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村内 伸弘(むらうち のぶひろ)村内伸弘の彼女

長崎孔子廟&中国歴代博物館 日本唯一華僑が建てた中国様式の孔子廟、ここは中国!

孔子は釈迦・ソクラテス・キリストと並ぶ世界四聖(しせい)の一人!孔子廟は中国人によって海外=日本の長崎に建てられた孔子を祀る廟堂です

孔子廟大成殿の孔子座像


長崎孔子廟


孔子廟 大成殿


孔子廟 儀門
平成30年(2018年) 11月16日 村内伸弘撮影




動画制作: 村内伸弘(ムラウチドットコム)




雑貨&カフェ「ママン」で牛すじカレーを食べ終わったので、すぐ近くの孔子廟に向かいます。写真はたばこ屋さん(中央)と下ってきたオランダ坂(右)。


たばこ屋さんの脇のレンガがすばらしいです!!
このレンガはもう一つのオランダ坂に面しているということです。


斜めってるのがいいですっ!


なんだよなんだよ!長崎のこの無造作な景観美は!!


孔子廟・中国歴代博物館の入口までこのレンガは繋がっているようです


長崎教会


レンガの反対側に長崎教会がありました


景観重要建造物  日本基督教団 長崎教会


溝は V字型の「三角溝」になっています。このレンガは向こうまで続いていて、孔子廟になるはずです。


えっ?ここ日本ですよね?


えっ?ここ中国なんですか??


もう中国情緒が溢れています!



でも道の反対側には日本情緒も溢れます(笑)

レンガの反対側にめっちゃ昭和チックでレトロな銭湯がありました


日栄湯



このあたりで写真を撮っていたら、地元のおじさんに声を掛けられました。定番の「どこから来た?」から始まって、いろいろ話せました。息子さんが東京にいるそうです。僕が「東京に来てください」って言ったら、「スピードがあって、ゴミゴミしているところにはもう行きたくないけん」とのことでした。


確かに気持ちはわかります(^^)
長崎の方が断然落ち着きますよね~


中国様式の孔子廟、いよいよ入口が近づいてきました



長崎孔子廟

入口(入退場門)の前の道に出ました


泮宮門(はんきゅうもん)


雨に濡れてレンガがより赤い感じでス・テ・キ!


一番奥が入口の學門(がくもん/入退場門)



長崎孔子廟 合格祈願祭
学問の神様 孔子尊像に合格を祈願しましょう!


団体様のお帰り。観光バスが孔子廟を過ぎ去っていきます。


雨に濡れた孔子廟のレンガの壁



孔子廟 中國歴代博物館

長崎孔子廟 - 悠久の歴史を歩く。

長崎孔子廟は、明治26年(1893年)に清朝政府と在日華僑が協力して建てたもので、日本で唯一の本格的な中国様式の孔子廟です。中国山東省の曲阜にある総本山なみに、伝統美あふれた儀門や大成殿をはじめ廟宇の随所に中国の歴史と文化、伝統芸術の粋がちりばめられています。


大成殿奥の博物館は、昭和58年(1983年)に、中日両国の相互理解と文化交流を目的に新設されたもので、中国国内の博物館が提供する中国国宝級文物を常設展示しておします。


"中日両国"って書いてありますから、そもそもこのパンフレットの説明文も中国人が書いています!もはや、ここは日本ではなく中国なのです!!


居留地界隈 長崎さるくモデルコース


孔子廟・中国歴代博物館

明治26年(1893年)に創建、同時に大清国長崎時中学堂も併設されました。日本唯一の華僑が建てた孔子廟であり、現在の建物は昭和42年(1967年)から一般公開されました。昭和57年(1982年)からは中国政府等の協力により、瑠璃瓦、72賢人像などを中国から取り寄せ完工中国歴代博物館は、中国国外で唯一北京の故宮博物院の美術工芸品が展示されています。



フランスホテル


華の長崎!


