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村内 伸弘(むらうち のぶひろ)村内伸弘の彼女

熊野古道5: 中辺路ラストスパート(発心門王子~熊野本宮大社)

熊野古道・中辺路 発心門王子(ほっしんもんおうじ)


王子神社遺址


イチイガシ(ブナ科)


発心門王子を出発してしばらくすると里に出ました。今までずっと山の中だったのでホッとします。


全員、かかしですw


赤木越えではあまり花が咲いていなかったので同じくホッとします。里はいいです!!


古き良き日本

里~!古き良きニッポン!すばらしい景色。


河野翁彰徳碑
河野藏人翁旧新宮藩士也慶應年間歎我郷之荒廢請干藩主策開墾鑿池溝便拂郷之灌漑穿塹壕防野獸之狼藉又鋤磽确(石に角/確)拓桑圃百姓賴其利焉當其従事也誠意熱心殆忘寝食竟能成其志矣尓来五十年於此田園月拓戸口歳増以※(至に支/致)有今日者實翁之賜也乃郷民胥謀建碑記功表彰其徳於永遠云


"河野藏人"でも"河野蔵人"でも Googleで検索結果がでてこなかったので、たぶんこの碑文の紹介は僕が初めてだと思います。明治の前、1865年から1868年までの慶應時代に寝食を忘れ誠意を込めて熱心に郷(さと)のためにがんばった新宮藩士・河野藏人じいさんの徳を讃える内容です。いつの時代にも、どこの場所にも、こういう偉人はいるものです。郷の民衆がみんなで相談してこの碑を建てて、功を記した模様です。熊野古道を歩いた甲斐がありました。上皇や法皇の御幸(ごこう)の跡をたどるのもいいですが、この藏人じいさんのような義人と出会えたことが嬉しいです。



庚申さんに接近っ


庚申さん



こういうニッポンいいな~


陽が溢れます。ここは光り溢れる紀の国。


山中と違って里には花が咲いています。ステキだな~


水呑王子まで 0.9km


日没時間のお知らせ


熊野本宮大社まで: 2時間半


小広王子まで: 4時間半


しっかり計画を立て、明るい間に歩き終えましょう!
山の中は急に暗くなってきます。十分余裕をもって、決して無理をしないようにしましょう。


本日(平成27年10月7日)の日没時間


PM 5:40


まだ午後2時をちょっと過ぎただけなので安パイです。天気も快晴で雨の心配もなさそうです(^^)/


熊野古道は10世紀から19世紀にかけ京都から淀川を経由熊野三山まで約350kmを山岳信仰の巡礼者が往来した県内は紀伊路中辺路など250kmがある
古道は歩く事、事態が信仰になったと伝えられている


熊野古道発心門


八咫烏(ヤタガラス)くんがいました。


足三本!


バスが通りました。


山火事注意



バイオトイレ ご利用の方法
このトイレはバイオトイレです。バイオトイレは微生物の働きでし尿を分解する環境にやさしいトイレです。以下に使用方法と注意事項を掲載しております。ご利用前にご覧くださいませ。


環境保全型トイレ


世界に知られる文化遺産である熊野古道の環境を守り、この大自然を後世に引き継ぐことを目的として、阪急交通社はメンテナンスフリーの環境保全型トイレを設置しました。この環境保全型トイレは、木質チップ処理を採用し、自然にやさしいトイレとして注目されています。
寄贈: 阪急交通社


協力: 阪急阪神ホールディングス


防火用水

防火用水


水呑王子跡に到着~っ 伏拝王子まで 1.9km


水呑王子跡(みずのみおうじあと)


貴族・藤原宗忠(むねただ/1062~1141)の天仁二年(1109年)の参詣日記には「内水飲(うちみずのみ)王子」、「新王子」とある。この「内水飲」とは、二日前に宿泊した「水飲仮屋」に対して、発心門の内すなわち本宮寄りにあることを意味している。また、「新王子」とは文字通り新たに設けられた王子の意味であるが、これはほとんどの王子社が以前から祀(まつ)られていたことを証している。「水呑王子」と刻んだ石碑は、他の王子跡のものと同じく享保八年(1723年)に紀州藩が熊野御幸の史蹟顕彰のために建てたもので、紀北産の緑泥片岩製である。


和歌山県



水呑王子跡から伏拝王子へ向かいます。


蘇生の森 熊野古道


石積み


中辺路 番号道標「66」


「こんちわ~、お先に~」 おばさん二人を追い抜きます(^^)



山の中よりもやっぱり開けた「里」がいいですね~、気持ちいい眺めです!!


