美術品「長崎県美術館」!光の回廊で夕日の芸術に遭遇、隈研吾建築の芸術的な空間で深く感動♪♪
2020年版長崎県民手帳とシスターの絵ハガキも購入しました。「長崎とキリスト教」も素晴しかった。
長崎県美術館 美術館棟 光の回廊の夕陽の芸術!
まさに光の回廊!長崎県美術館の光の芸術!!
令和元年(2019年) 12月8日 村内伸弘撮影
長崎県美術館に到着です。
長崎水辺の森公園に入ります
長崎水辺の森公園の中央水路。NAGASAKIという文字がカッコイイです
写真の奥には長崎の水辺でボートを漕ぐ人が写ってます
青い空に祝福されている長崎県美術館が見えました
長崎県美術館(美術館棟)
長崎県美術館は手前の美術館棟と奥川のギャラリー棟に出島横水路を隔てて分かれているようです。
アートプロムナード
きらめく中央水路
出島横水路(運河)と橋の回廊
長崎県美術館ギャラリー棟(写真左)と美術館棟(写真右)の間にあります
長崎県美術館 美術館棟
橋の回廊
長崎県美術館ギャラリー棟のエントランスロビーでは何かイベントをやるみたいです
長崎県美術館 ギャラリー棟
振り返って見た橋の回廊とその下を流れる出島横水路
この入口からギャラリー棟に入ってみます
長崎県美術館ギャラリー棟のエントランスロビー
冒険県 冒険する長崎プロジェクト ワクワクを探しに出かけよう。
活水女子大学のイブニングライブのリハーサルをやってました
明るく健康的な活水女子大生の皆さん(活水女子大学音楽学部の在校生)がモデル
今日は 12月8日だから活水女子大学のクリスマススペシャルです。
それにしても第313回ってスゴイですね!クリスマスに限らず、定期的にコンサートを開いているようです。
長崎県美術館エントランスロビーのクリスマスツリー
エントランスロビーのミュージアムショップ(お土産物コーナー)
外光に満ち満ちた明るいエントランスがすばらしいです!!
開放的でとても気持ちがいい空間です!隈研吾先生、さすがです!!
暮らしに役立つ情報満載!
観光施設割引特典付き!
2020 長崎県民手帳を発見~~~ん!
2020 長崎県民手帳 編集発行:長崎県統計協会
最も典型的な衝動買いで購入~、まさに衝動買いの典型ですw
長崎県民手帳、シスターの絵はがきも合わせて買っちゃった~
これで僕も今日から長崎県民です 笑
長崎県民手帳と一緒に買ったシスターの絵はがき
シスターが可愛すぎます!この絵葉書、最高に気に入りました!!
このイラストを描いた方の平和を愛する心がビシビシ伝わってくる絵葉書です♪♪
美術館の中に長崎の他の美術館や博物館で開催されている(開催される)展示会のパンフレットがたくさんありました。
長谷川集平個展 サルコ・デ・ナガサキのパンフレット
長崎在住の絵本作家・長谷川集平が「長崎と人」を描いたサルコーデシリーズ。(サルコーデ=長崎弁で "歩こうよ")
戦中・戦後のくらし 長崎展のパンフレット(表面)
(裏面)内閣総理大臣表彰を受けた永井隆博士 昭和25年(1950年)
永井博士、病床に伏しています。永井博士がなぜ横になっているのかを知ればこの写真がいかに感動的な写真なのかが理解できます。
それでは館内を巡ってみましょう。
"現代美術の巨匠" クリスチャン・ボルタンスキー Lifetime
市展(第68回長崎市民美術展)が開催されていました。
JOJO 荒木飛呂彦 原画展 -冒険の波紋-
"空間のアーディスト" クリスチャン・ボルタンスキー展のポスター
ボルタンスキーって初めて聞いたんですが、世界的に活躍しているフランス人アーティストで初期から最新作に至るまで一貫して個人的・集団的な記憶や生、不在、死などを扱っているそうです。パンフレットによるとボルタンスキーは「芸術家の役割は、死者に捧げる儀式を行うこと」と語っているそうですので、僕の興味や関心と一致します!!
が・・・
時間がないです。
お金もない(笑)
有料だったので今回はスルーにしました。
無料のエリアだけを見て回ります。
美術館棟とギャラリー棟を結ぶ運河の上にある「橋の回廊」
ガラスに囲まれた明るくておしゃれなカフェがありました。
ああ、このカフェ(写真右)でゆっくりしたいと思ったんですが、先を急ぐのでこのカフェも駆け足でスルー。。。
セカセカセカセカ歩き回ってしまう自分がちょっぴり嫌になる瞬間です(笑)
ドヒャーーーッ!!!!
美術館棟の光の回廊に沈む夕陽の光が射していて、とんでもない光景が目の前に広がっています!!!!!!
