場前の禅寺丸柿(ぜんじまるがき)
禅寺丸柿はここ町田市にほど近い川崎市麻生区原産の柿の品種です。
▼参考: 禅寺丸柿の原木とふるさと
武相荘カフェ
白洲次郎と吉田茂外相
白洲次郎の愛車が駐まっていました。
1916年型 ペイジ Six-38 フリートウッド製5座席ツーリングガー
この展示車 PAIGE 6-38 FLEETWOODは 2008年に放送された NHKドラマスペシャル「白洲次郎」で使用されたそうです。
次郎の愛車 ペイジ 6-38 フリートウッドの運転席
次郎の愛車 ペイジ 6-38 フリートウッド
カッコイイですねっ!
武相荘ミュージアム(有料エリア)入口の長屋門
臼(うす)を転用した新聞受け
長屋門と禅寺丸柿
禅寺丸(ぜんじまる)の柿の木がすばらしいですね!
柿、大好きです!!
新緑の頃、訪れてもステキだと思います。
柿は秋も美しいですが、GW頃の新緑のみずみずしさがなんたって素晴らしいですよ!
武相荘へと続く、長石の石畳
石畳の道の真上に禅寺丸の枝が大きく覆い被さっているのが芸術的です。こういう風景が見たいんです、僕はっ!
この禅寺丸、味が有り過ぎます!!
秋空が青いです!!
武相荘庭の禅寺丸柿の幹
武相荘庭の禅寺丸柿の葉
もう少し早く来れば、オレンジ色の実がギッシリなっていたんだと思います。
武相荘庭の禅寺丸柿の根元
写真左の階段を上るとバー&ギャラリー(Play Fast)です。
柿の実落下 頭上注意(笑)
武相荘 レストラン&カフェ
駆け足だったので、中に入りませんでしたが、おしゃれな感じのレストランでしたよ~
皆さんはぜひ立ち寄ってみてください。
無愛想じゃなくって、武相荘(ぶあいそう)
武相荘ミュージアム
武相荘ミュージアム
海上がりの常滑を使ったミュージアム入口の木
ミュージアム内部は撮影禁止だったので、ぜひ皆さん、ご自身の目でミュージアムの中身をお楽しみください。
僕は武相荘の内部を見て、ああ心が落ち着くとてもいい空間だな~と感じました。このぐらい、現実社会から距離が在る家や部屋に住みたいな~と羨ましく思いました。
また、調度品や蔵書などがたくさんあったし、次郎の言葉や文章も展示されていたので、白洲次郎の人となりがよく理解できた気がします。
武相荘は茅葺きの屋根です。
田舎の建物ですね!長い縁側がステキです。
茅葺き屋根の家、その名は「武相荘(ぶあいそう)」
武相荘の外観
ミュージアムエリア内の散策路を散策してみます。
毎朝、毎日、こんな散策路を散歩する暮らしをしてみたいな~
ああ、気持ち良かった!
この空間、すっごくステキでした。
武相荘(ぶあいそう)という名前ですから、一度聞けば忘れないでしょうw
わかりますよね!?
次、武相荘を訪れるのはあなたの番ですよ(^^)/
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