爪斑万両(マンリョウ)を植え付け。芸術的な白斑が美しい!!
爪斑万両(マンリョウ)を植え付けました
爪斑(つまふ/つめふ)の万両/マンリョウ
葉先の小さな白い斑、縁取りのような爪斑(つまふ)が美しいです!!斑入り植物のすばらしさに思いっきり目覚めそうです(^^)
爪斑万両 白実 平成28年(2016年)10月18日 撮影(同日地植え)
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先日、縁起植物の赤実のマンリョウを移し替えたのですが、その空間がまだちょっと寂しいので、赤実だけじゃなくって、白実のマンリョウを植え付けることにしました。ネットを物色していたら、白斑(白い斑)が葉のふちにだけ出る爪斑(つまふ/つめふ)のマンリョウの白実があったので、衝動買いしちゃいました。
花の少ない冬。自分の庭に江戸時代から愛好されてきた古典園芸植物が紅白揃って実を付けるなんて最高ですよね。でも、もう僕は、完全なネット通販依存症(買い物依存症)ですね 笑
10/18、届いた実物を見たら、爪斑といってもほぼ青葉に近い斑入り品種でしたので他の斑入りと比べれば恐らく強健だと思います。斑入りの品種は普通生長が遅く、性質も弱いので、鉢植えで育て、冬は室内に取り込む必要があるそうです。個体差があるので絶対に枯れないとは言い切れないと思いますが、思い切って庭植えしちゃいました。
ショップ(恭生園さん)にも聞きましたが「斑入り品種でも環境があえば育つところもあるし、育たないところもあるので・・・。」ということで、庭植えは大丈夫とは言ってくれませんでした。まっ、お店が絶対枯れないなんて言いませんよね(笑)
自己責任で植えちゃいました♪♪
※万一に備えて、普通の白実マンリョウも同時に植え付けました ← リスク管理
左側の段ボールに入っているのが爪斑万両(マンリョウ)
爪斑万両/白実
万両の育て方
ジャーン!すごい葉っぱの緑が濃くってステキです!
秋の日差しに照らされて緑の葉っぱが輝いています。形もすばらしいです!!見事な形~~(感動!)
白斑部ありました~ 爪の先ほどの白い斑が入っています。
爪斑がちょこっとあるだけで、ぜんぜん可愛らしさが違います。僕はこの爪斑万両に惚れました。
皆さん、よーく見て下さい!葉の先端部だけに白い斑が現れてますよね!!この白色の部分が爪斑(つまふ/つめふ)です!!!!
斑(ふ)は不安定なものが多くて、葉により年により大きく変化するそうです。「変化」するというのも楽しみです。ああ、江戸時代に大流行した葉芸。今の僕には斑入りを珍重した江戸時代の人々の気持ちが実によくわかります。この爪斑入りの万両を眺めていると実に幸せな気分になれるんです♪♪
※葉芸=斑入りや極端な葉の変形
葉っぱの裏側。さすが専門家が育てていただけあって、とにかく形が芸術的です!すばらしい!!
ツメフ白実
植え付ける場所(写真中央部右の空間)
腐葉土を混ぜておいた植え穴に水を注ぎます。
この万両/マンリョウが白い実をぶらさけることを祈ります。がんばれ、爪斑マンリョウくん!
植え穴にマンリョウを近づけます。植え付けの時です。
植え付ける場所は大きな石の陰の明るい日陰です(半日陰)。但し、わずかな時間帯ですが西日(直射日光)が当たる可能性がある場所なので、ちょっと心配です。葉っぱが黒ずんで実付きが悪くならないように再び祈ります。
植え穴に乗せました。この場所に植え付けます。
ポットを壊しました。
植え付け完了~☆
育て~ 白い実つけろ~ 僕の爪斑万両く~ん ♪♪
爪斑くん、育つかな~ 楽しみです!
最後にもう一度水をたっぷりかけて植え付けおしまいです。
夕方、わずかな時間ですが西日が当たっています。
続いて、リスク管理用の白実の万両が新潟の片岡笑幸園さんから届きました。
実もたくさんついて、白く色づくのが楽しみですね。
手書きのメッセージが素晴らしすぎます!一瞬でこのお店(片岡笑幸園「悠々の森」さん)のファンになりましたっ!!
新潟日報の新聞紙も一緒に届きました。
新潟の小学生の作文が素晴らしすぎたので引用します!
ゆめ
新潟市西区・新通小 2年 冨沢 月姫(つき)
わたしは、しょうらい、絵本作家さんになりたいです。なぜかというと、わたしが書いた絵本をせかいじゅうの人に読んでもらって、せかいじゅうの人をえがおにしたいからです。
えがおになったら、地きゅうが、あかるいせかいになります。だから、わたしは、がんばって絵本作家さんになって、せかいじゅうの人をえがおにしたいです。
(平成28年/2016年 9月27日 新潟日報より引用)
高低差のある木をまとめて植えた方が見栄えがしますので、リスク管理だけではなく、その意味でも爪斑万両くんとの凸凹コンビは楽しみです。
無念、iPhone 6 ここで電池切れ。
皆さん、この白実万両が爪斑万両の真後ろに植え付けられている姿をイマジンしてくださ~い♪♪
それと
古くから愛されている古典植物の万両を 2本も新たに植え付けたんです。前回も書きましたが、今風に言えば、「万円」を 2本もです。ああ、どうか金運に恵まれますように~ 笑
斑入りのメカニズム
●斑入りとは何か?
植物における斑入りとは、葉や組織の細胞内に含まれている葉緑素の全てあるいは一部が失われる現象です。葉緑素が全て失われた場合、組織に含まれていた葉緑素以外の色素の色が現れることになり、フラボンやカロチン、アントシア ニンなどの含有量によって、斑入り部分は白色や黄色、ピンク色など様々な色合いを示します。また、完全に葉緑素を失わない場合には、本来は緑色であったものが淡緑色や黄緑色となります。斑入りはその美しさから、古くから錦葉とも称され珍重されてきました。しかし、葉緑素は植物の光合成に必須の材料ですから、斑入り植物は元の植物と比べると光合成能力が低下するため、当然のことながらあまり丈夫ではありません。そのため、斑入り植物の栽培では注意が必要となります。
(斑入り植物の世界より引用)
紅孔雀(ベニクジャク)- 赤葉の砂子斑入り万両(マンリョウ)を植え付け
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