長崎県美術館は単に美術品を飾る場所ではなく、美術館そのものがアートしていました!!!!!美術館そのものが美術品であり、芸術品なのが長崎県美術館だったのです!!!!!!!
皆さん!ぜひジックリと鑑賞して下さい。
美術品「長崎県美術館」を!!
自らが美術品となった長崎県美術館 美術館棟 光の回廊
光の回廊の天井
長崎の美しい光があふれます!!!!!!!!
建築家の隈研吾さん、天才ですね!
新国立競技場もメッチャかっこいいし、太宰府に行った時、スタバの太宰府天満宮表参道店も見ましたがすっごくイケてました。とにかく独特の世界観を持った建築家でスゴいと思います。
無料の常設展示を鑑賞します
ローマ法王来県記念・世界遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」登録記念 特別企画
この「長崎とキリスト教」の展示は素晴しかったです!
なお、プリントの表面の説明が見事に「長崎とキリスト教」を表現しつくしていているのでここで全文を紹介いたします。ぜひ、長崎とキリスト教についてあなたも想いを馳せてみて下さい。
ローマ法王来県記念・世界遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」登録記念 特別企画
長崎とキリスト教
長崎県美術館 常設展示室第4室
16世紀の半ば、イエズス会の宣教師フランシスコ・ザビエルにより日本にキリスト教が伝えられました。以来、長崎の地はキリスト教と深い関わりを持ち続けています。
1580年にはキリシタン大名の大村純忠により長崎および茂木の両港がイエズス会に寄進され布教の拠点となったのをはじめ、天正遺欧少年使節が遠くヨーロッパへと旅立ったのもこの長崎港からでした。
しかし、やがてキリスト教の布教活動および信徒たちの存在は国の統治体制を脅かすに足るものと見なされ、1597年、豊臣秀吉の命により長崎の西坂で 26人のキリスト教徒が処刑されるに至ります(日本二十六聖人の殉教)。
つづく徳川幕府の時代も禁教政策は強化され、1873年に明治政府によって禁教令が解かれるまでの二世紀半余りにわたり、長崎はもとより日本各地のキリスト教徒たちは数々の弾圧を受けてきました。
中でもキリスト教徒を中心とする領民たちが領主の圧政に対し蜂起した島原・天草の乱(1637-38年)はキリスト教に対する幕府の警戒心を決定的にする出来事でした。
日本の歴史上最大規模の一換とも言われ、一挨側、幕府軍側双方に夥しい数の犠牲者を出す凄惨な戦いが繰り広げられたこの乱を平定後、幕府はカトリック国であるポルトガルと国交を断絶し鎖国体制を完成(1639年)させます。宣教師たちの入国は途絶え、キリスト教徒への弾圧もより厳格で残酷なものとなっていきました。
しかし、人々の心に灯った信仰の火は消えることがありませんでした。日本二十六聖人に捧げられた大浦天主堂での信徒発見は、キリスト教の歴史においても稀に見る奇跡的な出来事と言えるでしょう。
1865年、浦上の住人が大浦天主堂を訪れ、プティジャン神父に自分たちの信仰を告白します。鎖国体制の完成から実に二百数十年ぶりに、日本に信徒が残っていたことが世界のキリスト教界によって確認されたのです。
信徒たちは仏教徒を装いながら潜伏し、キリスト教の信仰を守り通してきたのでした。禁教令が解かれた後は多くの潜伏キリシタンたちがカトリックに復帰します。
しかし一部の信徒はカトリックとは一線を画し、長い潜伏の期間の中で確立した独自の信仰形態を維持しました。現在も五島列島や長崎市の外海地区周辺、平戸市の生月などにカクレキリシタンの組織が存在し、独自の信仰行事が継承されています。
1945年8月9日、長崎に原爆が投下されました。爆心地に程近く、キリスト教徒が多く暮らす浦上地区では多数の信徒が犠牲となり、彼らの信仰の拠点であった浦上天主堂も完全に破壊されてしまいます。
神から課された試練と言うにはあまりに酷く理不尽なこの惨禍に対し、1981年に来日し長崎の地も訪れた当時のローマ教皇ヨハネ・パウロニ世は「戦争は人間のしわざ」であると語り、人間の愚かな所業によりもたらされたものであるとしました。彼は戦争の撲滅、核兵器の廃絶、平和の推進を訴え、心身ともに傷ついた信徒たちの信仰を支えたのです。
16世紀以来、現在に至るまでキリスト教の信仰が途絶えることなく生き続ける長崎。この度は、ローマ教皇フランシスコの長崎来訪を記念して、長崎とキリスト教との関わりをテーマに制作された作品をご紹介します。
鑑賞終わり。
光の回廊にまた戻りました。
長崎県美術館、やっぱり美術館そのものが美術品です!芸術品です!!
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