捨身ヶ嶽禅定 護摩壇で見た 泣き悲しみ懺悔する男の人

絶壁!弘法大師捨身尊像(捨身ヶ嶽禅定)

出釈迦寺 奥の院捨身ヶ嶽禅定
平成28年/2016年2月22日(月) 村内伸弘撮影


出釈迦寺(しゅっしゃかじ)公式サイト



御行場入口: 捨身ヶ嶽のお行場への通路

御行場入口: 捨身ヶ嶽のお行場への通路


警察予備隊時代の落書

警察予備隊時代の落書


落書き - 奥の院捨身ヶ嶽禅定

いろんな落書きがありました。落書きを消さずに残しておくって、やっぱり弘法大師も、大日如来もおおらかですよね~(笑)



マナベヤタロ(真鍋弥太郎)さんの落書き - 奥の院捨身ヶ嶽禅定

マナベヤタロ 漢字だと真鍋弥太郎さんかな!?


弘法大師捨身のお行場への通路

根本御堂の右脇にある、この通路をくぐり抜けるとそこは大霊域「弘法大師捨身のお行場」なのです!!


捨身ヶ嶽の行場への通路

いざ、大霊域へ!!


空海ウォーク - 奥の院捨身ヶ嶽禅定

空海ウォーク

登嶺者の方へ

これより行場は当山の大霊域により飲食・危険行為は禁止です。注意して登嶺して下さい。


山というか、「岩」なんですけど。。。w
これを登らねば、弘法大師空海の"捨身ヶ嶽のお行場"までたどり着けません。ゴツゴツした岩場をよじ登って、いざ進め!いざ進め!!


空海ウォーク

その名も、空海ウォーク


岩場のチェーン - 奥の院捨身ヶ嶽禅定

このチェーンを必死につかみながら登っていきます。


すごい角度の岩場 - 奥の院捨身ヶ嶽禅定

すんごい角度、ヤバイ角度です!!


急角度の岩場 - 出釈迦寺

気を抜くと大けがしますよ。この急角度の岩場はシャレになりません。


岩場の鎖 - 奥の院捨身ヶ嶽禅定

この銀色の鎖だけが頼りです。ホント、生半可な場所じゃありません!!


岩場の銀色のチェーン - 奥の院捨身ヶ嶽禅定

鎖のかかった岩場を上へ上へと進みます。


根本御堂の屋根 - 奥の院捨身ヶ嶽禅定

根本御堂の屋根が見えました。


天霧山と弥谷山

連なったように見える 2つの山(右側が天霧山、左側が弥谷山)


わー!!


護摩壇と稚児大師像 - 奥の院捨身ヶ嶽禅定

そそり立つ絶壁の上に石の護摩壇と稚児大師像が祀られてました!!


弘法大師捨身尊像 - 奥の院捨身ヶ嶽禅定

正式名称は「弘法大師捨身尊像」のようです。


まさにこの場所なんです!まさにここなんです!!7歳の弘法大師が身を投げた所なんです!!


弘法大師捨身尊像

絶壁!弘法大師捨身尊像(捨身ヶ嶽禅定)

絶壁です!


少年空海が、仏道に入り衆生を済度したい、もしそれができないのならこの身を諸仏に供養すると、この岩場の上から身を躍らせた場所なのです!


断崖絶壁 - 奥の院捨身ヶ嶽禅定

この断崖絶壁感わかりますか?すっごい光景です!!


捨身誓願之聖地

捨身誓願之聖地


断崖絶壁 - 捨身ヶ嶽禅定

断崖絶壁感MAXですよね~ そもそも 7歳でこんなところで修行してるなんて空海はやはりただものではありません!


しばしこの宗教的な情景にあっけにとられてしまいました。



しかし、次の瞬間!!



瀬戸内海が目の前 - 捨身ヶ嶽禅定

うわーーーー!!瀬戸内海が目の前に~!!!!


瀬戸内海の島々が目の前 - 捨身ヶ嶽禅定

瀬戸内海の島々が目の前に~~~!!


