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村内 伸弘(むらうち のぶひろ)村内伸弘の彼女

諫早・福田屋は楽焼うなぎの元祖で蒲焼がトロけて超ウマい!うなぎ料理の聖地は長崎県諫早市で決まり!

江戸時代・文久三年創業の老舗。昭和・平成の二代にわたって皇室御用達の楽焼うなぎ屋はふっくらとした身、艶やかな照り、香ばしさ。それが信条

福田屋(ふくだや)の特上楽焼うなぎ


福田屋の楽焼(らくやき)の器
※福田屋は諫早独特の底が二重になった楽焼の器を最初に使用した店


福田屋のう巻き


福田屋の店内


福田屋は文久3年創業


元祖 鰻蒲焼 福田屋
令和2年(2020年) 7月17日 村内伸弘撮影


とろけるような絶妙な食感

楽焼うなぎ(らくやきうなぎ)

諌早市の中心部を流れる本明川には、かつて良質な天然うなぎが生息しており、江戸時代からおいしいうなぎ料理が食べられるうなぎ処として知られていました。現在でも本明川の周辺には数多くのうなぎ専門店や割烹料理店が軒を連ねています。諌早のうなぎのかば焼きには、底が二重になった独特な楽焼の器を使います。焼きあげた後に、二重底の空洞部分に湯を入れた器に乗せ、程よく蒸すのが特徴で、冷めにくいだけではなく、香ばしさを残したまま、ふっくらとした味わいになります。この「楽焼うなぎ」を食べられるのは課早だけ。各店秘伝のタレのおいしさを感じながら、うなぎ本来のうま味と口の中でとろけるような食感をお楽しみください。


福田屋(ふくだや)

150年以上守り継がれるうなぎの味

文久3年(1863年)創業の老舗うなぎ店。国産のうなぎにこだわり、店独自のタレをたっぷりとつけながら丹念に焼き上げています。練早名物の「楽焼うなぎ」は楽焼の器で程良く蒸され、ふっくらとした食感で風味豊かな仕上がり。

至福の一皿 ながさきグルメセレクション2020より引用


江戸時代からの伝統を持つ、諫早の名物料理

古くから「うなぎが美味しいところ」として知られている諌早地方。「小江、長田、小野、森山の川と海の境で捕れたのが美味」といわれ、本明川河口を中心に、諌早湾沿岸で良質の青うなぎが生息していました。

戦前は梅雨明けのころ、田仕事があがると農家の人たちが副業にうなぎを捕って篭に入れ、諌早の町で売られていたそうですがこれが天然物で一番美味しかったようです。

うなぎ料理の熟練の技と伝統の味は、今でも老舗によって脈々と受け継がれています。

諫早うなぎ料理振興会 パンフレットより引用


創業百有余年、変わることのない福田屋の手作りの味!
「楽焼うなぎ」の元祖・福田屋の目の前に僕は今立っています。


福田屋  長崎県諫早市栄町1-13


いさはやアエル 栄町通り商店街の中に、昭和4年(1929年)建築のこの風格のあるお店が残っています。もう、この店構えを見た瞬間に「ウマイ!」は決定です。創業文久3年以来、うなぎの蒲焼きを出し続け、お客さんたちに支持されてきたお店です。「ウマイ!」に決まってます♪♪


よく見ると「う」「な」「ぎ」「蒲」「焼」と書かれています


創業文久3年!文久3年って、長州藩が下関で外国艦隊に砲撃をしかけたり、薩摩藩がイギリス相手に戦争した年ですよ。幕末、風雲急を告げている頃です。


現存する諫早の鰻専門店では歴史が最も古く、楽焼の器を諫早で最も早く使い始めたお店です。


誇らしげな「元祖」の文字が目に飛び込んできます


こののれんを見ても「ウマイ!」の確実です♪♪



福田屋さんの店内に入りました。


雰囲気満点!


よくぞこんなに古い感じのお店が残ったと思います。

江戸時代の創業です。一体、このお店で今まで何人の人がうなぎの蒲焼きを楽しんだのでしょうか?創業百有余年の歴史と伝統は重いです。すばらしい!


「鰻」の書 うなぎが書道になっちゃってます 笑


楽焼(らくやき)

京都の伝統的な陶器の一種。一般的にろくろは使用せず、手とへらだけで成形する "手捏ね(てづくね)"と呼ばれる方法で成形した後、750℃~1100℃の比較的低温で焼成した陶器。この器は底が二重になっており、空洞部分にお湯を入れ、蓋をすることにより蒸され、冷めにくく、身の柔らかい蒲焼が出来上がります。諫早では昔からこの器が使用されており、この「楽焼の器で作る蒲焼」は諫早を代表する名物となっております。


楽焼(二重底の器)


よーし、能書きはいいから、喰うぞ~☆

大奮発!!特上うなぎ定食を発注します!


