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咲け ヤマユリ！ 4号ポット苗のヤマユリを植え付け（庭植え）
僕・村内伸弘が庭植えしたヤマユリ 平成28年（2016年）10月18日
ヤマユリ - 日本が誇るユリの王様！
山地の林縁に生える大型のユリの仲間です。花の直径は 20ｃｍにもおよび、花の大きさはユリの中でも最大級になります。7月から8月に見られる白い大きな花は林の中でもひときわ目立ち、黄色い筋と赤い斑点をもつ花弁は豪華絢爛ともいえる美しさを持ちます。古くは大きな球根は食用とされてきただけてなく、明治、大正期には海外に輸出される重要な園芸植物だったと言われています。
育成はユリの中でも難しい部類に入り、鉢の温度上昇を嫌い、夏場は鉢に日が当たらないように注意が必要です。ユリの仲間はアブラムシが媒介するウィルス性の病気に弱いので、定期的な消毒が必要です。十分に育った株は草丈が 1ｍを超え、大きな花の重みで草体が傾くので強風で折れないよう注意が必要です。連作に弱いので、最低でも隔年、できれば毎年晩秋から 3月頃までに植え替えをした方が良いでしょう。
本種は育成に時間がかかり、実生から発芽するのに 1年から 2年、そこから開花させるには最低 2年はかかります。大きく育った球根ほどたくさんの花をつけるので、じっくりと育て上げる必要があります。
・学名: Lilium auratum
・分類: ユリ科ユリ属
・園芸分類: 耐寒性多年草（宿根草）
・原産地: 日本／北海道、本州
・植え付け時期: 11～翌3月頃
・開花時期: 7月～8月
・日陰を好むので半日陰～日陰の場所を選び植え込んで下さい。
（購入店舗「チャーム」さんホームページより引用）
八王子市の市花（神奈川県の県花）である「ヤマユリ」をいよいよ庭に植栽します。ただ、最初に書いておきますが、僕は 48年間一度もヤマユリどころか、ユリすら、いやいや植物をほとんど育てたことがないのでとんでもない"初心者"です。ましてや、「ヤマユリ」は育てるのが相当難しいそうなので、花を咲かそうというよりも、まずはいろいろやってみて、経験を積もうという魂胆です。
幸い、ヤマユリの植栽や育成に適していそうな場所はありますので、日々やりながら "ヤマユリ学"を学んでいきたいと思います。
本やネットの情報を自己流で解釈した方法ですが、まずは 4号ポットのヤマユリを買ってみましたので、さっそく庭植えしてみます。成功すれば万々歳、失敗しても知識を蓄積できます。おなじ初心者なら、植えなきゃソンソン♪
植え付ける場所を庭の木の下で直射日光がほとんど当たらない場所に決めました。土起こしやシャベルで土を掘ります。
土を 15cm～30cmほど盛り上げたところに植えるのがよいということでしたが、たぶん水はけの話だと思いますので、水が低い方に流れる地形をうまく使って掘りました。ゆるやかな傾斜があるので水は写真の下の方に流れていきます。
ヤマユリは半日陰（木漏れ日の当たるような庭）を好み、直射日光を嫌うということなので、この場所はたぶんベストだと思います。最初ちょっと暗すぎたので、周りの木の枝や葉を落として、少しだけ陽が漏れるように調整してみました。
2ヵ所目の植え穴（1ヵ所目のすぐ真横）
庭植えですので、赤玉土、培養土、腐葉土のブレンドでいきます。ごった煮作戦ですｗ
まずは赤玉土（小粒）
次に培養土（花野菜用かる～い培養土）。菌根菌が植物を強くする！そうです、元肥まで入っちゃってます！栄養タップリ～
最後に腐葉土。
左から 赤玉土、培養土、腐葉土。
写真上部が植え穴です。写真下部を見ると落ち葉が堆積しているのがわかりますよね？これぞまさに雑木林の中の環境と酷似している環境だと思います。場所選び、恐らく正しいと思います。
1ヵ所目の植え穴。赤玉土、培養土、腐葉土を混ぜ合わせます。
水はけと保水力のある用土できたと思います。湿度もありますし、ヤマユリにとって好適条件に近いとうぬぼれてます。ぜんぜん育たなかったりして。。。ｗ
土作り完了～☆
植え穴に水を撒いて土中のスキマ（空気）を無くします。
灌水しました。
2ヵ所目の植え穴。
ホースで灌水させます。
灌水した植え穴に木漏れ日があたります。うつくしい陰翳です。
それでは、届いたヤマユリの苗を開封します。
運転をされる方へお願い charm
