道の駅夕陽が丘そとめから見た外海の風景が美しい美しい美しい
ドロ様そうめん(手延べそうめん)やエソ天、七ツ釜鍾乳洞名水らむねもおいしかったー
道の駅そとめから見た外海の出津(しつ)集落
道の駅夕陽が丘そとめの位置
出津集落の地図
ド・ロさまそうめん(手延べそうめん)
エソ天
令和元年(2019年)7月29日 村内伸弘撮影
道の駅バス停で下車すると、僕の目の前には一面の雄大な景色が!!
海がうつくしい
崖が、雲が、波がうつくしい
道の駅夕陽が丘そとめ
この道の駅からは世界遺産の出津教会など出津(しつ)の集落が見えます
世界文化遺産・外海の出津集落
潜伏キリシタンの集落
この写真の真ん中が世界文化遺産のカトリック出津教会です。出津集落はド・ロ神父が生涯を捧げたうつくしい集落なのです!!
外海地域 石積みのみどころ
外海地域では、平らな石で積まれたたくさんの石積み(石造りの家や石垣など)を見ることができます。
海の波を防ぐため、強風を防ぐため、土地を開墾して田畑をつくるため、かつて外海の人々が生活を営んでいくために積んだ石造りの塀や壁、そして石垣。現在も受け継がれるこの地の風景は、そんな人々の手によってつくられました。
この独特の石積みをもつ集落の魅力が全国的に認められ、「長崎市外海の石積集落景観」は国選定の重要文化的景観に選ばれています。
ながさきサンセットロードから見える外海の人々の暮らしと 『石積み』。世界遺産を目指す「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」の構成資産候補に含まれる出津教会堂、旧出津救助院、大野教会堂と共に、ぜひ注目してご覧ください。
外海(そとめ)の場所はこの赤い矢印のところです
外海はもちろんですが、この地図を見ると長崎県自体が海に囲まれているってことがよくわかります。
逆に言うと、海に面していない市区町村は波佐見町だけで、長崎県の各市区町村は必ず海に面しているのです!!
外海(そとめ)の風景
目の前に広がる美しい角力灘(すもうなだ)と、五島灘に沈む雄大な夕日。晴れた日には五島列島が望めます。遠藤周作は代表作「沈黙」の舞台となったこの外海の風景をこよなく愛したと言われています。
朝、長崎市内では雨が降っていたんですが、ちょうどここ道の駅そとめに着いた頃には晴れ間が覗いていて、雄大でうつくしいこの風景を見ることができました!
ドロ神父も、遠藤周作も、どちらもこの抜群の風景を目にしていたのです!
この丸い山(崖?)のインパクトがデカイです
ほら、存在感あるでしょ 笑
ビューティフル外海
目的地の「遠藤周作文学館」は道の駅に隣接しています。
文学館で集中して展示物を見るためにまずは腹ごしらえ
道の駅に入ってみます
くじらです!湯びき鯨
これはいのしし!新鮮なイノシシの燻製ハム
じゃこせんべい
長崎名物 式見かまぼこ
まきのだご
へへへ。試食しちゃったー
まきのだご、濃厚で甘くって美味しかったです
見るだけ、試食するだけじゃまずいんですが(^^;
長崎って、実にグルメな県なんです。
いろんな知らない名物がたくさんあって、全部は買い切れません。食べきれません(爆笑)
暑いし、やっぱりここにくるとどうしても「ド・ロさまそうめん」になっちゃいます
このド・ロさまそうめんを今回も食べます
コシがあっておいしいんですよ!ドロ様そうめんは!!
