運命、運命、運命、運命。フルトヴェングラー盤 「運命」 ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン
WILHELM FURWANGLER(1886-1954)& LUDWIG VAN BEETHOVEN(1770-1827)
フルトヴェングラー盤 「運命(ベートーヴェン)」
昨日の夜、なぜか無性にベートーヴェンの「運命」が聴きたくなりました。
運命、運命、運命、運命。
コロナ騒動でざわめく世相の中で、僕は自然にフルトヴェングラー盤の 「運命」を聴きました。いつものようにお風呂の中で聴きました。
運命を聴きました。
WILHELM FURWANGLER BEETHOVEN Symphonie No.5
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン 交響曲 第5番 ハ短調 作品67「運命」
1947年5月27日 東ドイツ・ベルリン
曲目ノート
交響曲 第5番 ハ短調 作品67「運命」
1808年、ベートーヴェンが 38歳の年の完成であり、同年12月22日にウィーンで、第6交響曲「田園」と一緒に初演されている。ベートーヴェンのどの交響曲にもまして、理想主義的な情熱の激しさを、古典派交響曲形式の枠内で表現の可能性を追求しつつ強靱無類の迫力で緊張させ、凝縮させて、随処に新しい試みをもりこみながら、最後に圧倒的なクライマックスで感動を爆発させた、ベートーヴェンならではの代表作である。
ライナーノーツより引用
作曲したベートーヴェンも、指揮したフルトヴェングラーもすごいけど、この小林利之さんの文章もすばらしいです!!
最終楽章へのブリッジ・パッセージで張りつめた興奮が一挙に壮大な勝利の行進に解放される瞬間の偉大な迫力。さらに、コーダに向けてひた走るエネルギッシュな高潮。裂帛(れっぱく)の気合いをこめて打ちおろされる和音。オーケストラも精魂こめたフルトヴェングラーの指揮と一体となって燃えに燃え、全員が我を忘れてベートーヴェンの音楽に没入しきった、最も劇的なひとときの記録。
運命を聴いた翌朝の写真
禅寺丸柿の新葉
百日紅(さるすべり)の新葉
"八王子市の市の花" ヤマユリの新芽
PS
今から 15年前の 2005年7月19日にも同じような記事を書いていました
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