鎌倉権五郎?歌舞伎十八番の演目「暫(しばらく)」の中のポーズを決める古い五月人形「武者人形」
彼は江戸歌舞伎のスーパースター 鎌倉権五郎景政なのか?
5月人形「武者人形」の凛々しい顔
平成28年(2016年) 12月28日 村内伸弘撮影
坂田金時(金太郎)でしょうか?子供義経(牛若丸)でしょうか?
子供大将って言うんでしょうか?
倉庫の奥深く、数十年間眠っていたこの人形の力強さには驚かされました。昨日も書きましたが、まるで生きているようです!
この武者人形(武将人形)はたぶん、僕のおじさんの端午の節句の五月人形だと思います。子供の健やかな成長を願う親の気持ちはいつの時代もうつくしいですね!このおじさんもそろそろおじいさんの年齢に差しかかっていますが 笑
この人形のモデルが気になって、人形の久月さんに聞いたのですが
歌舞伎十八番の演目「暫(しばらく)」の中のポーズですが、モデルとなる人物は、特に誰をモデルにした、ということはないそうで、一般的に好印象を与える顔にしたのではないか。
とのことでした。
特売バスクリンの箱から出てきたのです、この人形は!
扉を開けると決めのポーズをしてました 笑
歌舞伎十八番の演目「暫(しばらく)」の中での大見得を切るポーズのようです。
決意を胸に秘めた凛々しい表情です!
でも、このモデルは一体誰なんだろう!?
もし人形に詳しい方がいたら教えてください。
金太郎?牛若丸?
それとも若武者といったような漠然とした架空の人物!?
左手の太刀がカッコイイです。
烏帽子姿がイカしてます!戦国武将のような立派な兜(かぶと)はかぶっていません。
たぶん、あたまの上に載ってる被り物は侍烏帽子(さむらいえぼし)という折烏帽子(おりえぼし)で文字通り「侍(さむらい)/武士」が戦いではなく日常にかぶるものだと思っていいと思います。
※武家烏帽子ともいうようです。
横から見たところ
後から見たところ
上から見たところ
破魔矢 羽子板 五月人形 雛人形 黒沼鰹節店
八王子の黒沼鰹節店さんで買っているみたいです。
黒沼鰹節店さんは今も八王子市内の放射線通りの所に店があって、なんと慶長年間(1596年~1615年)創業の老舗だそうです!昔、ダンナさんと一緒に海外視察に行ったことがあります。
ハイ! 3人でポーズ~☆
男の子はやっぱり力強い!!
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