ボロ市の由来。世田谷のボロ市から楽天本社がある二子玉川へ
1日20万人~30万人の人出のフリーマーケットのレポート(後編)
世田谷のボロ市 第1会場(ボロ市通り)
世田谷のボロ市で売られていた色鮮やかな着物(打ち掛け)
ボロ市の由来
二子玉川 楽天本社のディスプレイ
令和2年(2020年)1月15日 村内伸弘撮影
ボロ市のはじまり
ボロ市のはじまりは、遠く四百四十年の昔に開かれた楽市にさかのぼります。当時関東地方を支配していた小田原城主北条氏政は、世田谷城主吉良氏朝の城下町である世田谷新宿に、天正6年(1578年)に楽市を開きました。楽市というのは、市場税を一切免除して自由な行商販売をみとめるというもので、毎月 1の日と6の日に月6回開いていたので六斎市ともいいました。当時世田谷は江戸と小田原を結ぶ相州街道の重要な地点として栄えていました。この市により、これらの地方の物資の交流はいっそう活発になり、江戸と南関東を結ぶ中間市場としてかなり繁栄したであろうと思われます。
ところがこのような賑わいも、北条氏が豊臣秀吉に滅ぼされ、徳川家康が江戸に幕府を開くにおよんで急速に衰えていきました。世田谷城が廃止され、世田谷新宿が城下町としての存在意義を失い、楽市はなくなりましたが、その伝統は根強くつづけられ、近郷の農村の需要をみたす農具市・古着市・正月用品市として毎年 12月15日に開かれる歳の市として長く保たれたのです。明治の世になって新暦が使われてから正月15日にも開かれ、やがて 12月15日、16日の両日、正月にも 15、16日両日開かれるようになり現在に至っています。
ボロ市の名の由来
戦国時代に楽市として世田谷新宿に開かれた市は、徳川時代になって市町という名のもとに開かれていましたが、後に農家の作業者のつくろいや、草鞋(わらじ)に編みこむボロが安く売られるようになって、いつとはなしにボロ市の名が生まれました。
ことに草鞋をボロといっしょに編みこむと何倍も丈夫になるというので、農民は争って買いました。大部分の農家にとって農閑期の夜なべの草鞋作りは、大切な現金収入の副業だったのです。明治中頃までの市の最盛期には、ボロ専門の店が十数軒も出て、午前中にはほとんど売り切れになったといいます。もちろんボロ市といってもボロを売る店ばかりではなく、農具、日用品などの店が道の両側にところせましと並んでお客をよびこんでいました。
昭和のはじめ頃から見せ物小屋や芝居小屋までかかりました。商品の売買と共に娯楽の場でもあり、親戚、知人の旧交をあたためる時でもありました。大正から昭和にかけて出店数は八、九百店から多いときはニ千店にもなりました。しかし、近頃は交通量の増大と共に出店数は六、七百店に減り、場所もせばめられました。商品も農耕具、古着などボロ市的な特徴あるものは少なくなり、かわって玩具、装身具、植木類等が多く売られています。
古着類がわずかにボロ市の名を保っているといえるでしょう。
世田谷ボロ市パンフレットより引用
ボロ市めぐり、まだまだ続きます。
金色の着物、うつくしいです!!
昭和のままのふとん屋さんも発見っ!
追川ふとん店よ永遠に!!
これもまさにボロ市!
わらじやいろいろな手作り藁製品を売っていたお店
お父さん、簔着てます!
ボロ市通りの突き当たり
この突き当たりの左右の道・駒沢公園通りも第1会場です
雨が上がり、晴れてきました!
いろんな人がいろんな目的でこのボロ市に集まっています
着物熟女軍団もボロ市に来襲~!!
おばちゃんパワー炸裂中っ!!
この道をまっすぐ進むと世田谷線の世田谷駅です。
世田谷駅で下車する人たちはこの道からボロ市に入ってくるということになります
"掘出し物" まさにここに来る人たちは掘り出し物を探しているんだと思います!
写真右上、円光院のお堂も見えています。
大好物の甘酒を飲みましょう
このお金を入れる箱がレトロで最高でした!
100円です、うれしいです。
ボロ市の甘酒、胃に沁みるぅー
ボロ市名物甘酒
なんでもかんでも「ボロ市名物」ですね 笑
ボロ市饅頭
食べたいけど、もうこれ以上食べると食べ過ぎ。。。
写真だけ撮って目の前を通り過ぎます
ボロ市名物 ボロ市まんじゅう
かっこいいイカしたワッペンがずらり
晴れてきたのでこれから店を出す人もいました
どうですか?これぞフリーマーケットでしょ!
青空の下、あっという間に出店準備を完了してました
小売業の原点ですね、コレは!
中国おやき
虎が猫になる味 ← どういう意味かな(笑)
ここ、日本じゃないみたいw
令和じゃないみたいw
ワイルドな買い物体験、ほんとワクワクです
どこからこんなに人が集まっているんだろう。ボロ市恐るべし!
赤ん坊背負ったお母さんがアクセサリーを売りまくってます(^^)/
果樹がうつくしい駒沢公園通り
昔に帰る秋はなし
雨があがり、人出がどんどん増えている感じ
青い帽子をかぶった小学生たちもボロ市を楽しんでいました
ははははw スペースがあれば、品物で埋め尽くされます
いろんな人がいろんなモノを出品しています
昔の薬箱
ボロ市通りの様子
うつくしい着物にハッともさせられます
一体、このボロ市には何十万点、いや何百万点の品物が並べられているんでしょうか?一度、数えてみたいもんです 笑
ミリオタ驚喜
晴れ上がった空の下、気持ちのよいボロ市散策が続きます
気分最高~☆
まさに骨董品のワンダーランド!
藍染市
写真右、桜小学校PTAブース
桜小学校PTAブース前のくす玉
焼き印
7月10日(金) 聖火ランナーがボロ市通りを走ります
ボロ市の由来
ボロ市の由来
これが「ボロ」です
猫舌さん大歓迎
一通り全部見ました!
歩き疲れました。
そろそろボロ市ともお別れします。
ボロ市通りの郵便局の前には郵便局のオリジナルキャラクター「ぽすくま」と「ぽすらいむ」がいました。
かわいいですね。大人気でした♪♪
ぽすくま
ぽすらいむ
「終活」値だって~
終活値!この店、死ぬ気で売ってます(爆笑)
世田谷通りのバス停「桜小学校」から用賀駅に向かいます
用賀駅
くちどけの朝じゃなきゃ!
用賀駅前の商店街?の様子
二子玉川駅に到着
楽天本社の中に入ってみました
イーグルスやヴィッセル神戸のユニフォームが飾られていました
星野監督の胴上げの写真もありました
星野監督の胴上げ ー 楽天ゴールデンイーグルスの日本シリーズ制覇の瞬間
メッシもいました!
楽天本社前のスケートリンク
せっかくなので最後に八王子駅にも下りて、ローランドのタピオカ店「ザ・パール」でタピりました
ローランドの育った街 八王子
ローランドのタピオカ、おいしー♪♪
▼前編を見る
世田谷のボロ市は日本最大級のフリマ&蚤の市!まさに「市」でした
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