伏拝王子へ


ばん茶、あぶりあゆなどが道端で無人販売されていました。


田辺市住民バス時刻表

田辺市住民バス 究極のバス時刻表~ 乗り遅れたら最後っw


無農薬どくだみ 100円


無農薬ラッキョ 500円



紀州名物 梅干し

うめぼし!紀州名物~
スミマセン、僕の一番苦手な食べ物なんです。。。和歌山県の皆さん、ごめんなさい。。。
でも、これでたった 200円ですよ~!


地元富士「百前森」


NHK連続テレビ小説「ほんまもん」に何回も出てきました地元富士「百前森」の撮影ポイントです。


地元富士「百前森」

地元富士「百前森山(三里富士)」 標高 782.7m


うこん 「ん」の字が超達筆!!まさか現代の藤原行成がここに住んでいるのか??w


ところどころにある無人販売所



果無山脈(はてなしさんみゃく)
和田ノ森(1049m)、安堵山(1083m)、黒尾山(1235m)、冷水山(1270m)、石地力山(1140m)の連山を呼び東西に 18km連なり、稜線は奈良県境となっている。高野山と熊野本宮大社を結ぶ参詣道が残り今なお行きかう人々もある。又、山頂よりの紀伊連山の眺望はすばらしく、遠くは熊野灘沖が一望できる。ブナの原生林、シャクナゲ、どうだんつつじ等々の高山植物や野獣の宝庫でもある。
昭和61年9月30日町制施行30周年を記念して本宮町名勝八景に選定


本宮町


伏拝王子まで 0.1km


抜いたり、抜かれたりしていた外人カップル(フランス)さんが目の前にいます。さっき、お弁当を食べている時に僕が抜いたカップルですw


道の駅ほんぐう

日本最強の道の駅かもしれません。「道の駅ほんぐう」
立ち寄らずに通り過ぎます。



伏拝王子跡(ふしがみおうじあと)


京都を出発した熊野参詣の人々は、およそ260km、歩行12日前後でこのあたりにたどり着いた。そして、熊野三山巡拝の最初の目的地である本宮が、遥か彼方の熊野川の中州に鎮座する光景を目の辺りにして、感動のあまり「伏して拝んだ」という。また、この王子には、熊野本宮を目前にしてにわかに月の障り(さわり)となり、参拝を断念しようとした女流歌人・和泉式部を、熊野権現が快く受け容れたという伝説もある。境内には和泉式部の供養塔と、一定の距離を示すために13世紀に建てられた笠塔婆(かさとうば)がある。
和歌山県


「和泉式部を、熊野権現が快く受け容れた」伝説、熊野の神は男女差別をしませんでした。人権意識が高いwすばらしい神様なんです!



大斎原遠望!
大斎原(おおゆのはら/熊野本宮大社旧社地)が望めました。



温泉コーヒー 200円。飲みたかった~ 立て看板は八咫烏だと思うのですが、どう見てもチョコボールのような気が・・・(笑い)食え♪ 食え♪ 食え♪ チョコボール♪
先を急ぎます!


さあ、熊野本宮大社まで残り 3.3km!!
ゴールが見えてきました!!


熊野三山巡拝の最初の目的地である本宮が、遥か彼方の熊野川の中州に鎮座する光景を目の辺りにして、感動のあまり「伏して拝んだ」と言われる伏拝王子を出発します!!ファイト~♪♪


拝伏
歴史道熊野古道
伏拝王子遺跡
和泉式部供養塔
新紀州二十景
昭和五十四年選定




ここもエコトイレ。大丈夫です、写っているのは「う●ち」ではありませんよ~(笑)


熊野本宮大社 2.1km!!間もなくゴール!!力が漲ります!!!!


