島原名物 ラッキーチェリー豆本店(藤田チェリー豆総本店)訪問記
ラッキーチェリー豆は長崎人が大好きなそら豆のシンプルな揚げ菓子です。版画家 小崎侃(かん)の木版画も見られました!
島原ラッキーチェリー豆
ラッキーチェリー豆 木版画家 小崎侃(かん)
令和2年(2020年) 6月29日 村内伸弘撮影
「あら~ 昔といっちょん変わらんでいつ食べてもうまかばい!!」と言われる島原ラッキーチェリー豆。
島原温泉に向けてドライブをしていたら、その総本店(藤田チェリー豆総本店)を見つけました。
すぐにブレーキを踏んで、急停車。
吸い込まれるように、お店の中に入りました。=入らざるを得ませんでした 笑
なぜならば、僕の友だちにこのラッキーチェリー豆が大好物のヤツがいるからです!そいつに「ラッキーチェリー豆の総本店に行ってきたぞ!」「総本店でお土産買ってきたぞ」って自慢したいからです。
元祖豆貞 藤田チェリー豆総本店 本社(長崎県島原市新湊 2丁目1708-1)
店舗の横にある駐車場に車を駐めました。
駐車場の様子
駐車場に駐まっていた営業車のイラストがめちゃくちゃカッコ良かったです
左が普賢岳、中央が眉山、右が島原城でしょうか?手前は白土湖かな?それとも湧水??
創業大正三年(1914年)。ムラウチドットコムの前身の会社である村内醤油店の創業が大正元年(1912年)なので、ほぼ同時期の創業です。親近感を覚えます。藤田チェリー豆総本店さんは大正時代のベンチャー企業ってことですね!!
さあ、お店の中に入ってみましょう♪♪
すごい高級感ある包みの豆パッケージがありました。
これはラッキーチェリー豆と黒糖豆のセットみたいです。この 5本入りを買いました。
元祖豆貞 藤田チェリー豆総本店 | 島原銘菓ラッキーチェリー豆
チェリー豆の由来とお菓子として
先代貞行が、大正3年(1914年)佐賀県鹿島市で原料のそら豆を油で揚げた菓子を考えました。 今で言うフライビンズのようなものを「いかり豆」、砂糖をまぶしたものを「サンライス豆」と呼んだのがはじまりです。大正10年、鹿島中学の英語の先生がやってきて、「鹿島の旭が丘は桜の名所だから、チェリー豆としたらどうか」と言われた事から、チェリー豆として誕生しました。島原~口之津、長洲~大牟田通いの汽船の「お茶菓子」に採用され、大正14年4月に本拠を島原市に移しました。島原の特産品として、長年にわたり愛されつづけ、今では島原のみならず長崎県の特産品としても有名になると同時に、うに豆・のり豆・黒糖豆・カレー豆と種類も増え今も「お茶菓子」として皆様にご愛顧頂いております。こだわりの銘菓をご堪能下さい。
店主敬白
せっかくですので店員さんにお願いして、店内の様子も撮影させて頂きました。
会長と社長と社長の息子さんだそうです。親子 3代で人生をラッキーチェリー豆に捧げるというのは素晴らしいですね!!日本には天職に人生を捧げるこういう事業家たちが全国津々浦々にたくさんいるんです。日本人はスゴいと思います!!
この絵もすごい迫力の絵です!!
版画家 小崎侃(かん)さんの島原半島をテーマにした木版画の作品です。ちなみに左上の「ラッキーチェリー豆」という文字は彫刻家 北村西望の字を版画化したものです。
昔のお店
長崎県銘菓 元祖ラッキーチェリー豆総本店
日産ダットサンがかっこいい~
(参考)ムラウチドットコムの前身の会社
島原名産 チェリー豆 藤田屋商店
昭和30年代頃まで使用したそら豆の皮と実を分別する機械
楯や昔の缶カラが並べてありました。
出来上がった製品を入れ、手作業で袋詰めしていた道具
うつくしいデザインの缶カラ
島原市藤田チェリー豆本舗
第13回全国菓子博覧会金賞受領 雲仙国立公園 島原名物 チェリー豆
雲仙天草国立公園 島原名物 九州銘菓 ラッキーチェリー豆
(中央左)キリシタン大名 黄金の十字架
(左下)天草五橋と天草四郎時貞
この缶には島原の乱の一揆軍総大将・天草四郎も登場しています!!
中央: 島原城
左上: 長崎おくんち 竜(じゃ)おどり
左下: 天草五橋と天草四郎時貞
右上: 島原の子守歌
右下: 雲仙のつつじ
僕が買ったチェリー豆セットのお土産袋
卒八寿 西望
「卒八寿」ですから北村西望の 98歳の時の文字
6月30日、長崎空港で撮影したラッキーチェリー豆の袋
島原で、そして長崎で、菓豆一筋に生きる人々の物語。すばらしかったです!!
ラッキーチェリー豆が大好きな友だち、さぞかし喜ぶだろうな~☆
▼公式サイト
元祖豆貞 藤田チェリー豆総本店 | 島原銘菓ラッキーチェリー豆
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