夕暮れ間近、捨身ヶ嶽禅定からの眺め

夕暮れ間近、捨身ヶ嶽禅定からの眺め


僕の回りには誰もいない。
チチチという鳥の声、カーカーというカラスの声。
お寺の鐘の音。
瀬戸内海の島々。


捨身ヶ嶽禅定から見えた瀬戸内海の島々

この瀬戸内海の島々に圧倒されていたその時、僕は気がつきました!「僕の回りには誰もいない。」というのは間違いだ!弘法大師空海が「僕のそばにいるんだ!」


同行二人(どうぎょうににん)!僕たちの人生には弘法大師がいつもそばにいるんだ!!弘法大師が僕らのそばにいていつも守ってくれているんだ!!


この壮絶な風光が僕に"同行二人"の本当の意味を教えてくれました。


空、海、島、山、池。 - 奥の院捨身ヶ嶽禅定

空、海、島、山、池。


絶景「捨身ヶ嶽禅定」のパノラマ写真

絶景「捨身ヶ嶽禅定」のパノラマ写真


夕日に染まる瀬戸内海 - 奥の院捨身ヶ嶽禅定

夕日に染まる瀬戸内海。瀬戸内海にポッカリ浮かぶ小島が可愛らしく、幻想的です!!


夕陽に染まる瀬戸内海 - 奥の院捨身ヶ嶽禅定


さらに我拝師山頂上を目指し、先に進みます。超危険な岩場は無事抜けました。ヤレヤレ。


五岳山縦走ルート 我拝師山頂上(標高四八一米)

五岳山縦走ルート 我拝師山頂上(標高四八一米)


我拝師山頂上の様子。


正直、平らで何にもないんで、山頂上感はないです(笑) というか、"捨身ヶ嶽禅定"の衝撃が強すぎて、この山頂は何の有り難みもなく、何の霊感も感じません。


我拝師山の頂上 - 捨身ヶ嶽禅定

木々が邪魔して、見晴らしもよくありません。


香川・我拝師山の頂上

我拝師山頂上からの眺め

我拝師山頂上からの眺め


我拝師山頂上から見えた讃岐富士(飯野山)

我拝師山頂上から見えた讃岐富士(飯野山)


讃岐の風景 - 讃岐富士、小高い山や丘

讃岐富士とか、他の小高い山や丘が讃岐の風景を特徴付けています。


帰京のため、高松空港に戻らなくてはなりません。下山を開始します!


瀬戸内海をオレンジ色の染める平成28年2月22日の夕陽


空海はこんな景色の中で身投げしたのかもしれません!今を遡る 1200年前、弘法大師空海もこの景色を間違いなく見ていたのです!!!!



とその時、


登りの時に通過してきた護摩壇の前で 30代か、40代ぐらいの男の人が腹ばいになって、泣きながら何かに懺悔していました。。。


護摩壇の前で地面に横たわり、泣きながら何かに対し詫びていました。平安時代ではなく、今僕らが生きている平成の世で、平成に生きる同時代人がこんなところで、こんなように、泣き詫びる姿と僕は遭遇してしまいました。。。


「死にたい」とは言っていないようですが、誰かに対して、涙を流し、嗚咽しながら謝っていました。。。。。



この捨身ヶ嶽禅定は観光地じゃないんだ、いのりと信仰の山だったんだ。



僕はものすごい強い衝撃を受けました。



根本御堂まで下りるため、僕は手足を投げ出し、地面に石のように横たわるその人を見下ろしながら、その右横を「スミマセン」といって通り過ぎるしかありませんでした。


もちろん写真なんか向けられるわけはありません。ここ捨身ヶ嶽禅定の護摩壇の前で誰かに声を出して泣きながら謝罪していた平成に生きる一人の日本人の存在を一生忘れないと思います。この日本人の悲しみをブログに綴れただけでこの旅の意味はありました。


どんなに文明が発達しようと、どんなに技術が進歩しようと、この地上から悲しみはなくならない。人々の悲しみを救う宗教はなくならない。人間は弱い。どうしようもなく弱い。



