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村内 伸弘(むらうち のぶひろ)村内伸弘の彼女

特別展中尊寺金色堂 平泉の仏像を最終日ギリギリで鑑賞してきました

上野の東京国立博物館。見たい方は岩手県平泉町まで旅してください。もう終わっちゃったので 笑

中尊寺金色堂の模型(縮尺5分の1)
THE GOLDEN HALL OF CHUSON-JI TEMPLE


特別展中尊寺金色堂の電車の中吊り広告


国宝 阿弥陀如来坐像


左: 国宝 勢至菩薩立像、中央: 国宝 阿弥陀如来坐像、右:  国宝 観音菩薩立像


特別展中尊寺金色堂の垂れ幕


中央壇上の国宝仏像11体、そろって公開!


国宝・中尊寺金色堂は、藤原清衡(1056年~1128年)によって建立された東北地方現存最古の建造物で、2024年に天治元年(1124年)の上棟から 900年を迎えます。これを記念して開催する本展では、堂内中央の須弥壇に安置されている国宝の仏像11体を一堂に展示するほか、きらびやかな堂内荘厳具の数々をご紹介します。会場内の大型ディスプレイでは 8KCG で原寸大に再現された金色堂とその内部をご覧いただけます。世界遺産・平泉の迫力のある文化と歴史の粋をどうぞお楽しみください。

特別展中尊寺金色堂 パンフレットより引用


怨親平等(おんしんびようどう)

長い年月の合戦で命を落とした人びとのの霊を敵味方の区別なく弔い慰める「怨親平等」の思想と戦争を認めない「非戦」の願いが込められている。

会場内案内板より


絶対に観たかった特別展中尊寺金色堂!
最終日に滑り込みました 笑
平泉の仏像たちを最終日ギリギリで鑑賞できました!!


去年の夏、土門拳の「寺と仏像手帳」という本と出会って、生涯の一仏に出会いたいという衝動抑えがたく、奈良中心にいろいろな仏像を観ました。


昨年夏~秋に観た主な仏像

飛鳥仏の古典的微笑/アルカイックスマイルに興奮!中宮寺 菩薩半跏像は世界三大微笑像!

奈良聖林寺 十一面観音立像はミロのヴィーナスと並ぶ仏像彫刻の傑作!天平彫刻の傑作!

土門拳が魂奪われた室生寺 十一面官能菩薩立像。"色っぽい"平安時代作の国宝仏像を観た

秘仏 国宝 救世観音さまと法隆寺/斑鳩寺。古拙の微笑輝く聖徳太子のお寺

聖徳太子(厩戸皇子)の現し身!"聖徳太子等身観世音" 救世観音さまと法隆寺夢殿


東京国立博物館で観た仏像

浄瑠璃寺 九体阿弥陀 特別展「京都・南山城の仏像」 


土門拳の本の中には岩手県平泉町にある中尊寺の写真も載っていて、直接観に行こうと計画したこともあったんですが、行けずじまいでした。なので、この特別展はホント嬉しいです!


中尊寺金色堂の至宝たちを目の当たりにできて、良かったです。すばらしい仏像の数々でした。


ですが、
ですが、
ですが、
目の前の仏像たちを観ても
自分自身の中で奈良に行った時のようなときめきがなかったんです、、、
ドキドキや興奮が全然なかったんです、、、


感情の高ぶりがまったくなかった、、、
なぜなのか?、、、、



常不軽菩薩です!
常不軽(じょうふきょう)。僕の人生を変える強烈な磁力とインパクトを持って迫ってきたこの常不軽という菩薩、人間礼拝(らいはい)の思想を、最近知ってしまったからだと思いました。

常不軽!常不軽菩薩(じょうふきょうぼさつ)の生き様とは!


そうです!そうなんです!!
拝むのは仏像じゃないんです!
拝む対象は人間なんです!


礼拝(らいはい)するのは仏像ではなく人間なんですよ
この星に生きるすべての人を敬い、崇拝する


だから、この特別展の会場に入っても、僕は仏像たちを観るのではなく、そこに集まってきた老若男女の人間たちを観ていました。


夏や秋とは僕自身が完全に変わってしまったのです
手を合わせるのは僕たちじゃなくって、神様や仏様なんです
僕たちが神仏を拝むんじゃなくって
神仏が僕たち人間を拝むのが常不軽菩薩の教えなんです



さすがに露骨にやると変な人だと思われて通報される(笑)ので、心の中でしたけど、中尊寺の仏像の前後左右に近づいてきた人たちを観て、僕は礼拝していました


・・・


となると、もはや神社や仏閣や博物館に行かなくてもいいのでは??


