江戸キリシマ系ツツジ「日の出霧島」 - 八王子駅南口 とちの木デッキ
すばらしい江戸園芸ツツジ!
江戸キリシマ系ツツジ「日の出霧島(ひのできりしま)」
植樹場所: 八王子駅南口とちの木デッキ
平成29年4月23日 村内伸弘撮影
江戸キリシマ系つつじ「日の出霧島(ひのできりしま)」が鮮やかな紅紫色で咲いていました。八王子駅南口に同じつつじの「藤万葉(ふじまんよう)」を見に行ったときに一緒に咲いていたのでついでに撮ってきました。
何度も書きますが、春はいろんな花が次々に咲き出すので、ブログを何記事書いても書ききれません!
写真をバチバチ撮ってきてますので、もう皆さん、とにかくご覧ください(笑)
JR八王子駅南口のペデストリアンデッキ「とちの木デッキ」に到着~
江戸のツツジでまちづくり
ツツジは万葉集にも詠われた日本古来の植物です。江戸時代になり平和な時代を迎えると様々なツツジが江戸に集まり、元禄には大ブームとなりました。
その中心地は駒込染井で、江戸随一の園芸家・伊藤伊兵衛三之丞は「きり嶋屋伊兵衛」と称し元禄5年(1692年)、日本初のツツジ・サツキ図鑑「錦繍枕(きんしゅうまくら)」を発行しました。
錦繍枕にはツツジが 170あまり記載され元禄のツツジ園芸の高まりを物語ります。人々は争ってツツジを買い求めたと伝えられています。
江戸園芸ツツジはその後西欧に伝えられ、アザレアとして日本に還流するなど、江戸から東京へ伝えられた財産として貴重なものですが今日では失われがちとなりました。
当公社は八王子市と連携し、特色あるまちづくりの一助としてここに江戸園芸ツツジを植栽しました。その素晴らしさを味わい楽しんでいただければ幸いです。
日の出霧島(ひのできりしま)
鮮紅紫色丸弁一重咲き、枝が横に密生し花付きも良く、花弁もやや厚く、花持ち良く優れた特性を持つ。
ツツジ(日の出霧島/ひのできりしま)
江戸キリシマ系、鮮紅紫色丸弁一重咲き、嘉永年間に自然実生の中から発見されたといわれている品種。
江戸キリシマ系は、立ち性のものが多い中で、この品種は若木のうちから枝が横に密生する。
耐寒性があり、強健で花付きも良く、花弁もやや厚いので花持ちがよく優れた特性を持つため大正年間に海外へ輸出された。
もう、言葉はいらない。すっごく花付きがいいですね~ 満開の花が株全体を覆う光景はホントお見事の一言です!!!!
江戸時代に爆発的に流行したっていうのもわかります(^^)/
紅いツツジ「日の出霧島」
赤いツツジ「日の出霧島」
鮮紅紫色のツツジ「日の出霧島」
はっはっは(笑)
もう、色の名前なんてどうでもいいです!
目の前で咲く勢いのある元気な花を愛でてあげればいいじゃないですかっ☆
品種名も、花びらの色も関係ないです。
今、この一瞬をうつくしく咲く「日の出霧島」を皆さん、ジックリと見てあげてください。
実に鮮やか~~
それにしても凄い色です!!
紅紫色の花びらがとにかく鮮烈です!!
4月下旬の汗ばむような気候の中、日の光を浴びる日の出霧島。
日の出霧島の緑色の葉っぱ
日の出霧島、堪能しましたっ!!
JR八王子駅南口のペデストリアンデッキ「とちの木デッキ」
日の出霧島は「とちの木デッキ」で見事に咲いていました!!
皆さん、GWは「とちの木デッキ」へレッツゴー!
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