下りの岩場 - 奥の院捨身ヶ嶽禅定岩場、下りも怖かったです。


下りの鎖(チェーン) - 奥の院捨身ヶ嶽禅定

はははw 冗談じゃなくって、落ちたら確実に死にます。


根本御堂まで戻りました。


磨崖五輪塔(室町時代初期) - 出釈迦寺

磨崖五輪塔(室町時代初期)


後は来た道を下って、レンタカーを駐めてある出釋迦寺本堂へ向かうだけです。奥の院捨身ヶ嶽禅定の護摩壇前のできごとのインパクトが激烈過ぎて気が重い感じです。


六根清浄。ああ、一昨日この掛け声を西大寺会陽で聞いたなあ・・・ でも、護摩壇前の異様な光景が忘れられず頭が痛い感じです。


西行法師(山家集):禅定にて  筆の山(我拝師山)に かきのぼりても 見つるかな 苔の下なる 岩のけしきを

西行法師(山家集) 禅定にて
筆の山(我拝師山)に かきのぼりても 見つるかな 苔の下なる 岩のけしきを


心をあらい 心をみがく へんろ道 鯖大師 沙門 明善

心をあらい 心をみがく へんろ道 鯖大師 沙門 明善


下り坂、膝の上にガクガクきます。


讃岐富士

讃岐富士


出釈迦寺全景

出釈迦寺全景


お疲れ様、僕(笑) 出釈迦寺まで戻りました。


弘法大師 御歳七才の行場

弘法大師 御歳七才の行場


弘法大師 御歳七才の行場 - 出釈迦寺奥の院捨身ヶ嶽禅定

「我、仏法に入りて一切の衆生を済度せんと欲す。成就せざるものならば一命を捨てて此身を諸仏に供養し奉る」


羽衣を身に纏うた天女天降り大師を抱き止め「一生成仏」と、宣り玉ふ。


断崖絶壁の頂きから白雲も迷う谷底に身を投じた少年空海


空海を今まさに抱きとめようとする羽衣を身に纏った天女





高松空港へ向かいます。東京へ帰ります。


高松自動車道から見えた讃岐富士(飯野山)

高松自動車道から見えた讃岐富士(飯野山)


連れが撮影した黄昏時の讃岐富士

連れが撮影した黄昏時の讃岐富士


高松空港

高松空港


高松空港

高松空港

帰りの便は JAL486便(高松-東京/羽田)です。今回の航空券は JALの溜まったマイレージでとったので 「0円」でした。(元々多く払わされているんでしょうけどw)マイレージはマイルがたまると"得した感"が大きいですよね~
って、すでに国内ならタダでどこへでも往復で行けるマイルが溜まってるんですけどね(笑)さ~て、次はどこへ何を勉強しに行こうかなっ(^^)/


讃岐うどん「山田家うどん」

友人・知人へのお土産はもち讃岐うどん「山田家うどん」


うどん本陣「山田家」 さぬき名物 生うどん

うどん本陣「山田家」 さぬき名物 生うどん


讃岐うどん「山田家」

讃岐うどん「山田家」!袋がめっちゃカッコイイです!!


丸亀うちわ

丸亀うちわ、今回はまったくみかけなかったので空港で見られてよかったです。


香川の伝統的工芸品 丸亀うちわ

香川の伝統的工芸品 丸亀うちわ - Japanese Fan


JL486便 羽田空港周辺の航空航路混雑のため、航空局より待機の指示

JL486便 羽田空港周辺の航空航路混雑のため、航空局より待機の指示・・・ 出発送れました。


JAL - JAPAN AIRLINES

JAL - JAPAN AIRLINES 稲盛さんが入ってから JALは間違いなく感じがよくなりました。昔は ANA派だったんですが、最近は JALが多くなってます(^^)


さようなら高松

さようなら高松


JL486便機内 高松 - 羽田(東京)

JL486便機内 高松 - 羽田(東京)


