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村内 伸弘(むらうち のぶひろ)村内伸弘の彼女

世界文化遺産 外海の出津集落(出津教会堂)を訪ねました

「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」

出津教会堂(しつきょうかいどう)
平成30年(2018年) 7月20日 村内伸弘撮影


道の駅 夕陽が丘そとめから見えた出津教会堂

道の駅 夕陽が丘そとめから見えた出津教会堂
平成30年(2018年) 7月20日 村内伸弘撮影



▼世界文化遺産の集落の動画

動画制作: 村内伸弘(ムラウチドットコム)


▼世界文化遺産の動画

動画制作: 村内伸弘(ムラウチドットコム)




大野教会堂からレンタカーで外海(そとめ)の出津集落に向かいます。

外海の出津(しつ)集落

キリスト教由来の聖画像をひそかに拝むことによって信仰を実践した集落。禁教期の潜伏キリシタンは、聖画や教義書、教会暦などを密かに伝承し、信仰を続けた。


あっという間に出津教会堂に着きました。この辺りが出津集落です。


国指定重要文化財 出津教会堂


こちらもまだ看板には「世界遺産」の文字が見当たりません。


国指定重要文化財 出津教会堂

平成23年11月29日 指定


出津教会は、明治十二年に外海地区の司祭として赴任した、フランス人のマルコ・マリ・ド・ロ神父により設計・施工された教会です。


明治十四年、建築に着工され、翌十五年完成しました。この時の教会は、レンガ造りの壁面で、内部は漆喰塗り、木造桟瓦葺き寄棟造り、内部は三廊式平天井でした。


明治二十四年、増築、祭壇部に塔を建て、屋根は祭壇部が切妻造り、玄関部は寄棟造りとなります。


明治四十二年、玄関部を拡張し、鐘塔を建てました 。玄関部は、鉄骨造りで、周囲をレンガで囲み、白漆喰に仕上げています。外部は、モルタル塗装、屋根は切妻になりました。内部は、六本づつの柱列が二列に並び、身廊部と左右の側廊とに分けて三廊式になっています。天井は、台風の被害を少なくするために平天井としています。


教会の規模

全長三十七m、幅十一m、軒高三・五m、塔の高さ五・八m、祭壇部の塔の高さ五・五m


この教会は、明治初期の建造物であり、建造から二回の増築までド・ロ神父の設計施工によるところに大きな意義があり、各所にド・ロ神父独特の手法が見られます。ド・ロ神父の偉業の一つであることなど文化財としての価値が高い教会です。


長崎市教育委員会



前の塔の上のマリア様


後の塔の上の十字架


出津教会堂


前の高い塔の中には「アンジェラスの鐘」があるそうです。


西彼杵半島(にしそのぎはんとう)にたたずんでいた出津教会堂。駐車場にいたガイドさんの話によると、このエリアは佐賀藩の管轄(飛び地)で、佐賀藩は比較的隠れキリシタンに対して寛容な政策だったそうです。また、他の地域から隔絶された地形ということもあってそのために、信仰が生き残りやすかったということでした。


「カトリック教会は出かけて行き、宣教する存在です。」
共に生きるカトリック新聞


ガイドのおじさんがもっていた温度計。39度を指しています!まさに命に関わる危険な暑さ!!


大野教会と違って、整備された道や駐車場があるのでこの出津教会堂はまばらではありますが人がいました。教会は強い海風に耐えられるように、平屋建てで屋根が低くなっているそうです。また、出津教会は 2つの塔が建っています。


出津教会堂の壁面


出津教会堂の窓
ステンドグラスではありません。


出津教会堂の外観


左: マルコドロー神父之像 右: 中村近蔵翁之像

わたしの兄弟である

この最も

小さい者にしたのは、

わたしにしてくれた

ことなのである。

(マタイ福音書25章40節)


聖母マリアさまの後姿


出津教会堂の裏側


出津集落の様子

海風を受けやすいからか、表側に較べて色が黒ずんでいました。



教会堂の中は撮影禁止でした。
撮影はできませんでしたが、僕は堂内に入り、静かに祈りました。


それでは出津教会堂をあとにして、出津集落(しつしゅうらく)を散策してみます。

この階段をくだっていきます。


階段の下から見えた出津教会堂


歴史の道

明治12年、出津教会の神父として、赴任したマルコ・マリ・ド・ロ神父は社会福祉事業の場所であった救助院との往き来にこの小径を使いました。宗教の布教だけでなく、人類愛の精神をこの地で示した、ド・ロ神父の心を伝える歴史的に意義深い小径です。



人類愛の精神をこの地で示したマルコ・マリ・ド・ロ神父


ド・ロ神父が通った歴史の道


この道をド・ロ神父が歩いていたんです!まさに歴史の道だと思います!!


こう見ると、出津教会堂が丘の上に建っていることがよくわかります。ド・ロ神父はここ出津地区の中のいろいろな場所から教会ができるだけ見えるようにとこの斜面の上の土地を購入したそうです。


暑いのですが、しばし教会を眺めます。


ああ、この景観!!


まさに世界遺産っ!!


どうですか!あなたもこんな小径を歩いてみたいでしょ!?
とても暑い日でしたが、僕はこの小径を歩いている瞬間、大きな幸せを感じました!!


そうです、教会堂だけが世界遺産ではなく、出津集落そのものが世界遺産なので、この石垣も、この木や草たちも紛れもない世界遺産なのです。



▼世界文化遺産の動画

動画制作: 村内伸弘(ムラウチドットコム)





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夏の真っ黒な富士山が、長崎行きの飛行機から見えました


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