神田古書店街で令和6年 僕の夏の一冊に出会いました♪♪
神保町古書店で買った昭和34年/1959年11月発行の岩波新書 高木宏夫著「日本の新興宗教 大衆思想運動の歴史と論理」
日本の新興宗教 大衆思想運動の歴史と論理 高木宏夫著 岩波新書
駿河台下交差点角「三茶書房」 東京都千代田区神田神保町1-1
令和6年(2024年)7月25日 村内伸弘撮影
おー!日本の新興宗教だって~!!
令和6年。今年の夏の一冊は何になるのかな~と思っていました
神田古書店街(神田スポーツ用品街)をふらふら歩いていて、この本が待ち構えていたかのように僕の前に姿を現しました!!
店先のワゴンに隠れてました。すっごくキレイな状態でした。1959年、昭和34年の初版本なのに。
去年は八王子駅前のくまざわ書店で土門拳の「寺と仏像手帳」という本と出会って、夏以降鑑仏三昧になっちゃったんですが、今年はこの本「日本の新興宗教」と出会いました!夏以降、僕は一体どうなっちゃうんでしょうか(笑)
暑い日でしたけど、ワゴンの前でパラパラパラパラ、この本のページをめくって中身を確認しました。60年以上も前の本とは言え、新興宗教や人間という生き物を学ぶための最高の教材だと直感しました!宗教社会学者である高木宏夫さんの分析や洞察、キレッキレでした!当時の新興宗教と呼ばれていた教団や教祖の実態が詳細に解説されていました!新興宗教って大衆運動だったんですね!市井の民衆の心を一つに結集させる組織運動だったんです!!
ネットで調べたら、60年経った今も、岩波書店のネットショップで「在庫あり」になってます。60年も絶版にならなかったのは、まさに名著の証拠だと思います(^^)
岩波新書
日本の新興宗教 大衆思想運動の歴史と論理
高木 宏夫 著
新興宗教は、宗教の中の特異なもの、低俗な偽宗教という考え方が一般である。しかしいかなる宗教もそれが発生したときは新興宗教と呼びうる。もっぱら教理の批判に集中していた従来の科学的研究とは違い、日本の主な大衆思想運動の中に新興宗教を位置づけ検討する。
岩波書店公式サイトより引用
この夏はこの本をじっくり読み込みます。くわしいレビューを本格的なブログ記事にして、後日公開します。皆さん、お楽しみに~☆
SANCHA SHOBO 三茶書房さんのブックカバー
やっぱり紙の本はいいね!
(おまけ)
駿河台下交差点のゼビオの壁に大谷翔平いた~!!
▼公式サイト
BOOKTOWNじんぼう
世界一の本の街「神田神保町」のオフィシャルサイト
▼去年令和5年 僕の夏の一冊
"撮影の亡者"土門拳「寺と仏像手帳」で生涯の一仏に出会う。中宮寺菩薩像50円切手と出会う。
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