高橋竹山津軽三味線のすべて＆決定版津軽じょんから節 - 祖父の遺品カセットテープ

2021/05/27 19:00

津軽三味線の名人・初代高橋竹山の 50年前の画期的なカセットテープ！情念を感じる洋画家・斎藤真一さんの絵も抜群にイイ♪ スバラシイ♪♪

情念を感じる斎藤真一さんの絵

決定版津軽じょんから節　高橋竹山

僕の祖父の命日です。今日5月27日は。

昨年10月3日に祖母が亡くなり、それ以来山のように残っていた祖父愛聴のカセットテープを聴き続けているんです。供養でもあり、遺品整理でもあり、聴いては捨て、聴いては捨てを何回繰り返してきたことか　笑

そしてちょうど命日の今日は（この1週間ぐらいは）、この津軽三味線のカセットを聴いています♪♪

カセットテープってバカにできないですよ。聴き終えたところからボタン 1プッシュですぐに再生できる利便性は最高です。はっはっはｗ
毎晩、寝る前にお風呂の中にラジカセを持ち込んで聴いてます。
昭和人間丸出しwww

津軽三味線ってとにかく曲や演奏に情念がこもっていて、何というか魂がスゴく浄化されるような感覚になれるんです。頭の中がビンビンしびれてきます。

三味線は南北に尽きますね。津軽三味線と沖縄の三線（さんしん）です。ホントどっちも素晴らしい音色です。

（左）津軽三味線のすべて　（右）決定版津軽じょんから節高橋竹山

津軽三味線のすべて

津軽三味線ってこんな形なんですよ

Victorのカセットテープです

津軽三味線の名人・高橋竹山は 1～8です

1984年（昭和59年） MADE IN JAPANって書いてあるので、37年前のカセットテープのようです

高橋竹山 1～8　藤田淳一 9～11

高橋祐次郎 1～7　沢田勝秋 8～11

津軽三味線の素晴らしさについて完璧に語りきった文章がライナーノーツにあったので、ぜひご覧ください。そして、ぜひあなたも津軽三味線を心静かに聴いてみてください。お風呂の中が絶対おすすめです♪♪

決定版津軽三味線のすべて VCK-2255
津軽三味線の魅力について、今さらくどくどと述べる必要はあるまい。本州北辺の津軽という独特な風土に育ったこの地域芸術は、先人の血を吐くような修練と工夫によって芸幅を拡げ、津軽の聴衆という厳しい批評家によってみがきをかけられ、今日、日本の伝統芸として立派に市民権を得、その貪欲な創造性は、伝統は守りながらも新しい波を吸収して常に独特な節をつくり出し、現代に生きる伝統芸術として最も多くの魅力をそなえて、人々に深い感銘を与えていると言えよう。

高橋竹山に始まった津軽三味線ブームは、「三味線は叩くもの」という名言を残して世を去った初代の木田林松栄を世に送り出し、今なお多くの演奏家を輩出している。

このアルバムは、その数多い演奏家の中にあって、常に光彩を放ち続ける四人の奏者を一堂に集めた画期的なカセットである。
「決定版津軽三味線のすべて」ライナーノーツより引用