金光教生身の人間が生きた神に進化していくとき。金光教祖赤沢文治が歩んだ波乱の生涯

2024/06/30 19:55

幕末三大新宗教金光教（こんこうきょう）。あなたも神になれる。次々と人が救われていく。

生身の人間が生きた神に進化していくとき

「生身の人間が生きた神に進化していくとき。金光教祖赤沢文治が歩んだ波乱の生涯」末永邦昭著

金光教祖赤沢文治が歩んだ波瀾の生涯
教祖様は、神様からのメッセージをどのように受け取っていったのか。
身の上に起きた事柄などを通して、何を感じ、お心がどのように育っていったのか。
以前に発行された３冊をまとめ、補筆・加筆したもの。
金光教徒社ホームページより引用

金光教ラジオドラマ金光教祖ものがたり　脚本: 板谷金子制作: 金光教放送センター

「あなたも神になれる」

闇の世から光の世へ SINCE 1855（安政2年）

僕が学んでいる金光教の本＆CD

僕はここ数年、大乗仏教、天理教などを中心にいろんな宗教を研究しています。ちょっと前に金光教（こんこうきょう）という新宗教のことを知ったので、本や CDを買って学習し、その教えの本質を探し求めています。

最初に手に取った本がこの本

「生身の人間が生きた神に進化していくとき。」というタイトルが衝撃的！

生身の人間って生き神になれるんですね。

3月に新宿ピカデリーで映画「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」を観た時に、"特攻の母"役の松坂慶子が "生き神"という言葉を使っていて、そうだ間違いない！特攻隊員たちは生き神さまだと思ったことがありました。

でも、普通の人間は絶対に神さまにはなれないと思いますよ。あり得ないですよね、生身の人間が神さまになるなんて、、、

「立教聖場」教祖・生神金光大神（いきがみこんこうだいじん）が取次に専念された自宅

でも、生身の人間である赤沢文治さまは金光教の教祖として、現実に生き神に進化していったのです！！

赤沢文治さまの愛により、慈しみにより、人々の心が和らぎ、賀び、和賀心（わがこころ）になっていく。人々が幸せを実感していく。直面した難儀や問題から逃げず、真正面から向き合って稽古を積み重ね、人々を救い続け徐々に徐々にと神さまへと進化していったのです！！

これはおとぎ話や作り話ではなく、ニッポンの江戸時代に起きた実話なのです。身の回りの人たちに元気や潤いを与え続けた普通の農民が神さまになったのです。

続いて聞いたのがこの CD

「金光教ラジオドラマ金光教祖ものがたり」脚本: 板谷金子制作: 金光教放送センター

2枚組の CDで、金光教祖の人生が刻まれています

ラジオドラマで音声なので、（ちょっと不謹慎ですが、、、）布団の上に横になりながら、聴けるのが嬉しいです！

没後120年が過ぎた今もその教えによって
次々と人が救われている

金光教祖とは･･･

金光教の教祖・赤沢文治は、江戸時代の末期、岡山県の農家に生まれました。前半生は、勤勉実直な一農民として人生を歩んでいましたが、42歳で大病を患った時、はじめて神様と出会い、以後を、神様の願われるままに生活するようになりました。

教祖のたぐいまれな誠実さに、神様は深い信頼を寄せられ、「農業をやめて、人助けをしてくれないか」と頼まれました。「難儀に苦しむ人々の願いを神に伝え、神の願いを人々に語る『取次』に専念してほしい。そのことが神を助けることにもなる」と。

以後、教祖は門を開け放った自宅の神前に座りきり、各地から参り来る人々に神様の願いを伝え続け、70歳の生涯を閉じました。