入口の學門(がくもん)に入る前に壁面に孔子様の紹介がありました。


儒学の祖、学問の神。


【孔子/こうし】

BC.551~ BC.479

中国、春秋時代の学者・思想家

儒学の祖です。

仁・義・礼・智・信の五常を教えました。東洋道徳の規範となった「論語」は孔子の言葉を弟子が集めたものです。釈迦・ソクラテス・キリストとならび、世界四聖(しせい)の一人です


学問の神!!


釈迦・ソクラテス・キリストと並ぶ世界四聖(しせい)の一人

世界四聖(しせい)


孔子様のご尊顔



學門(がくもん/入退出門)


長崎孔子廟・中国歴代博物館  見どころご案内


地位を表す屋根瓦の色


孔子は皇帝と同等に扱われたので、黄色の瑠璃瓦の使用が許されたと書いてあります!


長崎孔子廟 中国歴代博物館 入館券


仁・義・礼・智・信


朋、遠方より来る、また楽しからずや。って論語だったんですね~♪♪



中国華南と華北の建築様式が合体した見事な廟宇


黄色の瑠璃瓦がメチャクチャかっこいいです!!



白い橋が碧水橋(へきすいきょう)
写真右の門が櫺星門(れい星門/れいせいもん)


孔子廟の正門「儀門(ぎもん)」


中央の門戸は神聖で神様と皇帝以外の通行が禁じられているそうです。だから、いつも閉ざされているんだそうです。


それにしても瑠璃瓦の黄色が素晴らしすぎませんか!?
すさまじい色合いです!!


この黄色を見ただけでも大満足ですよ、僕はっ!


「儀門(ぎもん)」という扁額が架かっています


櫺星門(れいせいもん)


雨に濡れた石畳の感じが趣あります


燎爐(りょうろ)


中国~ どうみてもここはニッポンじゃありませんね!





こじ開けて侵入したくなるレンガの門、赤い扉が最高です!!



木造の神殿・大成殿(たいせいでん)が見えました!


やっぱり、中国~~
ここは本当に日本なのか??


前庭


いやー!中国人(華僑)が作ったとはいえ、ホントどう見ても中国(笑)


ここが日本とは到底思えない!!
長崎孔子廟はとことん中国しています!すばらしいです!!


3人組の女の子たちと像の大きさを較べてみてください。この 72賢人の石像は等身大だそうです。



ちょっとこのイスで一休みしました。


宥坐之器(ゆうざのき)


欲張ったらダメで、ほどよく水を入れないと器はひっくり返ってしまうそうです。


「この宥座の器は、人生におけるすべてのことにおいて、無理をすることや満ち足りることを戒め、中庸の徳、謙譲の徳の大切なことを教えています。」だそうです。


中庸と謙譲かぁ。確かに大切ですよね!孔子様、早速ありがとうございました♪♪




「論語」がありました!

論語(ろんご)

孔子の言行や弟子たちとの問答を、孔子没後 50年〜100年かけて編集したもので儒学という学問の基になったものです。全20編、約500章からなり、総字数は 16018文字。本廟では全文を台湾省花蓮産の大理石に彫り、両廡の壁に掲示しています。


子曰く(しいわく)、懐かしいですね!高校の古文(倫理?)でやりましたよね!


論語の大理石


西の回廊(西廡/両廡)


壁面にずっと論語が続いています。



東の回廊(東廡/両廡)


書写コーナーもありました。
いつの日にか論語の書写(写経?)でもしたいな~


孔子廟では孔子八徳を書けとお勧めしていました。


孔子八徳

人として守るべき八つの行い


孝(こう) 父や母の言うことをよくきいて心配かけずに孝行すること。

悌(てい) 兄弟仲良く皆で助け合うこと。

忠(ちゅう) 正しいまっすぐの心、自分にもうそのない真心を持つこと。

信(しん) 人に対してうそのない真心を持つこと。

禮(れい) 礼儀ただしくすること。

義(ぎ) 正しい行いをして悪いことをしないこと。

廉(れん) よくばって物を欲しがることをせず、きれいな心でいること。

恥(ち) 恥ずかしい行いをせず正しく進むこと。



等身大の 72賢人石像


すべて北京美術工場で彫刻され、中国から取り寄せているそうです!
やっぱり正真正銘、ここは中国やん!!