林 奈都乃(はやし なつの)- ジェイ・エア・キャビンアテンダント

JAL機内誌 右下のスッチー 「林 奈都乃(はやし なつの)」さんの美しさに注目!!メッチャ美人じゃないでしょうか~


って、そっちじゃなくって、名前の奈都乃(なつの)が注目です。百人一首の伊勢大輔が歌「いにしへの 奈良の都の 八重桜 けふ九重に にほひぬるかな」が命名の由来じゃないかと思ったんです!「良のの()」、ほら、たぶんご両親は風流な方だったのでは。まあ、どうでもいいんですが(爆笑)



羽田空港到着


羽田空港のリムジンバス

羽田空港リムジンバス

リムジンバス、八王子行きは出発したばかりでした。仕方なく立川駅北口行きで帰宅します。


羽田空港内のベジタブルカレー

羽田空港内のベジタブルカレー


3日間、すっごく充実した旅でした。ウチ帰って寝るだけなのでリムジンバスの中で食べる、甘い物を買いました。


立川駅でリムジンバスを降りて、中央線で八王子まで帰ります。



西大寺会陽、そして数々の空海ゆかりの地、今回の旅は本当に本当に素敵な旅でした。現代の日本人だけではなく、後世の日本人、そして、後世の人類のために、撮った写真を僕のすばらしいw文章と共にブログに残しました。


たぶん、長すぎて誰一人全部読んでないと思うんですが、それで満足です。自分の思いや感動をインターネット上に残せただけで満足です。やり切った感じです。このブログをご覧のあなた!お付き合い頂き、本当にありがとうございました!!


▼今回の岡山・香川旅行
香川県立ミュージアム 空海室で「弘法大師」の生涯と事績勉強
瀬戸大橋を快速マリンライナーで渡って岡山へ
「一陽来福」いざ西大寺会陽の舞台・岡山市西大寺へ!
西大寺会陽(はだか祭り)前編 - 平成28年"日本三大奇祭"
西大寺会陽 中編 - 会陽冬花火、六根清浄、裸群のくり込み、垢離取場
西大寺会陽 後編 - 本堂の大床、宝木投入、宝木争奪戦、枝宝木
西大寺 → 岡山 → 瀬戸大橋 → 坂出 → 善通寺
「しっぽくうどん」空海生誕の地の讃岐うどんはウマい!
善通寺: 四国遍路 第75番札所(弘法大師御誕生所)
曼荼羅寺: 四国遍路 第72番札所
出釈迦寺: 四国遍路 第73番札所
丸亀 シャッター商店街、丸亀城、古い家々、骨付鳥
空海修行の地!室戸岬・御厨人窟&神明窟 四国八十八箇所番外札所(霊場)
出釈迦寺 奥の院捨身ヶ嶽禅定(お大師様 捨身の行場)
・捨身ヶ嶽禅定 護摩壇で見た 泣き悲しみ懺悔する男の人


▼平成28年/2016年10月の四国旅行コース
羽田→高知: とさでん乗って自由民権運動記念館へ 植木枝盛と会う
松山: 伊予鉄道&松山商&坂の上の雲ミュージアム
松山: 夜の松山散歩 大街道、銀天街、キャバレー「ムーランルージュ」
松山→高松: 予讃本線 特急「いしづち」の豊かな秋の車窓
四国: 美の競演♪ ミス高知、高松ゆめ大使、阿波おどり大使が大集合、大激写!
高松: 夜の高松散歩、ウクレレ弾きの少女の心に染みる歌声
高松→琴平: ことでん電車の清らかな車窓に心底癒される
琴平: 幸福の黄色いお守り目指し、こんぴらさん(金刀比羅宮)へ
琴平: しあわせさん。こんぴらさん。 ご利益求め苦しいけど神々しい絶景の金比羅参り。
琴平: こんぴらうどん&嫁入りおいりソフトクリームは美味~
高松→羽田: 淡路島、真オレンジに染まる伊勢湾と渥美半島(飛行機からの眺め)


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