極楽浄土へ! 浄土宗の教え + 浄土真宗の教え

浄土宗の教え + 浄土真宗の教え

浄土宗の仏事 + 浄土真宗本願寺派の仏事 + 真宗大谷派の仏事
お仏壇の日本堂のパンフレット



先日、時間が空いた時に仏壇屋さんに入ってみました。五来重さんの「日本人の死生観」にも仏壇の重要性が力説されていたので、店内の仏壇を一通り眺めてみました。


夫や息子に先立たれた女性が、小さな仏壇一つを心の支えに生きてきた庶民の歴史も長いのである。仏壇の果した社会的宗教的役割は実に大きい。


精神精神といっても、それを表現する物がなければ、現実化しない。日本人にとって、これを表現する物として、仏壇ほど適当なものはない。


仏壇は選択の多様性のために、多くの型式がデザインされることがのぞましい。そしてその中から自分の信仰と美意識に合致したものが最高なのである。


五来重「日本人の死生観



そして、仏壇見学を終えた後、お店を出ようとしたら「浄土宗の仏事」「浄土真宗本願寺派の仏事」「真宗大谷派の仏事」というような無料パンフレットが置いてあったのでもらってきました。"2分でわかる仏事の知識"と銘打たれているだけあって、A4コピー用紙両面にコンパクトにまとめてあって、それぞれの宗派の教えがとてもよく理解できました。


仏教(特に空海と浄土門)を学ぶということを今年のテーマにしていますので、"浄土門の教え"が特に参考になりました。シンプルな説明ですが、本質を見事に捉えていて、すばらしい解説だと思います。ぜひ、皆さんもお読みくださ~い。
※浄土門 … ご本尊・阿弥陀如来(阿弥陀仏)の誓願を信じ、念仏して、浄土に往生することに悟りを得ようとする他力の教え


浄土宗の教え - 宗祖 法然上人

阿弥陀如来が西方十万億土のかなたにつくられた、浄らかな極楽浄土に往生することを説く教えです。極楽浄土に往生し、そこで阿弥陀如来の説法を聞いて仏になるのです。


極楽浄土に往生するためには阿弥陀如来の救いを信じて「南無阿弥陀仏」と唱えることが大切だと、法然上人は教えています。阿弥陀如来の救いを信じ、南無阿弥陀仏を唱えていると、心も体も清らかになり、人生を心豊かに生きぬき、死後浄土に生まれて仏さまになることができるのです。


浄土に生まれれば、いつまでも浄土に居られるのですが、仏さまとしてこの世に帰ってきて、まだ救われない人々を救うこともできるというのが、浄土宗の教えです。


浄土真宗(真宗)の教え - 宗祖 親鸞聖人

仏さまになるには、修行によって煩悩を断ち切り、善根を積むことが必要である、とされてきました。しかし、今の私達にとって、それを毎日続けてゆくのは非常に難しいことなのではないでしょうか。


そこで、阿弥陀如来は私達のような者を救おうと誓い、浄土を建立したのです。この、阿弥陀如来の建立した浄土に生まれる道を説くのが浄土真宗(真宗)の教えです。阿弥陀如来は私達のような者こそを、救いの対象にしているのだと説いているのです。


また、浄土真宗(真宗)では、「阿弥陀如来に帰依すると決めた時点で、誰でも仏になることが約束される」としています。ですから、阿弥陀如来に帰依した後の念仏は仏になるために唱えるのではなく、仏になれた感謝の表現として唱えるものなのです。自分の修行などによって極楽浄土へ往生しようとする「自力念仏」ではなく、阿弥陀如来を信じ感謝の心とともに唱える「他力念仏」が浄土真宗の念仏なのです。


(お仏壇の日本堂 パンフレットより引用)



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