長崎くんち踊町 籠町の龍踊(じゃおどり)の練習風景
【動画あり】勅使坂にある梅香崎神社の広場(大徳寺公園)で踊り町の龍踊の稽古を偶然目撃できました
長崎くんち踊り町・篭町の蛇踊りの練習
籠町の蛇(龍)の顔
令和元年(2019年)7月24日 村内伸弘撮影
動画撮影&制作: 村内伸弘(ムラウチドットコム)
何か大きな音が聞こえる!!
忍び坂(丸山遊郭の帰りに人目を避けるための裏階段)
この路地の向こうから大きな銅鑼(ドラ)や太鼓の音がします。
銅鑼の音が聞こえる方へ急ぎ足で歩いていくと・・・
大徳寺の大クス
おーーっ!神社の境内のようなところで長崎くんちの練習です!!
令和元年の長崎くんち踊町・籠町の龍踊(じゃおどり)です!
子供含め、たくさんの人が集まって練習してました!
夜なのにかなり大きな音でやってます 笑
僕の目の前で龍(じゃ)が命を吹き込まれ、まるで生きているかのようにうねり動きます!!
練習とはいえ、本番さながらの様子で、みんな真剣です!!
玉は太陽と月を表現しているそうです。龍はその玉を追い求め激しく乱舞するのです!
龍踊りとは?
龍踊りは、日本三大祭の一つとして全国的に有名な長崎諏訪神社のくんちに奉納される勇壮な郷土芸能であります。
その勇ましくエキゾチックな踊りは他の地方に比べるものがなく、全国的にもその名が知れわたっています。
長崎の龍踊りは、もともと中国から移入されたもので、享保年間(約250年前)既に諏訪神社のお宮日に参加した記録があります。
龍踊りは中国で五穀豊饒を祈る雨乞い神事に始まったものといわれており、中国の年中行事や記念祭などには欠くことの出来ない催物となっておりました。
当時、唐人屋敷と隣接し密接な関係にあった長崎市本籠町の町民が、唐人達の指導を受け、三百余年の間にその踊り方は非常に巧みになり、日本独特の巧妙な演技を見せるに至ったのであります。
龍踊りの踊り方は、唐人服装をした「玉使い」が一人、「龍衆」が十人で玉使い、玉隠し、胴くぐりからなっており、ドラ、タイコ、龍声ラッパ等の独特な拍子に合せて長さ 20メートルに渉る龍がさながら生物のように踊るさまは、実に壮観であります。
龍踊りは異国情緒豊かな、長崎独特の郷土芸能。昭和54年、長崎くんち奉納踊として国の無形文化財に選定されております。
長崎国際観光コンベンション協会より引用
地域が一体となってお祭りの練習をする。すばらしい光景!
よかったなー
今回も長崎にして、本当によかった。。。
一口餃子 → 長崎産スイカのカクテル → 龍踊りの練習
長崎に着いた初日なのに、もう長崎を大満喫状態。
とても嬉しい気分ですよ、僕は!
なんだろう。この空間は空気がとってもやさしいんです。
なんだろう、この人たちはなんだかとってもやわらかいんです。
篭町(籠町)自治会会館
練習(稽古)が終わりました
梅香崎神社
龍が片づけられました
この龍は今回、約50年ぶりに新調されたそうです!!
龍を大激写!
すげーカッコイイ!!
太鼓も大きいです
練習の締め
こういう集団を目の当たりにして、僕はうらやましさを感じます。長崎に生まれたかった、ホントそう思います。
大隈重信公揺籃の地
フルベッキ博士寓居の地
大隈重信公揺籃の地
青春26歳、八太郎ここでフルベッキ博士を師事。連日通い、英語の履修と新約聖書の講義を受ける。致遠館学校の設立への協力を申し出る。長崎奉行脱出時、外交事務を執る。「東上せよ」との命、31歳。
フルベッキ博士寓居の地
オランダ生まれ。米国人、安政6年出島に上陸。29歳、元治元年(1864年)大徳寺に住す。4年間滞在。「私は二人の有望な生徒、副島と大隈を持った。彼らは、新約聖書を研究、米国憲法を学んだ」。
梅香崎神社天満宮
本籠町龍踊り誕生の地
梅香崎神社の境内を後にします
ビューティフル!大徳寺の大クスの向こうに長崎の夜景が見えました!
勅使坂(ちょくしざか)
長崎は坂の街ですが、くんちの練習を見終えた後に見たこの坂も趣があってすばらしかったです!とにかく街そのものが芸術で、街そのものが文学なんです、長崎って街は!
長崎県県指定天然記念物 大徳寺の大クス
勇壮かつ華麗な蛇踊りの稽古を見ていたら、とっても元気な気持ちになりました!
ホテルには帰らず、もう少しだけ夜の長崎をぶらついてみました。
駕町の龍踊の看板がありました
ああ、10月7日、8日、9日。
長崎くんちで龍踊りを見てみたいーーっ
▼今回の長崎旅行
空の上から東京スカイツリーが見えた!ビッグエッグが見えた!美しい佐世保の海が見えた!
長崎・思案橋宝雲亭の一口ギョーザと豚ニラトジがめちゃウマ!!
bar nagare(バー ナガレ)の長崎産スイカのカクテルと長崎くんち
長崎くんち踊町 籠町の龍踊(じゃおどり)の練習風景
大徳寺の大クスとクマゼミの鳴き声の大合唱 - 長崎市梅香崎神社(大徳寺公園)
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旧唐人屋敷跡 天后堂、観音堂、福建会館 - 中国人たちの長崎<後編>
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