史上最年少芥川賞作家・綿矢りさ「幸せは本人次第。すごく本人次第。」
幸せって何だろう? 綿矢りさ「自分を好きになり、許してあげること」→ 東井義雄「心にスイッチが入ると、急にすばらしい子になる」
「幸せって」何だろう? 文=綿矢りさ
JAF Mate 2018年12月号より引用
ほったらかしにしてあった JAF Mate(日本自動車連盟の小冊子)をパラパラめくって眺めていたら、あの史上最年少で芥川賞を受賞した綿矢りささんの文章が載ってました。
「幸せは本人次第」
なんとなくわかってはいたけれど、さすが人気作家!「幸せ」をシンプルな言葉で見事に解説してくれていました。
幸せは大きなものではなく、ささやかで小さいものが寄り集まって温かみや光を作っているのだなと気づいた。そしてすごく本人次第なのだということも。
なるほどー!!
「幸せはすごく本人次第」
なるほどね~♪♪
要するに心なんだと僕は思いました。
「おもしろき こともなき世を 面白く」
高杉晋作の辞世もそんな感じだったことを急に思い出しました。
モノの時代、コトの時代と過ぎ、令和はココロの時代に入ります。簡単に言えば、幸せは自分の心次第ってことですね!
綿矢りささんはこうも書いていました。
心と身体は思った以上につながっている。脳がもうダメだ、と思えば疲れている足は止まるし、よくやってるねと労(ねぎら)えば途端に生き生きと活発になる。同じ頑張るにしても、励ますか否定するかで身体の反応はまるで違う。
これもまったくその通りですね。
心のスイッチ次第です、人間は!!
心のスイッチ 東井義雄作
人間の目は不思議な目
見ようという心がなかったら 見ていても見えない
人間の耳は不思議な耳
聞こうという心がなかったら 聞いていても聞こえない
同じように先生の話を聞いていても ちっとも聞こえない人がある
ほんとうにそうだと 腹の底まで聞く人もある
同じように学校に来ていても ちっともえらくならない人がある
毎日ぐんぐんえらくなっていく人もある
今までみんなから つまらない子だと 思われていた子でも
心にスイッチが入ると 急にすばらしい子になる
心のスイッチが 人間をつまらなくもし すばらしくもしていくのだ
電灯のスイッチが 家の中を明るくもし、暗くもするように
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