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村内 伸弘(むらうち のぶひろ)村内伸弘の彼女

長崎の"京都" ぎおんさん(八坂神社)&きよみずさん(清水寺)にお参りしました♪

長崎の清水寺は自己愛の世界!隣人愛の世界!慈悲世界!清水寺と大浦慶の関係も知りました。

清水寺の扁額「慈悲世界」


長崎のぎおんさん・八坂神社(やさかじんじゃ)


八坂神社の朱塗りの鳥居


八坂神社の石段


八坂神社 長崎県長崎市


長崎のきよみずさん・清水寺(きよみずでら)


清水寺の童女菩薩


清水寺の不動明王


清水寺の本堂 長崎県長崎市
令和2年(2020年) 8月16日 村内伸弘撮影



今回の長崎旅行、最後の地になると思います。
長崎にあるガチ京都!ぎおんさん(八坂神社)&きよみずさん(清水寺)に参拝します

大浦天主堂前(大浦天主堂停留場)から八坂神社と清水寺に近い崇福寺電停に向います


5系統の蛍茶屋行きがやってきました。


途中新地中華街電停で 1系統の崇福寺行きに乗換えます。


暑いし、ヘトヘトだし、チンチン電車助かります。


長崎らしさ全開!チンチン電車の車内


八坂神社(やさかじんじゃ)と清水寺(きよみずでら)に参拝するため崇福寺電停に向っていますがご覧の通り、ガラガラです


崇福寺電停(崇福寺停留場)につきました~


崇福寺電停は終点です。この写真を見ると小さな旅の終わりという感じがするでしょ~


長崎電気軌道300形電車 クリームとグリーンが長崎のイメージそのものです!すばらしい路面電車です!!


300形 308あっという間に「赤迫(あかさこ)電停」に向けて出発して行ってしまいました。


なので、こんな光景が目の前に~

崇福寺停留場のホーム
川の上に停留場があるってことがハッキリわかりましたー♪♪


玉帯川(たまおびがわ)
ホームの下を川が流れていくなんて光景、日本広しといえども、なかなか目にすることはできませんよ



八坂神社と清水寺は歩いてすぐです。

八坂神社は 120m、清水寺は 200mと書かれています


崇福寺停留場(ちょっと前までは正覚寺下停留場と呼ばれていました)


めっちゃ暑いんだけど、こういう時にお参りに行けば神様も仏様も僕を優遇してくれるでしょう 笑


夏の長崎の街を歩いていきます


旧町名油屋町(あぶらやまち)

今も長崎県長崎市油屋町です。なんで旧町名なんだろう??


どうやら、旧油屋町と八坂町の南半分、鍛冶屋町・高平町の一部がくっついて新油屋町になったからっぽいです。


味わいのある古い建物を結構目にします


風情があって良い感じです(^^)


猛暑の中、歩いている甲斐があります♪



青~い!青い空の下、朱色の鳥居が 2基ありました。神門も見えてます。

ぎおんさん(八坂神社) 長崎市鍛冶屋町


う~ん。この暑さの中、この遮る物が何もない長い石段を上っていくのか。。。


でも。もちろん。
せっかくここまで来たんですから、歩きます。登ります。

八坂神社の石段


神門の下を通ります


拝殿がありました。


拝殿左前の狛犬


石段を上ったすぐ左には筆供養の石碑もありました


神門。上ってきた石段方向を振り返ったところ。


鬼灯(ホオズキ)


八坂神社の参拝作法。二礼二拍手一礼の前後に軽く一礼があるみたいです


「こんなに暑い中、お参りしにきたんだからご利益を下さい!」的な高圧的態度ではなく、「僕だけではなく、世の中全体を幸せにしてください」とか「世界を平和にしてください」といったニュアンスのお願いをしておきました 笑


この奥の階段を上ると、清水寺のようです。


よかったです。八坂神社と清水寺くっついてました。僕は今上ってきた石段を一回下って、また清水寺の境内まで再び上らなくてはいけないと思っていたので、こんな感じで横移動できるのは実に有り難いです♪♪


幕末期の八坂神社
江戸時代末期の出島絵師川原慶賀がオランダ商館員やシーボルトの要請により描いた幕末期の八坂神社の様子です。現在オランダのライデン国立民族学博物館に所蔵されているものです。


左の画はシーボルト著「日本」に掲載されている祇園社です。上の画を元に描かれたもののようです。


ほおずきお守り

ここ八坂神社の夏祭は「ぎおんさん」の名で長崎市民に親しまれているそうです。祇園祭はほおずき市のことであり、ほおずきはこの神社のシンボルなのです。


ほおずきのお守り、かわいらしいですね~


結実しています♪♪


拝殿右の狛犬の後ろ姿



少し休憩所で休んでから、清水寺に移動しました

八坂神社から清水寺の横移動ですが、それでも石段があります。



長崎の清水寺の境内に入りました

きよみずさん(清水寺) 長崎市鍛冶屋町



境内の芝生の緑がまぶしいです!

