西九州キリシタンの旅 小崎登明 聖母文庫を読んで

＜長崎＞キリシタンの十字架を発掘した聖母の騎士修道院 「愛の殉教・聖コルベ師、身代わりの愛」より

聖母文庫 SEIBO NO KISHI / 聖母の騎士社

聖人とはまさに幸福な人のことである。
以前購入してなかなか読めなかったこの本をめくって、しばらくぶりにコルベ神父と再開しました！コルベ神父は長崎に滞在していたことがあり、その後、第二次世界大戦中、ナチスドイツのアウシュビッツ強制収容所で餓死刑に指名された男性の身代わりになり、心静かに死を引き受けて亡くなっていった聖人です。

「私はカトリックの司祭です。司祭ですから家族がありません。この人には家族があります。私が身代わりになります。」
"身代わりの愛"というブログ記事を僕は 6年前に書いています。あまりにも劇的で、あまりにもありえないことで当時強いショックを受けたことを思い出します。

今回、コルベ神父の新たな言葉に触れました。

「神様は総てをご覧になっており、この世の出来事は神様のご意志なくして起こり得ません。神様はどこにでもおられ、大きな愛をもって総てを考えて下さいます。」

「自分は他人の奉仕に生きる者である。」

大きな愛の元で他人の奉仕に生きる。アウシュビッツ収容所の中で与えられるわずかな食べ物をほとんど他の囚人たちに譲り、自分の生存はまったく省みなかったというコルベ神父。僕はこういう生き方ができるのだろうか？いや、生き方じゃない！死に方ができるのだろうか？いやいや生き方でも死に方でもない。こういう魂になれるんだろうか！！

なれやしない。
絶対になれやしない。。。
間違いなくなれやしない、、、、、

コルベ神父の魂は偉大であり、このポーランド生まれの司祭の精神は崇高であり、神聖であり、そして不朽である。

そう思います。

日本の歴史、世界の歴史には、時々こういう人間が現れます。
自分はなれない、こういう魂を持った聖人がこの星にはふと現れます。

ぜひ読んでみてください！！
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僕が書いた"最も幸福な人"コルベ神父のブログ記事

長崎・聖母の騎士の聖コルベ像 「コルベ神父は美しい魂を神に返した。」

長崎・聖コルベ記念館（聖者コルベ師資料室）で "愛の殉教者"コルベ神父の生き様と死に様を知る

「身代わりの愛」 大浦聖コルベ館でコルベ神父の「愛」を知る

コルベ神父について - 長崎・聖母の騎士社 聖コルベ館館長 小崎登明館長

16670はアウシュビッツの聖者 コルベ神父の囚人番号。カトリック赤羽教会に入堂しました♪♪

西九州キリシタンの旅 小崎登明 聖母文庫

小崎登明（おざき とうめい） 本名＝田川幸一

ここ数年、愛する長崎にまったく行けてない（泣）
ああ、五島、大村、平戸、島原、そして天草
行きたいな～

（おまけ）

ムラウチドットコム本社 応接室内のスリーマハーボダイジュ
お釈迦様はこの樹の下で悟りました

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