人間はみんな神様仏様。
人間がいる場所=神様や仏様がいる場所なんですから
要するに、目の前に現れた人間を礼拝すればいいんですから


素直に書きました
僕は東京上野の森で開かれたこの中尊寺の特別展の会場でこんなことを考えていたんです。



スミマセン、仏像好きの皆さんのテンション下げてしまったかも(苦笑)
でも、仏像もちゃんと観て、しっかり拝んできましたよ!
中宮寺の拝観帳の小さな子供から教わったように、美術品として仏像を観るのではなく、世界をよりよくすることを考えてくださっている仏様として観てきました!



それでは当日の様子もご覧ください


トーハクの入口脇に大きな看板がありました

東京国立博物館前「特別展中尊寺金色堂」の看板


さっそく激写します!!

左: 勢至菩薩、中央: 阿弥陀如来、右:  観音菩薩


国宝!阿弥陀(あみだ)さまです!


国宝!勢至(せいし)さまです!


国宝!ご存じ観音(かんのん)さまです!


国宝!増長天(ぞうちょうてん)立像


国宝!持国天(じこくてん)立像


ぜんぶ国宝~!!


菱川師宣筆の見返り美人図です


さあそれでは中に入りましょう

東京国立博物館(トーハク)
建物があまりにも個性的で、印象的。東京国立博物館はどう考えても日本一の博物館です!


東京国立博物館 / TOKYO NATIONAL MUSEUM


あちゃー!20分待ち、、、

いつもは平日に行くように心がけているんですが、最終日の日曜日になってしまい、かつ、上野公園の桜も咲いていて、条件悪すぎました 笑


チケット 1,600円~ん
決して安くない・・・ 700円とか、800円ぐらいだといいんですが、、、


東京国立博物館のシンボル・ユリノキ(百合の木)が僕を待っていてくれました。この木もステキなんだよな~


右奥に行列ができています


最後尾 20分待ちというプラカードの後ろに並びます


もう一度書きます
最終日で日曜日、更に上野のお花見の季節。
失敗しました、、、
やっぱり博物館は平日に行くべきです(^^;


まあ、日傘さしながら並ぶことにします


すばらく並んでから館内に入れました


特別展中尊寺金色堂のビラ
建立900年ということで、この平泉の至宝が、ここ東京で歴史的公開と相成ったみたいです


おー!まさに勢揃い!!平安時代 12世紀の日本から、やってきました!!


館内にこのポスターが貼ってありました。4月16日からは「法然と極楽浄土」という特別展も開催されるみたいです。これも観に行きたいなー



特別展は当然撮影禁止。でも SNS拡散狙い(?)で唯一、この場所だけ撮影していいみたいです

中尊寺金色堂の模型(縮尺5分の1) 


真っ金金!まさに金色堂!!


このゴールデンさ、すばらしいですね!!


しゃがんで見たり


斜めから見たり


横から見たり


昭和に作られた 5分の1の縮尺ですが、結構興奮しました(笑)



トーハクのお土産はこの小さな本にしました

わたしの観音さま 延命十句観音経(横田南嶺)


特別展を鑑賞し終えて、建物の外に出ると、大きなユリノキがやはり僕を温かく待っていてくれました

上野はうつくしいです!!


ユリノキとわたしの観音さま  延命十句観音経のコラボですよー(^^)


この角度から見るとユリノキさらに巨大に見えます!
シンボル中のシンボルツリーでしょ、この圧倒的存在感はw


上野公園には人がいっぱいいました


ここから見ても、トーハクの存在は偉大です



あと、書き忘れましたが迦陵頻伽(かりょうびんが)の華鬘(けまん)も展示してありました。

国宝!金銅迦陵頻伽文華鬘
土門拳が激写した華鬘です。行列が切れなかったので、僕は何度も並び直して見つめました。
※迦陵頻伽(かりょうびんが)は美声によって法を説く、人頭の鳥
※華鬘(けまん)は仏堂の荘厳具


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