清水寺本堂(国指定重要文化財)


清水寺の大師堂


赤い前掛けをしたびんづるさん(通称撫で仏さん)もいらっしゃいます


大師堂の説明板


清水観世音菩薩という真っ赤なのぼり旗が風になびいています


突き当たりの本堂(観音堂)を左に曲がり、お寺の裏側に行ってみます。


瑞光石


瑞光石の説明板


四国八十八ヵ所石仏


四国八十八ヵ所石仏の案内板


中門(石門) アーチ型の石門がこれまた長崎らしいです


清水寺本堂の屋根


清水寺の童女菩薩

童女菩薩

有無縁のみ霊よ あなた方のみ魂は 老いる事なく この童女菩薩のように 永遠に慈悲と慈愛に満ちる



オレンジ色のユリもキレイです


でも近づくとやっぱりこの個性的な門に目を奪われます♪♪

中門(石門)

明和8年(1771年)、四方田慈輔の寄進により石段の最上段に建てられました。長崎の寺院ではいくつか見られる形ですが、全国的には珍しいアーチ型の石門です。表に「廣大圓満」、裏には丸の中に「阿」の字が彫られており、左右には「花雨化成千載澤」と「香風吹遍十方春」の二句が聯書されています。

清水寺ホームページより引用


「自分を愛し、人を愛する人間になる」


すばらしい寄せ書きを発見しました。自己愛と隣人愛が渾然一体となった思想、すばらしいです!!僕はこの言葉を見つけて、真夏の猛暑日にこの高台まで上ってきて良かったと心から思いました。


ここは京都の清水寺を模した "清水の舞台(石舞台)"です。かつてはこの場所から長崎こうが見えたそうです。


唐船つなぎ石
唐貿易が盛んだった頃、入港する唐船は接岸する時にこの石(当時出島湾岸にあった)に綱をつないだそうです。


"清水の舞台(石舞台)"の真上、清水寺本堂の真ん前に立つ唐船つなぎ石


清水寺本堂(国指定重要文化財)


清水寺本堂の案内板


鬼瓦


「清」と「水」が交互に並んでいます



寺額(扁額)の緑色がめっちゃカッコイイ!!


「慈悲世界(じひせかい)」



清水寺のホームページを見ると
寛文12年(1672年) 温陵陳聯が呉秦の書「慈悲世界」額を奉納
と書かれているので、この額は呉秦の書のようです。


右下に「呉秦書」と書かれているので間違いありません。


これが寛文12年に奉納された額なのか、そのレプリカ的なものなのかはわかりませんでした。どっちにしろ、この「慈悲世界」という 4文字言葉が素晴らしすぎて、僕はこの前でジッと立ち止まってしまいました!!



「自分を愛し、人を愛する人間になる」「慈悲世界」
今回の旅の最後に訪れた "長崎の清水寺"が僕に素敵な思想を伝えてくれました。ミゼリコルディアなすばらしい教えです!!!!!



清水寺本堂


花見塚(芭蕉句碑)


「志はら九八 花のうへ那る 月夜かな(しばらくは 花の上なる 月夜かな)」芭蕉
「初さくら 世に偽りの 道もなし」祥木



七つの幸せ 七福神という微笑まし看板がありました

七つの幸せ 七福神(右から)
元気で長生き寿老人
生きぬく力毘沙門天
笑顔でお仕事恵比寿天
富と実りの大黒天
望みをかなえる福禄寿
ほがらか円満布袋尊
才能ゆたかに弁財天


清水寺の梵鐘


清水寺の梵鐘の案内板



八坂神社に続き清水寺もお参りが済みました。
これでスッキリとした気持ちで八王子に帰れます。

この石段を下りていきます


振り返ると石垣(清水の舞台/石舞台)や中門(アーチ型の石門)などが見えます。この清水寺がとても個性的なお寺であることがよーくわかります。


清水の舞台(石舞台)の下に桜の木が植えられていました。



ぜひ読んで下さい。泣けてきます。。。

嘉代子桜(かよこ桜)・親子桜の案内板


奇縁氷人石(きえんひょうじんせき)


奇縁氷人石の案内板


明日と明後日が千日大祭だったんですね。お寺の人がいろいろ準備していました。



清水寺の石段下すぐ近くに大浦慶(おおうらけい)の看板がありました。


大浦慶は清水寺と関係があったんですね~

大浦慶(おおうら けい)

