樹齢1000年 佐用町の大イチョウ/公孫樹と美作江見駅の集改札ボックス
姫新線寄り道の旅。Great Ginkgoは兵庫県佐用町の JR佐用駅から約600m♪♪ 出雲街道近く。美作江見駅の集改札ボックスも鉄ちゃん必見~ん!
佐用の大イチョウ(兵庫県佐用町)
大撫山から望む佐用の大銀杏
佐用町の野村呉服店(右書)
佐用町の街並み 出雲街道
姫新線(きしんせん)の前面展望
JR美作江見駅(みまさかえみ)
美作江見駅
美作江見駅の集改札ボックス
令和5年(2023年) 2月1日 村内伸弘撮影
佐用の大イチョウ
町の象徴ともいえる大イチョウは、赤松氏が全盛のころ、ここにあった如意輪山満願寺の境内に茂っていたイチョウが大木となったもので、千年の間、佐用の歴史を見つめています。また、自生地の北限といわれる桑野の八幡神社のコヤスノキの叢林(そうりん)、中山のスダシイの古木、大船の八幡神社のケヤキの大木なども県文化財に指定されています。
イチョウは、平成22年10月1日に佐用町の町木に制定されました。
佐用町ホームページより引用
佐用の大イチョウ
樹齢1000年、樹高28mの町の守り木。
町の象徴であり守り木。黄葉の時期には県内外から多くの人が観光に訪れる。県の指定天然記念物。
佐用町観光協会ホームページより引用
進んでは停まりを繰り返すローカル線・姫新線(きしんせん)の立ち寄り旅。僕は佐用駅(さよう)で下りて、大イチョウを見物することにしました。樹齢1000年の大イチョウをどうぞご覧ください。
姫新線の車窓
雪景色が旅情あふれます
姫新線(列車)のご利用方法
この列車は上月駅行きですが、美作江見駅(みまさかえみ)に向かうにはどっちで下りても同じなので、大イチョウがある佐用駅で下りることにします
雪の中に浮かび上がる線路がうつくしい
佐用駅
佐用駅は智頭急行(ちづきゅうこう)という鳥取に向かう列車に接続している駅でした。
この智頭急行にも乗ってみたいな~
佐用駅の駅舎
佐用町の風景(駅前の案内板)
左上に佐用の大イチョウの説明がありました
佐用の大イチョウ
町木イチョウの象徴ともいえる佐用の大イチョウは、樹齢千年と言われる巨木で、秋には黄色の葉に身を包み美しく雄大な姿が楽しめる。佐用駅から約600m
佐用町観光案内板(駅前の案内板)
乗り換えの列車が来るまでなんと 1時間近くも時間があります(笑)
大イチョウは駅から 600mということですし、立ち寄り散歩にはもってこいです。
さっそく佐用町散策スタート~☆
佐用町の街並み
焼き鳥屋さんの看板で大イチョウは「Great Ginkgo」と紹介されてました
「best time to see: Nov」← 見ごろは 11月って意味ですね(^^)
今は 2月、当然黄色い葉っぱは見られません、、、
佐用には SNS映えスポットだってありますよー 笑
水道出たので営業中!だって~
「野村呉服店」と右書きされた古い建物を発見!
大店(おおだな)です!
店服呉村野(野村呉服店)
戸が閉まっていますがまだ営業しているのでしょうか?もし営業していたら嬉しいです。
先日の大雪の雪がまだ残っています
常徳寺
どことなくいびつな感じが素晴らしい!!
ローカルな街歩きはこういう風景や建物に出会えるところが醍醐味です!
出雲街道
高層ビルが林立する風景とか近未来のような建築物だけがニッポンじゃないんです!こういう古い街道の風景こそがニッポンなんです!!!!
あっという間に佐用の大イチョウに着きました
佐用の大イチョウ(兵庫県佐用町)
大きいです!樹形も見事です!
樹齢1000年なので、この巨木はこの場所で 1000年もの間、佐用の人々の暮らしを見守ってきたのです。ただただ素晴らしいの一言です。
11月、この大木が黄金色に染まる姿を想像すると興奮します!
天然記念物公孫樹(兵庫県)と書かれています
公孫樹(こうそんじゅ)はイチョウの別名なんですよ
大撫山から望む佐用の大銀杏
民謡いちょうばやし
佐用の大イチョウ
昭和48年3月9日 兵庫県指定天然記念物
所在地 佐用郡佐用町佐用字上ノ山
根回り 9.4メートル
樹高 28メートル
雄株
江戸時代中期に記された地誌「播磨鑑」によると当地には如意輪山万願寺があり、赤松氏の寺であったと聞き伝えている。当時すでに、寺の面影は失われ残された観音様を祀る小社となっていたが、そばには太さ 2丈(6メートル)ばかりの大銀杏があるとして知られていた。
また、万願寺は嘉吉の変(1441年)で兵火にかかり堂寺は焼失し、その境内のイチョウが残ったともいわれる。
近世には佐用領主松井松平氏の陣屋が置かれ、出雲藩の本陣があり、近代には郡役所や県の出先機関が置かれるなど、佐用の中心的な位置を占めている。
イチョウは、長い歴史を経て今日まで根を力強く張り、幹は太り枝を茂らせ、幾多の風雪や落雷に耐えてきた。世は移り人は変わっても、イチョウは年毎に重厚さをまし、佐用町の栄枯盛衰を眺め続けている。
佐用町観光協会
大イチョウに接近しています!