エソ天も購入
七ツ釜鍾乳洞 名水ラムネもゲット
夕陽が丘そとめ 直売所連絡協議会
この方がド・ロさまソーメンを作っているようです(^^)
それでは文学館に行く前に外のベンチに腰掛けて早めの昼飯です
道の駅のレジ袋
ながさき特産 手づくり ド・ロさまそうめんのしおり
ながさき特産 手づくり
「ド・ロさま そうめん」の由来
明治12年(1879年)、長崎市出津の里に赴任したパリ外国宣教会のマルコ・マリー・ド・ロ神父(1840~1914)は、村人たちの暮らしが、あまりにも貧しいのに驚きました。そこで、生活を向上させ自立する力を身につけさせようと、布教活動のかたわら、救助院を設け、婦女子にパン、マカロニ、ソーメンづくりの技術を教えました。
特に、そうめんは、故国フランス原産の小麦を栽培し出津川の水車で製粉ものを使用していました。独特な製法に加え、新鮮な原料、調合の塩梅、そして神父の愛の心が風味を深くしたのでしょうか「ド・ロさまそうめんのおいしさは格別」と大変な評判だったといわれています。しかし、戦時の混乱の中でいつの間にか製造が途絶えていました。
人々の記憶から「ド・ロさまそうめん」の名が消え去りかけようとしていた昭和57年(1982年)、図らずもド・ロ神父の愛の精神を受け継ぐ地元の人達と修道女らの手によってこの幻のそうめんはよみがえりました。昔の味そのままに、コシの強さが自慢の手延べそうめんであり、ユニークな外海の文化的伝統を背景に育った特産品です。
暑い夏はこれに限る!外海に来たらこれに限る!!
このドロさまそうめんを食べると、ある意味ド・ロ神父の爪の垢を煎じて飲む的な感じがするので、体や心が浄化されていく感じがするんです。
どんなものを食べているか言ってみたまえ。君がどんな人であるかを言い当ててみせよう。
ブリア・サヴァラン
エソ天
これも美味しかった。歯ごたえタップリで、エソ(魚)のうまみが凝縮されてました。お腹にたまるぅー
七ツ釜鍾乳洞名水らむね(ラムネ)
3000万年前の海成層がじっくりと磨いた名水(天然水)のラムネです!もちろん、おいしかったです♪♪
ベンチの前にあった売店の注意書き
とんびに要注意!食べ物をねらって来ます
食べ終わりました。遠藤周作文学館に入る前に、もう一度道の駅の別の場所から出津(しつ)集落を望んでみます。
長崎市外海の石積集落景観
出津川流域の狭くて急な地形で営まれる、近世から続く畑作を中心とした生業による集落景観。扁平で加工しやすい結晶片岩を主とする地質が特徴で、集落には石垣・石築地・石塀・石壁など結晶片岩による数多くの石積み構造物が所在しています。
フランスの香り漂う集落
山の斜面に世界遺産の白亜の出津教会や旧出津救助院が見えています!!
この道を、この丘を、今から 140年も前にフランスからやって来たマルコ・マリー・ド・ロ神父が確かに歩いていたのです。僕たちはそのお姿を想像しなくてはなりません。私たちはその精神を継承しなければなりません。
▼去年撮った外海の出津集落の動画
動画制作: 村内伸弘(ムラウチドットコム)
角力灘(すもうなだ)も見えます!
さあ、遠藤周作先生が僕を待っています。
▼今回の長崎旅行
空の上から東京スカイツリーが見えた!ビッグエッグが見えた!美しい佐世保の海が見えた!
長崎・思案橋宝雲亭の一口ギョーザと豚ニラトジがめちゃウマ!!
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道の駅夕陽が丘そとめから見た外海の風景が美しい美しい美しい
長崎市遠藤周作文学館 -「沈黙」の舞台となった隠れキリシタンの里に佇む記念館
遠藤周作文学碑 沈黙の碑「人間が こんなに 哀しいのに 主よ 海があまりに 碧いのです」
野道共同墓地にド・ロ神父のお墓を訪ねて - 外海のためにすべてを捧げた人生
石積みの人間的なお墓、潜伏キリシタンの墓群との衝撃的な出会い。野道共同墓地(出津共同墓地)にて
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