鉢花が入っています 大切に扱って下さい
生産者の方が丹精込めて育てたお花です
（山野草） ヤマユリ/山百合 4号ポット
縦長の段ボールから出すと 4号ポットこんな感じでした。
うわーーっ、枯れてる～～～～
秋期から春先にかけての出荷の場合、地上部の葉が一部枯れた状態での出荷となる場合がございます。 冬越しの為の休眠状態ですのでご理解を御願い致します。
ということでした。まあ、葉っぱや茎も大切ですが、ヤマユリ（ユリ）の場合は、とにかく球根ですもんね。球根こそが"命の源"ですので、枯れていても大丈夫です。気にしませんよー
ポット苗、ダルビッシュが吠えてる新聞紙にくるまれてきましたｗ マエケンの顔も写ってますｗｗｗ
4号ポット苗。湿っていました。出荷前にたっぷり水をあげてくれていたんだと思います。
ヤマユリは球根植物ですから、この中に4号ポットの中に入っている球根が大切です。
到着したヤマユリを上から見たところ
横から見たヤマユリの写真
6鉢買いましたが、葉っぱが緑なのが 3株、茶色なのが 3株でした。
朔果（さっか）または朔果（さく）といいます。この丸い朔の中に種がたくさんつまっているはずです。
この朔（さく）が割れる寸前に採種すると、タネ（種子）が採れるようです。発芽率は低いみたいですが今後、ヤマユリ愛が深まったら実生（みしょう）にもチャレンジしたいと思います！！
※実生 - タネから芽を出して生長させること
茶色いヤマユリの葉っぱ
元肥としてリン酸の比率が多いマグァンプK（リン酸主体の緩効性化成肥料）を使います。球根の 5cmぐらい下あたりに 1～2つまみ施します。
さあ、"生まれて初めて"のヤマユリの植え付けです！
余談ですけど、"生まれて初めて"って嬉しいですよねっ。初体験は何歳になっても嬉しいです ＾＾
マグァンプKを蒔いて、
ビニールポットなので、そのままひっちゃぶいて植え付けです。
植えました！！
植わりました。感動の一瞬ですっ！
こんな感じでどんどん植え付けていきます。
はい！どんどん植え付けていきます。
1ヵ所目に 3株植え付けました。1ヵ所目は葉っぱ緑組ですｗ
植え付け完了したヤマユリ
再び、朔（さく）。
植え付け完了したら、この朔から種を取り出して、超気長に種子からヤマユリを育て始めてみたいと強く思えてきました。たぶん、4～5年計画になりますが。。。な、長い。。。（爆笑）
でも、これが自然のスピードだし、植物たちの速度なんですね。人間が植物に合わせるべきなんです。急がば回れ（＾o＾）
支柱は茎に最初からくくりつけてありましたのでこのまま使います。
ムラウチホビーで買ったトタンの散水ジョーロ。ヤマユリは太い木と違って、繊細なのでホースでジョバーーッではなく、ジョーロでチョロチョロでいきます。
このトタン散水ジョーロのデザイン、なかなか可愛らしくっていいです。気に入りました。末永く使いたいと思います。
満足感高いです！僕は今、地球上に新しい"生命の源"を植え付けたのです！！
水は命の源です！植物は水が大好きです！！
水に濡れたヤマユリの緑の葉
2ヵ所目にも 3株の苗を植えました。
2ヵ所目は葉っぱ茶色組ですｗ
元気がなかったのか、枯れるのがただ早かっただけなのか？今後の成長ぶりが楽しみです！がんばれ、茶色葉っぱ組～～
元気がなさそうな苗。ガンバレ～
4号ポット苗を計 6株、植え付け完了～
写真左 3株、写真右 3株
茎立ちしている 6本のヤマユリ！
初夏、ここにヤマユリが咲くとうれしいですね！！遮光や病気予防頑張ります！
茎立ちしているのでうまく根付けば、来年の夏、花が咲くと思うんですが、まあ、開花までに数年育成が必要となる場合があるという前提で購入してますので気長に待ちます。
このインターネット時代（スピード時代）に、"数年"と聞くと絶望的な気持ちになりますが、考えようによっちゃ、数年なんてあっと言う間ですからねっ。おしん・家康・隆の里。辛抱、辛抱。ヤマユリの栽培（育成）、やってみます！！
絢爛豪華に花開け♪♪
八王子のシンボルフラワー「ヤマユリ」よっ☆
PS
まだスペースがあるし、10cm間隔ぐらいでいいみたいなので、後日、球根をありったけ植えてみます。群生させたいです ＾＾
目標、ヤマユリ園～～ん！
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