エネルギッシュでパワフルです!!
幹や枝が密集して活力がみなぎっています
うわーっ!すっごい密集度!!
イメージしてください!想像してみてください!
この木が真っ黄色に染まる姿を!!
大イチョウの幹(樹皮)
1000年の歴史を刻んできたこのイチョウの存在感に僕は圧倒されました
ネット見ると、真っ黄色の写真ばかりだと思うので、葉っぱが落ちている時の佐用の大イチョウを見ることができるあなたはラッキーですよ 笑
佐用のイチョウ。次は真っイエローな時にやっぱり来たいですw
佐用駅に戻ります
ひょうしん(兵庫信用金庫)の看板
佐用町商工会女性部のポスター
まだ時間があるので、すこし遠回りしてみました
佐用川
赤い郵便ポストが現役みたいです
佐用ファン。あなたは佐用町が好きですか?
佐用駅に戻りました
あさぎりと星の都 佐用
今度は津山行きの姫新線に乗り込みます
超鈍行~
姫路からすごい時間がかかってます 笑
でもこの車窓ですから、やっぱし列車の旅はたのしいです(^^)
とうとう目的地の美作江見駅(みまさかえみ)に到着します
姫新線の運転士さん
美作江見駅に入ります
ここは美作(みまさか)。岡山県に入っています!
JR美作江見駅
10時11分に姫路を出発
13時46分に美作江見に着きました
3時間半のローカル線の旅、エンジョイしちゃいました~☆
でも 3時間半と言えば、新幹線の「のぞみ」なら新横浜から広島まで行っちゃってます。スピードどんだけ違うんだかw
でもでも、ローカル線の旅の方が楽しいです!
日本が世界に誇る新幹線の旅よりも!!
美作江見駅は線路も、ホームも、雪に覆われていました
素朴な駅舎が泣きたくなるほどうれしいです!!
二度と来ない駅になると思うので、着いた瞬間から名残惜しいです(^^)
姫新線の線路
これを駅だと思う人が一体どのくらいいるのか?(謎)&(笑)
どうしても駅には見えないwww
大好きです!僕はこういう情景が!!
金属やコンクリよりも、やっぱり木ですよ、木!!木造がいちばんです♪♪
木造駅舎最高です♪♪
駅員さんでしょうか?近所の人でしょうか?駅のホームで植物を育てている人がみたいです♪♪
やったー!!すごいすごい!!
美作江見駅の集改札ボックス
集改札ボックス(しゅうかいさつぼっくす)は自動改札機がない時代に、駅員さんがこの中に立って、切符や定期券などの乗車券を確認したり、受け取ったりしていた場所です。
コレ見つけただけで、大満足です!!
たぶん頑丈にホームにくっついているんだと思います。外さないでそのまま放置プレイなんだと思いますw
目を閉じて、このボックスの中に駅員さんがいて、この地域の人々がここを通過していく様(さま)を思うと、郷愁の彼方へ旅している自分に気づきます!!
すばらしい駅舎ですよ、美作江見駅は!!
誰もいません
タクシーを呼ぼうと思って、近くのタクシー屋さんに電話したら、なぜかこの駅員室の電話がなりました(笑)ビビってすぐに切っちゃいましたwww
この戸、古そう
比較的新しい部分と古い部分が混在している駅舎がたのしいです
このイスは一体何年前のイスなんだろう?
タクシーが来るまで、このイスに僕は座っていました
絶対に駅とは思えない。特に東京に住んでる人はこの写真が駅の写真だとは絶対に思わなーい
駅の部屋の中でも植物たちが育てられていました。植物を愛するやさしい心がいいですね~
駅舎内のポスター
おみ足、光ってます(^^)/
JR美作江見駅の駅舎
風情あり過ぎるぅー
1月下旬の大雪の雪が残っているのもグッド過ぎぃー
古く美しい日本がここ美作に残っていました!!
美作江見駅。
調べてませんけど、青春18きっぷのポスターに間違いなく登場していると思います
登場してないワケがなーい。ハッハッハ(笑)
▼今回の岡山旅行
姫新線(きしんせん) JR西日本のローカル線に乗って播磨美作の旅
樹齢1000年 佐用町の大イチョウ/公孫樹と美作江見駅の集改札ボックス
奈義町菩提寺にたどり着けず、中鉄北部バスに乗って美作路線バスの旅 → 津山市内へ
津山線のオレンジ色が夕陽に映える!青春18きっぷの誕生寺駅で映える!
誕生寺 法然上人御誕生の地にご参拝。念佛橋も渡る。岡山県久米郡久米南町
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