左 きみい寺 右 かうや
さっきの「ん」の字もそうですが、ひらがなは本当にやさしいですね。すばらしい道標(みちしるべ)だと思います。感動っ!! 僕、ひらがな大好きです!


九鬼ヶ口関所

九鬼ヶ口関所


ワンダフル!


菱山南帆子さんの国会議事堂前シュプレヒコール

ゴール目前ですが、あまりに静かで、人恋しくなってしまいました。i Phone 6の中にあった菱山南帆子さんの国会議事堂前シュプレヒコールを視聴(笑) 人間はやはり人と交わっていないとダメな社会的な動物だということを実感っ!人間は静か過ぎると寂しくなっちゃう動物みたいです。


「ちょっと寄り道」しないで熊野本宮大社へ急ぎます。


赤城越えも中辺路も花はほとんど咲いていません。それから動物もほとんど見かけません。トカゲを 2、3匹見かけましたが。。。


こういう名も知れぬ石仏が熊野古道を歩く醍醐味でもあります。



南無阿弥陀佛


熊野古道 中辺路(なかへち)


平安時代に都の人々によってはじめられた「熊野もうで」は、今日「熊野古道」と呼ばれる道を通って本宮、新宮、那智の「熊野三山」に参詣するものでした。途中には熊野神を祀る「九十九王子」があり、人々は奉幣や読経といった宗教行事のほか、厳しい山岳修行を重ねながら進みました。田辺から東進する道は、後世「中辺路」と呼ばれるようになりますが、滝尻王子から本宮の間は、歴史をものがたる名所旧跡が多いところです。
環境省・和歌山県


熊野本宮大社まで わずか 0.4km ⇒ 400メートル!!



写真右上の工事の誘導のおじさんが「あと少しですよ~」とか言ってくれました(笑)おじさん!誘導がんばってください!!


本宮大社 袚所王子 →



民家に貼られた熊野本宮大社の例大祭のポスター



祓殿王子跡(はらいどおうじあと)
前世と現世に心身に積もった穢れを祓(はら)い清め、日本第一の霊験(れいげん)をもって知られる熊野三所権現の神威にすがって、祈願し、生命力を蘇らせることを目的とする熊野参詣では、禊ぎ(みそぎ)や祓いが重視された。中でもこの王子での祓いは、熊野本宮参詣の前に行うもので、これまでの道中での祓いにも増して重要であった。天仁二年(1109年)に貴族・藤原宗忠(むねただ/1062~1141)は、水呑王子に参拝したのち野路をたどり、祓いを済ませてから本宮の宿所に入って、翌日の参拝に備えた。また、およそ百年後の建仁元年(1201年)に、和歌の講師として熊野御幸に供奉した貴族・藤原定家(1162~1241)は、この王子近くの地蔵堂で後鳥羽上皇の一行を待ち、本宮の神前に向かった。
和歌山県


「生命力を蘇らせる」ことを目的とする熊野参詣



カラス発見!!すわ!八咫烏発見か!?


うおーーっ、感動~!!でも足は二本のようです。三本足の八咫烏ではないようです(笑)



と、と、と、到着~~~!!一遍上人が熊野権現から神勅を受けた熊野本宮大社!!僕、村内伸弘、生まれて初めてやって来ました。



熊野古道ウォークコース 発心門王子~熊野本宮大社
本宮町内の発心門王子から熊野本宮大社のコースは、約7kmのゆるやかな下りでコースも広く、歩きやすい人気コースです。本宮大社前から路線バスで発心門王子へ行けるのでアクセスもよく、休憩所なども整備され、石畳の残る古道や棚田や茶畑が美しい集落の中の道など、雰囲気も良いコースです。歩行距離:6.9km 歩行時間:約2.5時間 所要時間:約3.5時間
(熊野本宮観光協会より引用)


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