精神分析学者 ジークムント・フロイトの防衛機制
欲求不満や緊張状態から自分を防衛するために自動的に示される適応法
精神分析学者 ジークムント・フロイト
今年もはや 9ヶ月が過ぎようとしています。。。
今年の元旦の決意で人間(ホモ・サピエンス)について勉強すると宣言したものの、月日だけがただただ無為に空しく過ぎてしまっています(涙)
今日は精神分析学者のフロイト(1856-1939)について、ブログに書きながら勉強してみます。フロイトはオーストリアの"精神分析学の祖"で下記の防衛機制を提唱しました。防衛機制というこの世の人間たちがそれぞれの自我を心理的にコントロールする様がマキャベリのごとく冷徹に分析されています。
ヒトは心の安定や平安をどう保つのか?
フロイトの防衛機制の一つ一つを読んで考えてみるとこの惑星に棲む人々が愛おしく思えてきます!田中角栄が言った「人間は出来損ない」とも相通ずるところがあると僕は思います。この防衛機制を読んで、ああ人間はなんてダメなんだ!とは思わずに、ああ人間はなんて素晴らしいんだ!と強烈に僕は感じました。
フロイトの防衛機制
欲求不満や緊張状態から自分を防衛するために自動的に示される適応法
・抑圧 - 満たされない欲求や嫌な記憶などを抑え込む
・投影 - 自分の欠点、不快な感情などを他人に転嫁する
・合理化 - 納得できる理屈をこねて自分の行動を正当化する
・反動形成 - 自分の望みや願いと反対の行動をとる
・逃避 - 現実を避け、空想や妄想の世界に逃げ込む
・同一視 - 英雄や憧れの人などに自分を同化する
・退行 - 幼児や赤ちゃんの頃に逆戻りする
・置き換え
∟ 代償 - 欲求不満を類似した何か別のもので満たす
∟ 昇華 - 反社会的な欲求を社会的に価値がある行動に替える
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