令和2年7月17日現在で税込 5290円!
カップラーメンのノーマルが 150円だから、カップラーメン 35食分のお値段ですw


贅沢しすぎで怖くなりますが、長崎LOVEな僕は、ここ長崎にお金を落とさなければなりません。


これが僕が清水の舞台から飛び降りるつもりで注文する福田屋さんの「特上うなぎ定食」です!!!!


う巻き(2切れ)もたのんじゃおう~


お茶もおいしい


やってきました、楽焼うなぎ!!

器の勝利!もう見た目からして美味しそう過ぎっ!!


福田屋の文字が目にまぶしい!


特上うなぎ定食


よだれが出ますw


ふっくらの仕上がってて、ああ、はやくパクつきた~い!!


う巻き


鰻の佃煮


炊きたてのご飯は真っ白!


さあ頂きます!!


うまーーーーーーーーい!!
うま過ぎるっ!


やわらかーーーーーーーーい!!
やわらか過ぎるっ!


前回の北御門もそうでしたが、諫早の楽焼うなぎは本当においしいです!!


パーフェクト!パーフェクト!
舌触り、風味すべて満点です。


この味だから文久3年から続くんですね。
我らはおいしければ、また行きますから。


文久3年から百数十年にわたって出し続けてきたうなぎの蒲焼き。その伝統はダテじゃないです。




タレが池のように残るのも楽焼うなぎのいいところ!


しかも器が温かいままなので、福田屋自慢の温かいタレを後半戦でもうなぎに染み込ませることが可能です!


この楽焼スタイルの蒲焼を知らない僕たちからすると、この食べ方はうなぎの革命ですよ はっはっはw


ここ諫早では江戸時代からこの食べ方だという訳ですからホント驚かされます♪♪


楽焼うなぎ、スッゴクやわらかくって僕の舌の上でとろけました!大満足で完食!!


満足という言葉しか頭に浮かびませんよ。
食べに来て良かった!本当に良かった!!


焼きの作業を見せてもらった。「福田屋」では、7匹のウナギで串打ちする。串打ちが皮よりも遠かったりウナギの脂肪分が多かったりすると、焼いている時に身が崩れてしまう。また、個体差のある 7匹に微調整を加えつつバランスよく焼き上げるには、1秒たりとも目が離せない。経験と集中力がどこまでも要求される作業である。ほどよく焼き上げたら、わずかな焦げや魚の生臭さが残る内臓の皮膜を丁寧に取り除くのが「福田屋」流だ。しかしこれで終わりではない。さらに楽焼で蒸し焼きにする。器の空洞部分にお湯を張り、蒲焼を入れた器に蓋をしたらそのまま火にかける。蒸し焼きにかかる時間はおよそ 15〜20分、ようやく楽焼ウナギの完成だ。

楽焼の蓋を開けると、豊かな香りがふわりと広がる。蒲焼は力を入れなくても箸ですっと切れる柔らかさ。口に含むと、タレの甘味とコクが広がり、優しくほぐれていく。まさに 150年の時を超えた味は、私たちに口福を与えてくれる。

ソラシドエア機内誌「ソラタネ」 2020年5月・6月合併号より引用



スイーツも上品で美味しい



店内に飾ってあった昔の看板


下駄箱(靴箱)


2階への階段。2階にお座敷もあります。


皇室御用達!!福田屋さんの蒲焼き、昭和天皇も召し上がったそうです。陛下の嬉しそうなお顔が想像できます!


ご馳走さまでした~



食後、商店街をすこし散歩をして福田屋さんの前まで戻ってみたら、もうお店が閉まってました。ギリギリ間に合ったというわけです。


閉店した福田屋の外観



ウナギ 長崎県

長崎県の中央部に位置する諫早市。有明海、大村湾、橘湾の 3つの海に囲まれ、広大な干拓地や肥沃な丘陵地帯を抱える自然豊かな土地である。有明海へと繋がる本明川(ほんみょうがわ)の河口付近では良質なウナギがたくさん捕れたため、江戸時代より美味しいウナギ料理が食べられる場所として名を馳せていた。


諫早では「楽焼ウナギ(らくやきうなぎ)」という料理法で蒲焼が出されることが多い。楽焼ウナギは、独特な形をした京都の楽焼の器を用い、仕上げにウナギの入った器ごと熱してから提供される。この楽焼、中は二重底になっており、空洞部分に湯が張ってある。その状態で熱を加えるため、器内のウナギがほどよく蒸されるのだ。料理の提供後も器の中の湯が全体をほどよく温め、ウナギはふっくら冷めにくく、最後まで美味しく食べられるという優れものである。

ソラシドエア機内誌「ソラタネ」 2020年5月・6月合併号より引用



▼公式サイト
元祖 鰻蒲焼 福田屋 諌早



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