<1828年〜1884年 長崎市生まれ>

文政11年(1828年)大浦慶は、油屋町に生まれました。大浦家は老舗の油商でしたが、お慶は若い頃から、茶貿易に着目していました。嘉永6年(1853年)オランダ商館医に依頼して嬉野茶の見本をイギリス、アメリカ、アラビアに送りましたが、これが功を奏し、安政3年(1856年)イギリス商人・オルトとの一万斤(約6トン)の取引となりました。以後、日本茶を海外に輸出して莫大な利益を収めました。お慶は、坂本龍馬や陸奥陽之助等の幕末の志士を資金面で援助したほか自らも隠れて船に乗り込み、海外の茶の取引の状況等を調べたという逸話があります。

しかし、晩年のお慶は不遇でした。明治4年(1871年)熊本藩士がオルト商会との間で行った煙草取引の連帯保証人となり、詐欺事件に巻き込まれ、ついには破産に追い込まれました。

清水寺には、お慶が信仰していた「歓喜天(かんぎてん)」が祀ってあり、熱心に参拝したといわれています。歓喜天とは、頭が象、体が人間の姿で表される秘仏で、事業の成功を祈るために祀られたといわれる仏教守護神のひとつです。お墓は高平町の大浦家の墓地内にあります。


どうやらこの坂段を上るとお慶のお墓(大浦家墓地)があるようなんですが、、、

暑くて暑くて、もうクタクタでこの坂を上る気力はありませんでした。。。



崇福寺電停に歩きながら戻ります


昨日の夜の「精霊流し」の爆竹(不発弾w)

この辺りでも爆竹や花火で新盆の故人を送ったんですね。


旧道のようです、大きなレンガの塀がありました。


このパステルグリーンというか、ミントグリーンというかすっごくいい感じです。


のんびり感というか、生活感あふれる感というか、この雰囲気に癒やされます


長崎名物「尾曲がり猫(しっぽの曲がった猫)」でした


長崎少年少女合唱団は新しい仲間を待っています




中華街で "最後の中華"を食べるため、浜町へ向います

浜市アーケード



ビビビビビビ

左から二番目のビキニ姿、やべぇ!
僕も本当は長崎の寺社めぐりをしている場合じゃないんです!← 力説
こういう長崎ギャルと一緒にビーチリゾートに泳ぎにいかなきゃいけなんです!← 再び力説(笑)


こうやってブラブラブラブラあてどもなく、長崎の街を一人でさまよっていてはいけないんです。いつもひとりぼっち。令和2年も長崎ぶらぶら節な僕なんです。はっはっはw



新地中華街に着きました "最後の晩餐" 楽しみます♪♪

閉店中~w 「弁当を買いに行ってます。5分間だけ、お待ち下さいませ」



中華料理 西湖(せいこ)


この印象的なドラゴンにつられて、新地中華街にある西湖というお店に入りました。


菜譜(メニュー)


「ちゃんぽん」にも、「皿うどん」にも目もくれず、チャーハン一択です


ベーシックなチャーハンが一番うまいです!


ごま団子と杏仁豆腐ももちろんいただきま~す♪♪


今回の長崎旅行 "最後の晩餐"、おいしかったー♪♪



満腹で長崎新地ターミナル前の長崎バスターミナルホテルで空港バスのチケットを買いました


コロナでまだ便数が減っています。8月16日現在、運休便の時刻は白く隠されています。


「出島道路経由 長崎空港線」の運行ダイヤについて



長崎新地ターミナルバス停の光景



空港に向うバスの車窓


バスの車窓から見えた沈む夕日


箕島大橋から見た大村湾



夕暮れの長崎空港


アレレ。。。

19:00過ぎ、すでに長崎空港のお土産物ゾーンはこの通り。。。(涙)


前回もそうだったんですが、ワーーン!お土産が買えませ~~ん



欧風銘菓 おたくさの看板


長崎くんち 龍踊のタイル画
毎回、同じエスカレーターに乗るので八王子に帰る前に必ず目にします


国際手配中の日本赤軍、国際手配中の「よど号」グループ


36.4℃ さんざん太陽浴びて、さんざん歩いたんでいつもより体温高いです 笑



長崎空港から飛行機に乗るときに必ずこの娘(こ)の前を通れます

長崎まばゆい!!



21:05長崎発のソラシド 42便に乗って、東京に戻りました。

品川駅から新宿に向います。



ああ、今回はなんといっても精霊流しでした。
精霊流しのカトリック船の少女を見送れて本当に良かったです。心の底からそう思います。


長崎はかくもうつくしい。
長崎はかくもうるわしい。
長崎はかくもすばらしい。




動画撮影&制作: 村内伸弘(ムラウチドットコム)



動画撮影&制作: 村内伸弘(ムラウチドットコム)



動画撮影&制作: 村内伸弘(ムラウチドットコム)



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