いくら賢人とはいえ、これだけズラリと並べるのは日本の感覚じゃないですよね。こういったところでも異国を意識しちゃいます。


中央: 杓を持つ翁仲(おうちゅう) と 右: 角端(かくたん/一角獣)


大成殿から見た儀門(ぎもん)


大成殿(たいせいでん)


明治26年(1983年)建立以来百余年の風雪と原爆の衝撃に耐え、古式を今に伝える貴重な文化財とのことです。


麒(雄)


麟(雌)


想像上の瑞獣 麒麟は「仁の心の厚い動物」



孔子座像にお参りする修学旅行生



もちろん、僕もお参りします


真横から見た孔子座像


孔子さま、ものすごいオーラが出ています!!


孔子座像(こうしざぞう)

孔子は紀元前551年、中国の春秋時代に魯国の曲阜に生まれた思想家で、72歳で没しました。没後、弟子たちによりその教えが「論語」としてまとめられ、儒学の基となりました。学問の神様として崇められ、今日では受験生たちの参拝も絶えません。また、釈迦、ソクラテス、キリストとともに世界の四大聖人として讃えられていますが、最も早く生まれたのが孔子です。孔子の時代は「諸子百家」と呼ばれる多くの学者や論客が輩出され古代思想が花ひらいた時代ですが、孔子はその先駆者として活躍し、今日まで影響を及ぼしています。大成殿に祀られた孔子座像は曲阜で御霊入れされたもので、高さ 2m、座像としては国内最大の大きさです。



座像として国内最大の大きさ!圧倒的な存在感と佇まいです!


学者とは書物を読破した人、思想家、天才とは人類の蒙(もう)をひらき、その前進を促す者で、世界という書物を直接読破した人のことである。

ショウペンハウエル

孔子さまは "世界という書物"を直接読破したということなんでしょうね~



中国・本廟の孔子像(山東省曲阜孔子廟)


釈奠(せきてん)
当孔子廟で毎年 9月第三土曜日の午後二時 開催しております祭祀のワンカットです


大成殿の中から見えた黄色い屋根が美しかったです!


お線香(1本100円)を買ってお祈りします。
もちろん、学問の神様ですから「東大合格」をお願いしました 笑


祈願ローソク


真っ直ぐに伸びる美しいローソクの灯り


お線香に火をつけます


龍のろうそく


孔子座像をバックに美しく灯るローソクの火


五行おみくじ(聖籤)にもチャレンジ


木木水で大吉~!!  


やったー!名利共に得られる!孔子様、コレ信じますよ~(笑)


金運絶好調って書いてあるけど、絶不調なんですが(爆笑)
縁談、よく品定めすることだって!大事だよね "品定め"~(笑)
事業、幸運な巡り合わせで必ず成功するでしょうだって~!よっしゃ~!!


事業(商売)    幸運な巡り合わせで必ず成功するでしょう。

事業/商売 - 幸運な巡り合わせで必ず成功するでしょう。





中国歴代博物館(孔子廟の真裏)

北京故宮博物館及び国立中国歴史博物館提供の国宝級の文化財が展示されています。


孔子廟大成殿から中国歴代博物館(2階入館口)への石橋


中国の衣装が試着できるコーナー


御道石(みどうせき)




日本にありながら、ここまで日本のことに触れない博物館も珍しいです。さすが中華思想の国・中国です!やはり中国という国が偉大な国であるということと、日本がその中国に絶大な影響を受け続けてきたことがある意味理解できました 笑



日本地図を眺めればすぐにわかるんですが、長崎って日本で一番西にあるんですよね。中国大陸が海を隔ててすぐそこなんです。


長崎からの上海航路にはかつて隣町に行くかのように、カバンも持たない長崎人が乗船したそうです。長崎と中国はかくも近い関係なのです!!



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長崎孔子廟&中国歴代博物館 日本唯一華僑が建てた中国様式の孔子廟、ここは中国!


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