日本三大美港 長崎港、巨大アンカー、海を飛ぶジェットフォイル、通勤船などが見られる大波止ターミナル
長崎港(大波止港)は元亀2年/1571年に開港、鎖国の徳川時代は唯一の海外への門戸として、西欧文化の受容に重要な役割を果たしたうつくしい港です♪♪
巨大アンカー(巨大な錨/イカリ)
高速船 びっぐあーす
ジェットフォイル(水中翼船/全没翼型水中翼旅客船)
平成30年(2018年) 12月7日 村内伸弘撮影
長崎港は、神戸港(兵庫県)、清水港(静岡県)と並ぶ日本三大美港です。
長崎港ターミナル(大波止ターミナル)の様子をご覧下さい
長崎港ターミナル(大波止ターミナル)
巨大アンカー(巨大な錨/イカリ)
長崎港(重要港湾)
長崎港は、ポルトガル船の来航が端緒となった元亀2年(1571年)に開港され、鎖国をひいた徳川幕府時代も唯一の海外への門戸として、西欧文化受入れに重要な役割を果たしてきた。
明治維新後は横浜・神戸等と共に我国最重要港湾 7大港の一つとなり、上海航路をはじめとしてオーストラリア、フィリピン、北米方面等の連絡船が寄港し繁栄の一途をたどった。
この錨は、大正時代に大型船をつなぐ係船ブイを固定するため、長崎港内に投入されていたもので、明治41年(1908年)当時の三菱合資会社三菱造船所で建造され太平洋航路に就航した我国空前の豪華客船「天洋丸」他、多数の船舶が係船された。
その後、港の移り変わりに伴い、役目を終えて陸揚げされていた錨に再び活躍を願い、灯台の台座としてよみがえることとなった。
「海の日」祝日制定記念
平成8年/1996年 7月20日
長崎港湾漁港事務所
最重要港湾 7大港を象徴する巨大アンカー
長崎港の歴史を思う、よりこのアンカーの存在が感慨深く思えてきます。
平成7年/1995年竣工、長崎港ターミナルビル(長崎港旅客ターミナル)
メッチャかっこいい建物です!
全長96mの楕円シリンダーに逆円錐が垂直に貫入するという、これ以上無いほど祖型的な造形
高松伸建築設計事務所ホームページより
ターミナルからは稲佐山も見えました
ターミナル内を歩いてみます
長崎に来たら、ぜひみなさんもこの港から離島へ船で行ってみて下さい。
海に囲まれた長崎県ならではの楽しい旅になると思います!
オレンジ色の謎の球体
ドラゴンプロムナードというようです
動画制作: 村内伸弘(ムラウチドットコム)
ジェットフォイル ぺがさす
平成2年4月1日就航
平成2年3月6日竣工
総トン数 : 163トン
旅客定員 : 264名
最大速力 : 45.6ノット
航海速力 : 43.0ノット
ジェットフォイル ぺがさす2
平成9年2月1日就航
平成2年10月26日竣工
総トン数 : 163トン
旅客定員 : 264名
最大速力 : 45.6ノット
航海速力 : 43.0ノット
九州商船ホームページより引用
ジェットフォイルのペガサス 2号が停泊しています
ジェットフォイルとは水中翼船で、翼を海中に全没させ、吸い込んだ海水を後ろの方に噴射して推進力を得るスタイルの船だそうです。
五島航路を行き来するジェットフォイル
五島の人々が長崎港に降り立ちました。
ホント海の玄関口ですね!
普段僕は八王子という海がない街に住んでいるので、船や港がある長崎がうらやましいです!!
長崎港、海水も意外と澄んでいます
Kawasakiというロゴを発見しました!
「川崎ジェットフォイル」は、川崎重工がアメリカのボーイング社から製造・販売権を得て、船舶・航空機・車両の技術を駆使して建造する、先端技術の粋を集めた超高速旅客船です。
ジェットフォイルは、よく、"海を飛ぶ"と形容されますが、それは、文字通り船体が海面から完全に離れ翼走するからです。
川崎重工業ホームページより引用
海を飛ぶジェットフォイル!
乗ってみた~い
もう絶対五島に行くしかないですね!!
ぺがさすという文字の下に「長崎」という文字が見えます。
「長崎(ながさき)」
実にいろいろなイメージを持った言葉です。
「長崎」
なんという美しい漢字なんでしょうか!!
こっちは「ぐらばあ」って書いてあります。
グラバー園のトーマス・グラバーから命名されたことは明白です!
しかも!!
なんとこの船は「通勤船」だそうです!!!!
「ぐらばあ」は、三菱重工業株式会社 長崎造船所 香焼工場への通勤船としてご利用いただいております。※通勤者のみ乗船できます。
野母商船グループホームページより引用
なんだ?通勤船って 笑
長崎ならではだと思います!!
船で通勤、すばらしいですね!!!!
さすが大三菱!
通勤船「ぐらばあ」
船通勤楽しそうだな~
但し、時化ってたりすると船酔いしそう(泣)
桟橋から見えた出島ワーフ
出島ワーフ(NAGASAKI DEJIMA WHARF)
これは「ぐらばあ」の反対側に停泊していた「鷹巣(たかす)」という高速船です
長崎港(大波止港)から伊王島・高島間まで運航しています
「鷹巣(たかす)」 長崎汽船/野母商船
前から見た「鷹巣(たかす)」
続いて「俊寛(しゅんかん)」という高速船です
前から見た「俊寛(しゅんかん)」 長崎汽船/野母商船
歴史ロマンです!高島・伊王島地区に流され、人形浄瑠璃や歌舞伎のモデルになった「俊寛僧都」から名前がとられているそうです!
確かに船っぽくない名前だなと思ってましたが、粋なネーミングですね!とてもいい名前だと思います!!
今度のご乗船は俊寛(しゅんかん)
誰が描いたのでしょうか!?「俊寛(しゅんかん)」のイラストがありました
長崎汽船の高速船「俊寛(しゅんかん)」
船供給電源盤
桟橋を一周した最後は「長崎びっぐあーす」号です
明日の世界遺産に出会う島・上五島
長崎港から上五島への航路を走っているようです
「びっぐあーす」号 五島産業汽船
真ん前から見た「びっぐあーす」号
この船に乗れば、上五島の鯛ノ浦港へ行けるわけです。
飛び乗っちゃいたいよ!マジな話!!
学生だったら飛び乗るよ、ホント!!
ああ、なんで僕はこうも保守的になってしまったんだろう。。。
この海の向こうには美しい美しい五島列島が横たわっているのに!
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日本三大美港 長崎港、巨大アンカー、海を飛ぶジェットフォイル、通勤船などが見られる大波止ターミナル
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動画撮影&制作: 村内伸弘(ムラウチドットコム)
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