NHK「スローな武士にしてくれ」 内野聖陽は史上最高の近藤勇!
名画「蒲田行進曲」に迫る池田屋階段落ち!幕末の京都、旅籠・池田屋。生き急いだ男・新選組の近藤勇(こんどう いさみ)が長州藩や土佐藩の勤王の志士を斬る!
テレビドラマ「スローな武士にしてくれ 〜京都撮影所ラプソディー〜」
"史上最高の近藤勇" 内野聖陽
飛び上がって相手を斬りつける内野聖陽さんは史上最高の近藤勇でした!鬼の形相で京都池田屋に乗り込む新選組局長がまるで令和の世に蘇ったみたいでした!!
芸術祭受賞!の SP版 「スローな武士にしてくれ」
昨日の夜、NHKのドラマ「スローな武士にしてくれ」という時代劇を見ました。たまたま日経の新聞欄に載っていて面白そうだったので見たんです。
大正解でした!
すばらしい時代劇でした!!
「お役目により斬る!」
あんなにかっこいい近藤勇は生まれて初めて見ました!!!!
あの表情、あの姿、あの立回り、あれこそが新選組局長だと思います。元治元年(1864年)、近藤勇はあの気迫で池田屋に突入したんです、間違いなく!
このドラマのふしぶしから男たちの時代劇への愛がヒシヒシと伝わってきました。そして、人間の強さと弱さ。そうです!人間のすばらしさがビンビンと伝わってきました!
この "演劇バカ"たちのようにどの世界でも "●●バカ"こそが輝くんですよ!体張って、情熱傾けて、命賭けてやるからこそドラマチックなんです!!
役者さんや NHKの人たちが創り上げた圧倒的な映像のすばらしさも強く感じました。
【痛快娯楽!新感覚時代劇】
スローな武士にしてくれ~京都撮影所ラプソディー~
あの池田屋階段落ちのシーンが最先端の映像技術で華麗によみがえる!新選組を描いた時代劇舞台裏の人間模様。涙あり、笑いあり、チャンバラありの痛快娯楽超大作ドラマ
水しぶき一滴まで鮮明に写るスーパースロー!屈強な身体を要するマシンで撮る壮絶チャンバラ!ワイヤーアクションで宙を舞う池田屋階段落ち!かつて人々を熱狂させた活劇が、最新技術で前代未聞の映像としてよみがえる。舞台は京都の撮影所。NHKからの依頼で時代劇を撮ることになるが、主役に抜擢されたのはしがない大部屋俳優(内野聖陽)。撮影はハイテクとは無縁の高齢スタッフたち。次々と過酷なアクションシーンに挑む!
NHKホームページより
史上最高の池田屋階段落ち!的に書きましたが、階段落ちの最後に中村獅童が映画「蒲田行進曲」のヤスをパロった時に「ああ蒲田行進曲の階段落ちも素晴らしかったな~」って思い出しました。蒲田行進曲をもう一度見たくなりました。
この時代劇ドラマ「スローな武士にしてくれ」も映画「蒲田行進曲」もどっちも演劇バカたちの人生をたたえる作品ですね。僕は両方見てますが、それぞれ人として生まれてきてよかったと心の底から思えてくる名作です!!
あと、番組の最後に南佳孝の「スローなブギにしてくれ」が流れてきて、涙ものでした。僕が中一の時の曲ですからね。懐かしすぎます(感涙)
テレビを消した後、アレクサに「スローなブギにしてくれ、かけて」って話しかけて、原曲を繰り返し聴いちゃいました♪♪
この「スローなブギにしてくれ」を聴くと、「スローな武士にしてくれ」が生き急いだ男・近藤勇を憐れむ物語で、視聴者含めこの時代劇に携わるすべての人々を慰める物語だったんだと気付かされます。答えはいらない、ってことです。
「スローな武士にしてくれ」最高でした!!!!
PS
新選組は八王子の隣町・日野がふるさとです。近藤勇も土方歳三も沖田総司もみんな僕と同じ多摩(たま)の人間です。僕も幕末に生まれていたら騒乱の京都に行きたかったです。昔、そう言ったらある女性から「のぶひろさんは幕末にいたとしても、怖じ気づいて京都には行かなかったと思う」って笑われました(^^;
新選組や幕末の志士たちがまぶしいです☆
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