紅孔雀(ベニクジャク)- 赤葉の砂子斑入り万両(マンリョウ)を植え付け
紅孔雀は砂子斑(すなごふ)入りの赤葉のマンリョウです!
砂子斑入りの万両(マンリョウ)「紅孔雀(ベニクジャク)」
紅孔雀 - 赤葉の砂子斑入り万両
平成29年4月19日 村内伸弘撮影
PVP 斑入り万両 紅孔雀/ベニクジャク ◆ 12cm(4号)ポット
農林水産省登録品種 第15380号 斑入り万両 紅孔雀です。鮮やかな斑入りの葉で、濃赤色の実を付け、非常に特殊で高価な万両です。12cm(4号)ポット入りで、実は摘み取って、現在は付いていません。
こちらの商品は登録品種ですので、権利者の許可なく営利栽培は出来ません。正規のラベルが付いていない商品の販売・購入は、種苗法違反で罰せられる事がございます。当店では全ての個体に正規ラベルを付けております。固体毎に正規ラベルが付いていない商品の販売・購入は、最悪の場合、3年以下の懲役、又は300万円以下の罰金が科せられる場合もあります。
(購入した吉瀬園芸ホームページより引用)
※PVP: Plant Vareity Protecection(植物品種保護)
植え付け予定地。植え付けの日よりかなり前にこの場所に決定していました。
段ボールに入っている砂子斑入り万両 紅孔雀/ベニクジャク
段ボールの中を覗いてみると~ 赤の斑入り葉~~
3株買いました。実は摘み取られていましたが、赤実種です。
希少万両「紅孔雀」、美しく珍しい品種です!中央の葉っぱの縁なんて、赤(紅)というよりもショッキングピンクですよ!マジでっ!!
真上から見た紅孔雀
PVP 万両「紅孔雀」 品種登録第15380号
PVP品種 / PVPマーク(登録品種表示マーク)がついている紅孔雀
万両「紅孔雀」
冬期屋外でも育つが出来る丈温かい場所で育てる。夏は日陰又は半日陰で育てる。乾燥をきらうので適度な湿り気を与える。植えかえは 5月~6月に浅植する。肥料は市販の固形肥料、化成肥料を与える。
PVP 農林水産省品種登録第15380号
このマークは種苗法の登録品種(登録出願中)を表示するマークです。
このマークの付いている種苗を、育成者の許諾なく業として利用(増殖、譲渡、輸出入など)する行為は、損害賠償、刑事罰の対象となる場合があります。
※PVP: Plant Variety Protection (植物品種保護)の略
DREAM GARDEN/吉瀬園芸さんから届きました。久留米って植木屋さん多いですね~!
PVP 斑入り万両 紅孔雀◆12cm(4号)ポット
写真中央、枯れてしまった万両が見えますか?茶色くなってしまっています。
今回はこの枯死した万両を抜き取って、新しく紅孔雀を植え付けるプロジェクトです(^^)
赤玉土と腐葉土の小さい袋を用意しておきました。
さあ、1株づつ植え付けを始めましょう。
まず、枯れた万両を掘り出します。
枯死した万両の根っこ
この紅孔雀をまずは植え付けます!
ヤバっ!独特でエキゾチックな色合いを持つ葉っぱが最高!
カラス葉の万両「紅孔雀(ベニクジャク)」
カラス葉の赤の斑が鮮やかで美しいですっ!!!!
植え穴に赤玉土と腐葉土を入れてかき混ぜます。
鮮やかな赤斑の万両が今まさにおばあちゃん家の庭に植え付けられようとしています。
12cm(4号)ポットの紅孔雀
ポットを壊し、紅孔雀の苗を地植えします。
1本目、植え終えました。水は後から与えます。
赤の斑入り葉の品種は初めてです。ドキドキします(笑)
この紅孔雀は万両の実生(みしょう)株から偶然生まれたらしく、とても希少価値のある江戸時代以来の希少品種です!この紅孔雀はとても珍しい万両なのです!!
植え付け完了~☆
とにかく色がいいです!赤い葉が個性を強烈に主張しています!カッコイイです!!
3本とも植わりました。
左上が枯死した万両が植えられていた場所、中央下と右上は新規に植え付け。写真右の木の下なので "西日の当たらない(明るい)日陰"という条件にできますので、たぶんうまく育つと思います。超たのしみです!
まあ、ホント絶妙な色合いです。赤というか、紅紫色というか、紅孔雀が自然が偶然生んだ芸術品であることだけは確かです!葉っぱ自体がまるで星屑のようです!!!!
昨年植え付けた他の万両や千両と一緒のスペースになります。
水を何度も何度もかけました。
砂子斑(すなごふ)入りの紅葉(あかば)が実にきれいです☆
水をたっぷりかけて、植え付け終了。
水滴に濡れ、木洩れ日を受ける紅孔雀はうつくしいです♪♪
レア過ぎる!珍品種過ぎる!!ショッキングピンクの砂子斑が美し過ぎる!!!!
紅孔雀、僕・村内伸弘、とんでもなく気に入りました!!!!!!!
時間よ止まれ。命のめまいの中で♪♪
何色と言えばいいんだろう!!ピンク色に染まった紅孔雀のカラス葉。
ガチでヤバイ!!これぞ、ザ・カラーリーフ!!庭の片隅が一気に華やかになりました!!
紅孔雀の幹と小枝
古典園芸植物の紅孔雀、根付けよ~、育てよ、赤実をつけて、真っ赤に染まれよ~!!
そして、僕の人生を真っ赤に彩れ~~!!!!
斑入りのメカニズム
●斑入りとは何か?
植物における斑入りとは、葉や組織の細胞内に含まれている葉緑素の全てあるいは一部が失われる現象です。葉緑素が全て失われた場合、組織に含まれていた葉緑素以外の色素の色が現れることになり、フラボンやカロチン、アントシア ニンなどの含有量によって、斑入り部分は白色や黄色、ピンク色など様々な色合いを示します。また、完全に葉緑素を失わない場合には、本来は緑色であったものが淡緑色や黄緑色となります。斑入りはその美しさから、古くから錦葉とも称され珍重されてきました。しかし、葉緑素は植物の光合成に必須の材料ですから、斑入り植物は元の植物と比べると光合成能力が低下するため、当然のことながらあまり丈夫ではありません。そのため、斑入り植物の栽培では注意が必要となります。
(斑入り植物の世界より引用)
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