正信偈の名著!私の正信偈 -永遠のすくい- 藤 正導著 永田文昌堂刊
京都・東本願寺(真宗本廟)の前の本屋さん=宝蔵館書店で買った僕のバイブル!!コンパクトにまとまって読みやすい正信偈本!読み方、語釈、通釈、解説がわかりやすくとても的確な正信偈本!
私の正信偈 -永遠のすくい- 藤 正導著 永田文昌堂刊
令和2年(2020年)11月7日 村内伸弘撮影
10月3日に亡くなったおばあちゃんの供養のために東本願寺(真宗本廟)に参拝に行き、その帰りに東本願寺前の本屋さんで正信偈本の決定版と出会いました!運命的な出会いです!!
本のタイトルは
「私の正信偈 -永遠のすくい-」
藤 正導さんの著書で、永田文昌堂さん(京都市下京区花屋町通西洞院西入)の発行です。1975年(昭和50年)の初版の 17刷を手に入れました。
この本、正信偈本のベスト本だと思います!!
無駄な記述がなく、短い文章の中に親鸞聖人の心が見事に宿っています。シンプルで読みやすく、見やすく、とても理解しやすいです!
著書の藤正導さんが熟慮して選んだ読み方、語釈、通釈、そして解説はどれも的確で、たった 99ページ(はしがきと目次を除けばたった 88ページ)の中に正信偈の、教行信証の、そして仏教のエッセンスが宝石のようにちりばめられていますっ!!!!!!!
あと、七高僧(龍樹菩薩、天親菩薩、曇鸞大師、道綽禅師、善導大師、源信僧都、源空上人=法然上人)の伝記までついているのも嬉しい限りです♪♪
僕が「私の正信偈 -永遠のすくい-」を買った東本願寺前の本屋さん
宝蔵館書店(京都市下京区正面通烏丸東入)
伝道掲示ポスター 「お寺さんの掲示板 観経のこころ」
みんなの人が 助かるように それが 仏さまの心 正親含英
店内でいろいろな正信偈の本を立ち読みさせてもらって、その中からこの「私の正信偈 -永遠のすくい-」を選び、衝動買いしました。
翌日、岡山から新横浜に向う帰りの新幹線「のぞみ」の中で読破しました!
たった 88ページに正信偈の魅力がギッシリと詰まっていて、見事に凝縮されています。短時間で読めて、偈(げ/うた)の意味や内容がよく理解でき、強く豊かな印象を得られるこの書物は本当にすばらしいと思います!!
去る 10月3日に 94歳で往生したおばあちゃんからのプレゼントだと思って、この本は大切にします。もちろん、大切にするとは本棚に飾っておくと言うことではなく、読んで読んで読み切って、正信偈の教えを自分自身の血や肉にすることです。
そして、世のため人のために自分のいのちを生かし切ることです。
1975年11月5日発行 2005年3月15日 17刷
3月15日はおばあちゃんの伴侶である僕のおじいちゃんの誕生日です
2人ともすでに往生を遂げましたが、この正信偈の教えによれば、おじいちゃんもおばあちゃんも仏となって、僕をすぐそばで見守っていてくれるはずです♪♪
この本を書いた浄土真宗本願寺派 鹿児島正念寺のご住職・藤 正導さんのはしがきの一部をどうぞ
いつの時代、いかなる社会においても、人生の根本的な苦しみより救われてゆく道を教えて下さったのが、浄土真宗をお開きになった親鸞聖人である。
親鸞聖人の書かれた 「正信偈」には、浄土真宗の教義の中心になるものが述べてあり、又、親鸞聖人の信心が明らかにしてあるのであります。かかる 「正信偈」を心の糧として永遠に救われる道を発見してゆきたいものです。
すごーい!
唸っちゃいますね!!
仏教学者になるのならばドンドン他の本を読み込んでいくべきなんですが、僕は日常生活の仕事の中で自分を磨き、高めていくのでもうこの本一冊で良い感じです。
非常に完成度が高い正信偈の解説本なのです、仏教が「南無阿弥陀仏」に極まったように、僕の正信偈はこの本で極まったんだと思います!
如いて言えば、本願寺派/西本願寺の読み(ふりがな)なので僕の家の宗派である大谷派/東本願寺の読みとちょっとだけ違う点が玉に瑕というだけです。でも、小さい頃から耳で聞いてきた読みが脳裡に焼き付いているのでノープロブレムです 笑
宝蔵館書店さんの紙袋の中に入っていた小冊子
法藏館書店(法蔵館書店)
おかげさまで 400年を迎えることになりました。仏教風土の都・京都に育てられた、私たち。そよ風が花の香りを伝えるように、これからも、仏教文化を伝える風でありたいと思います。
400年!!
すごい書店です!400年も続いてるんですねっ
さすが京都!
ただただスゴイです!!!!
1602年(慶長7年)の創業らしいので、なんと家康が江戸に幕府を開く前年のスタートです(笑) やべぇ~~
東本願寺(真宗本廟)
真宗大谷派 東本願寺 御影堂門(京都市下京区烏丸通七条上る)
昭和52年/1977年、曾祖父が亡くなった時に、祖父と祖母に連れられて小学校4年生の僕はここ東本願寺に納骨に来たのです。時代が巡り、今僕がここ東本願寺を訪れ、祖母を偲びながら手を合わせお念仏させていただきました。
南無阿弥陀仏 のぶひろ(村内仏)
正信偈(教行信証)の著者: 親鸞聖人
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